ビジャレアルの主要選手まとめ (ワッチョイ f716-Ea0s [60.109.185.101])

作成日時: 2020-08-09 16:22:09
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ビジャレアルの主力選手まとめ(1) FW編

■ジェラール・モレノ FW/RW/RM 28歳 180cm

ビジャレアルのカンテラ育ちのストライカー。地元でリーガデビューしたが2013年にマジョルカにレンタル、2015年にはエスパニョールに完全移籍。
エスパニョールで本格化して2017/18シーズンには16Gを記録、2018年に古巣ビジャレアルに復帰。
2018/19シーズンこそ8Gだったが20219/20は完全に覚醒、得点ランキング3位となる18G2Aの数字を残しリーガベストイレブンにも選ばれた。
2019年にはスペイン代表に選ばれており、3試合で3得点をあげて注目選手となっている。

身長は180cmと大きくないがポジショニングとテクニックを兼ね備えた、軽快でスキルフルな万能ストライカー。
やや遅れてゴール前に飛び込んでくるタイミングに定評があり、巧妙にフリーになる。またシュート時の冷静さも十分。
右サイドでプレーすることもでき、試合数こそ少ないもののレーティングはトップ起用時に劣らないほど高い。


■パコ・アルカセル FW/LW 26歳 175cm

ビジャレアルに近いバレンシア出身のフォワード。ヘタフェで下積みレンタルを経験後、バレンシアに戻り2016/17には13Gを記録。
2016年バルセロナに移籍、サブとして2年間在籍し37試合10Gの記録を残した。2018/19にはドルトムントに移りブンデス得点ランク2位となる18Gをマークした。
2019/20にスペインに戻りビジャレアルへ。出場試合数は少なかったが17試合9G2Aとなかなかの結果を出している。

周囲との連携で点を取るクレバーなストライカー。スペースへの嗅覚やスペースを作る動きに優れ、流動的な動きで相手を撹乱するのが得意。
不思議なぐらいいいところにいて点を取るタイプ。またミドルシュートも精度が高くFKも良質。先発はもちろん、ジョーカーとして後半投入しても力が発揮できる。
中盤に顔を出して組み立てに参加することもあるが、ミッドフィルダーがやれるようなパスセンスや視野があるわけではないのであくまで前線の選手ということのようである。


■カルロス・バッカ FW 33歳 181cm

コロンビア出身。バス運転手として働きながらサッカー選手を目指したという苦労人。
2012年にベルギーリーグに移籍しヨーロッパデビュー。たちまち頭角を現し翌年にはセビージャに引き抜かれ、2年後にはACミランに移籍、2015/16シーズンにはセリエ得点ランク3位の18Gをあげた。2017年レンタルでビジャレアルへ。17/18シーズンは15Gと活躍したが、18/19シーズンは33試合6G、今季は先発7試合で2Gと陰りを見せはじめている。

瞬間的なスピードと崩れた体勢からでも精度のあるシュートが打てる技術が売り。はたして衰えてしまったのか復活はあるのか。



ビジャレアルの主力選手まとめ(2) 攻撃的MF編

■サムエル・チュクウェゼ RW/RM/LM/CAM 21歳 172cm

ナイジェリア出身、十代半ばからナイジェリアユースで活躍していた。2017年にビジャレアルのカンテラに移り、とんとん拍子に出世して、いまや若くしてトップチームのレギュラーに定着している。かなり順調なサッカー人生を送ってきたヤングエリート。

ロッベンが憧れだと公言する左利きのドリブラー。身体能力に恵まれスピードと強靭な体幹を生かしてバリバリ突破する。なかでも右サイドからのカットインシュートは得意中の得意。しかし得意技がはっきりしているだけにプレイが単調になる弱点もあり、2019/20シーズンは3G2Aとやや苦戦し、先発落ちする試合も多かった。
右だけでなく左サイドもできるとされているが、19/20は先発1試合だけ。またトップ下でセカンドストライカー的使われ方をした試合もある。若いだけにいろいろな可能性が眠っている選手といえるだろう。
それだけに新体制での起用法に注目が集まるが、若き逸材として移籍市場で人気があり、とくにイングランドのチームが食指を伸ばしているので急な移籍もありうる。


■モイ・ゴメス CM/LM/CAM 26歳 174cm

スペインのアリカンテCFでデビューしたが2010年にはビジャレアルのカンテラに移籍。カンテラで修行を積んだあとヘタフェにレンタルされ、スポルティング・ヒホンに移籍、ウェスカにレンタルされてからビジャレアルに戻ってきた。
彼が頭角をあらわしたといえるのは2018/19のウェスカ時代で、2G7Aの結果を残しチームは降格したが力を認められ古巣に引き上げられる形となった。2019/20シーズンも5G4Aと悪くないプレイを見せている。

