いただきます


◻︎ポリネシアンxxxxをする5スレ
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4日目https://writening.net/page?VnFsY8

まだ薄暗い時間に一度起きて、次に起きた時には窓の外は明るくなっていた。
隣はもぬけのからだったので、ベッドの下に落ちていたブラジャーを拾って、エランは大欠伸をしながら寝室を出る。廊下を通り、途中で寄ったバスルームの洗濯かごに持っていたものを入れる。リビングの扉を開ければ、思った通りキッチンに立つかわいい寝癖頭が見えた。そっと手元を覗き込む。うさぎ形のりんごが並ぶ皿に、ゆで卵とトマトが乗っている。手はせっせとコッペパンにジャムを塗りつけていた。
刃物は持っていない、よし。
「……!?うおひゃあっ」
「りんご、可愛いね」
「お、おはっ、よう、ございま……ひいぃっ」
言いながら腹に回した手でエプロンの裾を捲り、寝巻きの薄いシャツの中に滑らせる。丸く柔らかい感触が、いつもと違って阻むものなく手に収まる。思ったとおり下着はつけていなかった。
いい反応におもしろくなって、赤くなった耳を少し齧れば、コッペパンがスレッタの手の中で形をひしゃげた。
「ぁ、朝ごはん、食べてからぁっ」
「ごめんごめん。おはよ、スレッタ」
覗き込んだ青い目があまりにも熱っぽく潤んでエランを見上げたから。今すぐ昨日までの一切を投げ捨てここで滅茶苦茶にしたいと思いつつも、エランは大人しく朝食の支度を手伝う。そしてスレッタと二人でりんごとトマトとゆで卵と、へんな形にひしゃげたコッペパンを食べた。