モイの最大の特徴はポリバレント性で、二列目であればどこでもできるし、IH的な起用にも応えられる。パス能力とキープ力に優れ、どこでやってもだいたい同じような結果を出せるが、逆にいうとどこをやっても目を瞠るような活躍は少ない。チームに必ず欲しいタイプではあるが、不動のレギュラーになるには物足りないという評価を覆せるか。


■ハビエル・オンティベロス LW/LM 22歳 175cm

2008年にベティスのカンテラに入団、やがてマラガに移るとそこでトップデビューするも、以降はレンタルに出されセグンダでずっと修行してきた。2018年にはバリャトリードの一部昇格に貢献し、2019年ビジャレアルに移籍してきた。

FKが得意で遠目からのシュート力に恵まれた期待の若手。ドリブルもかなりうまい。19/20はおもに途中出場だったが、全て左サイドでの起用で2G1Aを記録した。今季もサブとして起用されつつ成長を見守られることになるだろう。



ビジャレアルの主力選手まとめ(3) 守備的MF編

■ビセンテ・イボーラ CM/DM 32歳 190cm

デビューはレバンテで、2007/08シーズンにトップデビューすると、二部降格など辛酸をなめるチームの中で着実に地位をあげていく。2010/11に一部復帰し、翌シーズンにリーガ6位という大躍進を見せたときにはキャプテンとして大黒柱的存在となっていた。
その後セビージャに移籍、エメリのもとでEL連覇の中心選手として活躍する。2017年にはイギリスに渡りレスターでプレイ、2019年にビジャレアルに来た。19/20シーズンはおもにディフェンシブな中盤として33試合に先発し1G2Aしている。スペイン代表とは縁がないが、かなりのキャリアを持つベテランである。

まず非常に長身で空中戦に強い。また、大柄なわりに足元のテクニックに優れボールキープ力が高いのが特徴。豊富な経験を生かして的確にボールを狩りパスを配るが、セビージャ時代に見せていたような突進力や得点力は影をひそめている。昔はともかく、いまは基本的に2列目では機能しないと思ったほうがいいだろう。


■アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ CM/DM 24歳 184cm

しなやかな体躯を持つカメルーン出身のMF。フランスのランスのユースで育ち、マルセイユに移りトップデビューを果たした。2018年にイングランドのフラムFCと5年契約、2019年夏に買取OPつきのレンタルでビジャレアルにやって来て28試合で先発とスタメンに定着した。

2020年初夏からの5chのビジャレアルスレは、アンギサ絶対買い取れの声で満ちていた。それほど2019/20に印象的な活躍をした選手といえる。実際レーティングは7.0を超えており、パス成功率も87.8%とかなりの高水準。年齢を考えても、買取りに成功すれば何年もアンカーを任せられる逸材である。ただし移籍金が2500万ユーロは必要とされており、来季もいてくれるかどうかは予断を許さない。


■マヌ・トリゲロス CM/DM 28歳 178cm

最初に入団したのはレアル・ムルシアの下部組織だったが、ビジャレアルのカンテラに移ってからはレンタルに出ることもなくビジャレアル一筋でプレーしてきたMF。2012年にトップ昇格するとそのままトップチームに定着。16/17シーズンには3000分出場し5Gの結果を残すなど主力になりかけた時期もあったが、ここ2年は1500分程度と出場機会が減っている。

イボーラやアンギサと比べるとセントラルミッドフィルダーの色が強い選手といえる。パスがうまく頑張れる選手ではあるが中盤の底を任せるにはやや守備力が物足りない。新体制でうまい使われ方をされれば力を出すだろう。


■(候補選手)ダニエル・パレホ 31歳 180cm (現バレンシア)

レアルマドリードのカンテラ出身で、伝説の名選手ディ・ステファノから「うちの最高傑作」と呼ばれた逸材。しかし結局レアルには定着できず、2009年にヘタフェに移籍。2011年にバレンシアに移るとようやく潜在能力を発揮し、チームの絶対的司令塔になっていった。2014年にはキャプテンとなり、同年リーガベストイレブンに初選出と、着々と地位を築いてきた。
しかしバレンシアはシンガポールの富豪ピーター・リムの買収から少しずつ歯車が狂い始め、内紛の噂が漏れてくるなど不穏な状況となっており、バレンシアの絶対的な顔となっていくのではないかと思われたパレホにもビジャレアル移籍の噂が飛び交っている。

スペインの司令塔的CMFの伝統を引き継ぐ1人といえる。足元が巧みでキープ力に長け、視野がひろくロングパスが的確、細かいパスワークでもセンスを見せる頼りになるゲームメーカーである。性格面などでいろいろ言われているが技術と経験とリーダーシップは間違いなく卓越している。
若い頃は頼りないといわれていた守備力もじょじょに向上している。が、本質的には中盤の底ではなくもう少し前でプレーする選手である。


■(候補選手)フランシス・コクラン 29歳 178cm (現バレンシア)

フランス出身、地元の下部組織で修行したのち、2008年にイングランドのアーセナルに入団。11/12シーズンにトップデビューを果たし、フライブルグ、チャールトンへのレンタルを経たのち、14/15シーズンにアーセナルに戻ると22試合出場とようやく本格的な出場機会を得はじめた。以降2年間レギュラークラスとして活躍するものの、17/18シーズンに入るとベンチが多くなりバレンシアへの移籍を決意。バレンシアでもリーガの先発は20試合ちょっとでカップ戦への出場が多い。

いわゆる汗かき役、あるいは猟犬。中盤を献身的に走り回り、スペースを埋め、攻守のつなぎをする縁の下の力持ちである。機を見てガツガツ相手にチャージしてボールを狩り、他の選手に渡してまた走るのが彼のプレイ。
19/20のビジャレアルではそれに近い役目をアンギサが背負っていたが、アンギサがフラムに帰還したならばコクランがその穴を埋める候補となる。もちろん移籍してきたなら、の話であるが。



ビジャレアルの主力選手まとめ(4) サイドバック編

■マリオ・ガスパール RB/LB 29歳 178cm

ビジャレアル一筋の右ききサイドバック。2009年にトップデビュー、2010/11シーズンあたりから当時のRBアンヘル・ロペスの控えとしてトップに定着。じょじょに出場機会を増やし13/14シーズンからはスタメンに定着した。19/20シーズンはやや故障がちで出場時間を減らしたが、先発で出ればほぼフル出場してチームを支えた。

動画などでは「スーパーマリオ」と呼ばれることも。SBとしてはすらっとした大柄な選手で、シュート力があり遠目から大胆なシュートを決めることもある。守備も堅実で、在籍期間の長さからいっても体調が万全なら右サイドバックの最有力になるだろう。ただ、少しファウルが多めなのが欠点である。


■ルベン・ペニャ RB/LB/RM 29歳 170cm

スペインの小さなチームを転々としてきた叩き上げのサイドバック。頭角をあらわしたのは15/16シーズン、当時所属していたレガネスをリーガに昇格させるのに大きな役割を果たした。その後エイバルに移り乾貴士とポジションを争いながら活躍。2019年にビジャレアルに移籍、19/20シーズンは出場1906分とガスパールと右サイドを分け合う形で2G2Aの数字を残した。

ドリブル、守備、クロスと一通りなんでもできる堅実なサイドバック。左でもプレイできるが本職は右である。


■アルベルト・モレノ LB 28歳 171cm

セビージャユース育ちの左利きサイドバック。はやくから注目される存在で、2013年21歳でトップデビュー。翌年にははやくも3000分近く出て3Gを上げ、2014年にリバプールに移籍した。移籍してしばらくはリバプールでも多くの機会を得て活躍したが、15/16シーズンのUEFA決勝で古巣セビージャと戦ったときのふがいないプレーで批判を浴び、翌年からジェームス・ミルナーにポジションを奪われ出場機会を減らしていくことになる。半分飼い殺されながら2019年にリバプールとの契約を完了したモレノは新天地をビジャレアルに求めたが、残念ながらすぐ故障で離脱。しかし復帰すると1500分近く出てチームを支えた。

実績的にはサイドバック陣の中でも一番の選手ながら、怪我が多く不安定だという評価がどうしてもつきまとう。しか守備力はキンティージャよりだいぶ上で、攻撃性能も高いのでコンディションが万全なら左サイドは安心して任せられるだろう。


■シャビ・キンティージャ LB 23歳 179cm

もとはバルセロナのカンテラにいた若手有望株。13歳でバルサ下部組織に入団、順調にクラスを上げバルサBまで来たが出場機会が減ったためビジャレアルBに移ってきた。2018年にトップデビュー。19/20は故障したアルベルト・モレノの代役を見事につとめ、1500分以上の出場時間を得ている。

左利きで今季の出場は全て左サイドバックである。ゴールこそなかったが2アシストを記録している。テクニックとパス能力に優れボールが持てる攻撃的サイドバックだが、若さゆえか守備面ではやや物足りなさが残る。今後の成長に期待したい。