朝食の片付けもそこそこに歯磨きを済ませ、部屋へと戻る。カーテンの隙間を僅かにして薄暗くすれば、まだ朝というのにどことなく閉鎖的でいかがわしい空間が出来上がった。
無言で服を脱がせれば、スレッタも何も言わずにエランの服に手をかける。部屋着の上を腕から抜き、下を脱がしにかかる。スレッタが尻を向けた時、僅かに立った水音に思わずエランはそこに目をやった。揺れる尻の間でつつましく閉じた割れ目から涙のように一筋溢れていて、目視でもしっとり潤んでいるのが分かった。
「…もう、おっきく、」
長いことお預けを食らって限界を訴えるそこに熱い視線を感じながら、もういいだろうと後ろから抱き竦めてキスをする。
「あ、んっ、ふぅ…」
もつれるように二人してシーツに寝転んで、肌を探り合う。気を抜けば性急になる手をなんとか抑えて、昨日までと同じ手つきで。
「あはは、すごい、おしりまでびちゃびちゃ」
「やぁ…いわないでください…」
肩を撫で、胸を可愛がり、腹を辿って掴んだ尻は垂れた愛液でべっしょりと濡れていた。音が立つ様に揉めばスレッタの目がどんどん潤んで、目尻が赤く染まっていく。
「いつから?キッチンでりんごをうさぎにしながら、いやらしい事ばっかり考えてたんだ」
「そ、んな…」
「えっちだなぁ」
恥いるように眉を寄せて目を伏せるのが、心底かわいかった。ので、指を太ももに差し込んで、割れ目の間でちょこんと主張した突起に触れてみる。
「やっ、あ、あっ♡」
酔っ払った猫のようなふにゃふにゃした声。嫌がる様子はなく、ただ久しぶりにエランから与えられる甘い感覚に素直に浸っているようだった。
「ねぇ、僕のも触って」
手を取って硬く張り詰めた陰茎を握らせる。しっとりした熱い手がゆっくりと握力を加えて摩りだすのを確認して、キスを繰り返しながらエランもスレッタの突起を可愛がった。
キスをしつつも目を閉じることはせず、じっくりとスレッタの顔を眺める。やっぱりこの子は、キスをしている時は一際かわいい顔をする。エランのことしか頭にない、エランに夢中のかわいい顔。
まつ毛が震えて、ふと目が合う。エランは薄く笑うと、忍ばせた指で割れ目を擽ってやった。
「あっ!あ、あ、もっ、やぁ…これ…」
突然スレッタがむずがるように声を上げて、エランの首元に顔をぐりぐりとし出す。握った陰茎を、押し付けるようにして自分の腹に当てていた。エランの目が熱を帯びる。
「…欲しい?」
片脚をそっと持ち上げる。まだ慣らしていない、しかし恐らく入るだろうそこに亀頭を擦り付ければ粘着質なひどくいやらしい音がした。
「あ……ほし…、ぁ、あっ!入っ……んうぅ〜〜〜〜っ♡」
言い切るのを待たずにぬちぬちと音を立てて、エランは分け入るように陰茎を奥まで突き立てた。熱い。狭い。柔らかい。気持ちいい。待ちにまたされ、焦れにじれた久しぶりに味わう肉の快楽。たまらずエランは熱く息を吐いた。
「あっ♡あ、はいっ、ぁ、奥…っ」
びくつく片脚を自分の腰に掛けるようにして支え、さっきから悶えてばかりのスレッタを抱き枕のようにして抱きしめる。中は細かく痙攣を繰り返していて、焦れすぎた今なら動かなくても射精しそうな程であった。
しかしまだ動いてはいけない。なにせ、ここから三十分は待たないといけないのだから。
「あー…すごい、きっつ…」
「んぅっ、んんっ♡あっ♡」
「ねえ、力抜いて」
「やぁっ、む、ぃ♡」
スレッタの腰がくねくねと動く度に陰茎の根元が僅かにみえて、すぐまた膣内へと収まる。大袈裟に跳ね続ける身体を抱きしめて、エランは笑った。
「っもう、こら、だめだって」
「ひ、っ♡あっ、ん〜っ」
自分でも止めたいのに、動けば追随して理性を砕く快感のせいで止められない。男の性器を咥え込んでいる事を除けば、ぐずった赤ちゃんのようだ。
「あっ♡こわ、こわいっ♡も、やぁ、おねが…っ」
出来心で乳首を抓れば膣内が一際閉まる。エランはスレッタの唇を塞ぐと吸い付くような圧に逆らわず、溜めに溜めた精液を中に放った。
「……は、あっ、はぁっ、んん…♡」
「は…、ん"っ………」
とても、すごく、この上なく気持ちいい。出した後だというのに興奮が冷めるどころか増していく。
離せば助けを求めるように喘ぐ唇に、エランは再び吸い付いて舌を絡める。いつもは閉じられている目は、ぼうっと惚けたようにエランを見つめ返していた。
「…きもちいいね」
エランは正直なところ我慢がきく性格ではない。好きなものは最初に食べたいし、やりたい事は縛られる事なく好きなタイミングで好きなようにやりたい。
しかしこのセックスは、なるほど悪くない。たまにやる分には。
「、…も、おしまい、ですか…♡」
きゅん、と音がして、上やら下やらがぎゅうっとなった。
「…」
エランは頭に血が昇るのを感じ、惚けたままのスレッタの身体をうつ伏せにひっくり返した。
まだ三十分どころか十分もたっていない。しかしスレッタはこの様子だし、エランも充分がんばったのだ。誰も怒りはしないだろう。
エランは天使のように微笑む。これまで律儀に守られてきたルールが破られた瞬間だった。
「あ、あっ、もれちゃ…っ♡」
もごもごと何か言っているのを意の外に放って、丸い尻を掴んで開く。すっかり汚れた割れ目からぼとぼとと精液が落ちるのを見て、ひくつく穴に指を二本突っ込んだ。
「あっ!ひっ♡あ"っ♡あぁっ♡だめぇっ」
腹の方を刮ぐように激しく擦る。どんどん白い体液が溢れてシーツをべとべとにしていくのも気にせず、エランはスレッタを追い詰めていく。
「あはは、嘘つき♡ほら。逃げない、のっ」
逃げるように揺れる尻をひとつ叩けば、かわいい声が上がって大人しくなった。
「ん"〜っ♡あ、あっ!や、っだめ、いきま、いきましゅ♡イッ……、……ぁ、あぁっ、なんでぇっ♡」
寸前で引き抜いた指に涙声が上がる。
「欲しい?」
割れ目にぬるぬると擦り付ける。うんうんと頷くのに満足して、エランは再び貫いた。
「あっ、あ、んっ♡ぁ、きもち、♡すき、すきぃ…っ♡」
朝の薄暗い寝室には肌を打つ音と、荒い息づかいと、性器が擦れるいやらしい音が響く。時計の針はまだ天辺にも届いていない。
今日はあと何回できるだろう。打ち付けながらものぼせた頭でエランは考える。スレッタも自分もあまり燃費が良い方ではないから昼はどこかで挟むとして。確かスレッタが冷蔵庫に今朝のうさぎの余りを入れていたから、ベッドで摘みながらすれば昼食は事足りるだろう。途中で映画を見ながらするのもいいかもしれない。スレッタの好きなシリーズの作品が先日配信サイトに追加されたのだとか。風呂は一緒に入るとして、夕飯は適当な出前で済ませて…。この五日間、我慢に我慢を重ねてスレッタのお願いを聞いてあげたのだ。そんなお利口な恋人にはご褒美のひとつくらいあってもいいだろう。
とにかく、気の済むまでかわいい恋人を可愛がりたい。エランはその一心だった。
「あ"っ、んっ♡ひ、ふぉっ!?ひゃあっ!♡あ"ぁあ〜っ♡」
腰を一度止め腹に手を回して抱き起こすと、スレッタを上に乗せて寝転がる。何とか手をついて自重で奥まで入った物に堪えているのをうっとりと見つつ、持ち上げるように尻を左右に広げた。精液と愛液。二つが混ざり合ったものがスレッタの褐色の肌と、エランの白い肌を繋いで切れた。何故かそれが少し寂しくて、持ち上げた尻を下へと強く引き寄せる。
甘い甘い、一際かわいい声が上がった。
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