ビジャレアルの主力選手まとめ(5) センターバック編

■ラウール・アルビオル 34歳 190cm

スペインを代表するセンターバックの1人。育ったのはバレンシアの下部組織ながら頭角をあらわしたのはレンタルで行ったヘタフェで、そこで恩師キケ・フローレス監督と出会うことになる。2005年、フローレスがバレンシアに移ると一緒に行き、すぐにレギュラーに定着して注目の若手ディフェンダーとなっていった。
2009年にはレアル・マドリードに移籍。09/10シーズンはぺぺの故障もあり主力センターバックとして活躍したが、2011年にセルヒオ・ラモスがCBコンバートされたあたりから出場機会が減少していった。そこで2013年にはナポリに移籍。ナポリでは6年間プレー、DF陣のリーダーとして高い評価を受けた。
2019年夏にビジャレアル移籍。パウ・トーレスと強力なコンビを組み、36試合に先発して守備組織を支え続けた。そのプレーぶりが評価され、久々にスペイン代表にも復帰している。

でかくて固くて強い古典的なセンターバック。現代CBに求められるような足元のテクニックやスピードはないが、フィジカルの接触をいとわずガツガツ守る姿勢には安心感が漂う。なによりカソルラがいなくなったチームでは年齢的にも経験的にも精神的大黒柱となるだろう。「よくやらかす」と長年言われてきたが、やらかさないCBなどいないので彼が特別うっかり者というわけではない。


■パウ・トーレス 23歳 192cm

ビジャレアルの若き至宝といえばこの選手。地元ヴィラ=レアルの生まれでビジャレアルのカンテラ育ちという純粋なご当地選手。2017年の冬にはやくもトップデビュー。しかしその後あまり出場機会がなく、2018年にはセルタにレンタル。そこで活躍しおおいに格を上げて故郷に戻ってきた。19/20シーズンは完全にレギュラーに定着、10月にはリーガ初得点もあげている。また去年はフル代表にも呼ばれユーロ予選でゴールを決めている。

ビジャレアルサポによる歴代ベストイレブン投票で、カソルラやリケルメと並んでメンバー入りしたあたりからも、彼への期待と人気の高さが伺える。古き良きプレースタイルの相方と違って、足元がありパスもうまくスピードもあるという、非常に現代的な万能ディフェンダー。そしてなにより空中戦に圧倒的に強い。バルセロナやマンUといったメガクラブから勧誘がたえない大人気選手だが、地元で生まれ育った生え抜きの中の生え抜きなのでよほどのことがないと移籍はないだろう。当面は不動のセンターバックになるのではないだろうか。


■ラミロ・フネス・モリ 29歳 187cm

アルゼンチン出身。リーベルプレートなどで活躍していたが、2015年にヨーロッパ進出。イングランドのエバートンで2年プレーし、2018年にビジャレアルに移ってきた。18/19シーズンはレギュラーCBとして多くの出場機会を得たが、アルビオル移籍とともにベンチに回った。19/20は5試合の先発に終わり、レーティングも6.26と厳しいものだった。

貴重なセンターバックの控え要員で、アルビオルとトーレスが怪我したり出場停止になったりするとまず彼が出てくる。逆に彼以外にCBのバックアップがいないことがビジャレアルの抱える問題のひとつである。



ビジャレアルの主力選手まとめ(6) ゴールキーパー編

■セルヒオ・アセンホ 31歳 189cm

何度となく大怪我から復活してきた不屈のGK。生まれはバレンシアで、バリャトリードの下部組織で育った。2007年、18歳のときにバリャトリードのトップチームのGKの不調から急遽トップデビュー。素晴らしいセーブを見せ、そのままレギュラーとしてプレイを続けてシンデレラボーイとして注目を浴びた。しかし翌年にはその後何度も繰り返す膝の故障が発生し出場機会が激減。その後、名門アトレティコに移るも両膝の不調に悩まされ続け、第2GK第3GKとして不遇の日々を長く送り続けることになる。2013年、ビジャレアルに移ってからようやく第1GKの座を掴み、相変わらず故障に悩みながらも、15/16シーズンをのぞけば2000時間以上出てゴールマウスを守り続けている。

十字靭帯を何度も断裂している傷だらけの体ながら、魂のこもったプレーぶりと近距離シュートにたいする反応のよさで信頼を集めている。発言がかっこいいことでも知られ、18/19シーズンに降格に近づいたときには、戦う気持ちが足りないとインタビューでチームを鼓舞する発言をしさすがは不屈の男だとサポーターの称賛を集めた。


■アンドレス・フェルナンデス 33歳 185cm

マジョルカのカンテラ出身。はじめてリーガで活躍したのは2010年のウェスカ時代で、2011年にはレギュラーGKとしてチームの7位躍進に貢献した。2014年にポルトガルのポルトに移るも第2GKに甘んじることになり、2015年にはグラナダへ。2016年にはビジャレアルにレンタルで行くことになり、翌年に買い取られて完全移籍した。

キャリアの多くを控えで過ごしてきたGKだが、アセンホはつねに故障のリスクがあるので出場機会は今季もそれなりにあると思われる。