「あげるよ。何でも」
突如現れた謎のアルターエゴ。シャルルマーニュから切り離された『溺愛』の感情から勝手に作られた違法霊基を持つハイ・サーヴァント 『シャルルフォース』の一体。
白と薄い青を基調とした……正直、容姿言動共にシャルルマーニュの色違い。ジュワユースも主に水属性が主力になっているためか、青く光っている。
「よーっし! カルデアでも頑張るぞー!」
……しかし、それだけが彼の全てではないという事は、念頭に置いていた方が良い。
身長・体重: 176cm / 69kg
出典: シャルルマーニュ伝説
地域: フランス
属性: 秩序・善 副属性:地 性別: 男性
オリジナルのシャルルマーニュと全く同じ容姿と言動をしている。
「何でオリジナルそのままなのかって? ……あー、確かに俺はアルターエゴだけど、もしシャルロと会える!ってなった時に変に怖がらせたくなくてさ……」
好きなもの:カッコ良いもの
嫌いなもの:カッコ良くないもの
天敵: シャルルレッド
シャルルブラックに有利。
真名: シャルルペイル#
ステータス
筋力: B
耐久: A+
敏捷: A+
魔力: A
幸運: A
宝具: A++
クラス別スキル#
対魔力:A
気配遮断:EX
単独行動:A+
陣地作成:EX
ハイ・サーヴァント:A
オケアノス(ギリシャ神話)、ペイルライダー(黙示録の四騎士)、ハデス(ギリシャ神話)の要素を持つ。
保有スキル#
疫病転化:EX
とあるアルターエゴ(メルトリリス)のイデスを参考に、進化・変成したスキル。元となったスキルは、吸収・変化(または完全流体)・諜報。これにより、対象の情報を抜き取ったり吸収及び弱体化させたりできる。このスキルの恐ろしい点は「疫病転化は常時発動スキルであり攻撃ではない=感染しても潜伏期間があり、結果後の祭りになる」という点にある。
天声同化 蒼:B+
オラクル ペイル。お馴染みの隷属・同一化チートスキル。発動条件は「シャルルペイルのウイルスに感染する」こと。上記のスキルと組み合わせて、関わった存在全てを介してウイルスを広げていくのと同時に眷属を増やしていく。特に病死した英霊にはより効果が出てくる。
地の果てより:A
仕切り直し・戦闘続行・大帝特権を組み合わせて、進化・変成したスキル。
異聞帯のモルガンのスキル「最果てより」に勝るにも劣らない想いの渦。シャルルペイルの場合はエッセンス元の一つ、オケアノスであると考えられる。世界を流れる大河であり、全ての河川と泉の源の具現化。または、一人の父の愛のカタチ。
『溺愛を示せ、遍く世を沈める剣【ジュワユーズ・アビス】』
由来:英語(またはラテン語)で深淵。
敵対者を融かし、吸収する大津波。ウイルス並みに小さなジュワユースの集合体。吸収したものは主に体力とNPに変換し、味方に配る。敵対者が多ければ多いほど還元量も多くなり、還元先が少なければ少ないほど一人当たりの配布量が増える。
宝具使用時セリフ:
「――『溺愛を示せ、遍く世を沈める剣【ジュワユーズ・アビス】』!」
絆レベル4
明朗快活・天真爛漫が服を着て歩いているような言動。容姿共に冒険者のシャルルマーニュそのもの。他のシャルルフォースのことを「兄」として扱い、友好的に接している。「カッコ良いもの」を良しとするものの、流石に十二勇士を部下扱いすることはなく、良き友人として扱う。
「どんなに同じ姿でも俺は別人だからなぁ」
それでも楽しそうに十二勇士たちやマンドリカルドを始めとした様々なサーヴァントたちと関わっている。ちなみにシャルロとの距離感は親子というよりは仲の良い兄弟。シャルロを先輩として小鴨のように無邪気に付いて回っている。
しかしたまにシャルロに「父ちゃんはな……あっ!」というように、父を自称しかける時もある。
絆レベル5
基本的にシャルルペイルは、オケアノスの権能を好んで使用し、ジュワユースも水属性に固定。さらに、オリジナルのシャルルマーニュを意識しているのかパラディンとしての戦い方をアレンジしている。
「いやあお姉様(メルトリリス)みたいなカッコ良い戦い方も憧れるんだが……俺にはなぁ」
なおメルトリリスには「弟…?」と非常に困惑されたものの、今ではフィギュアや人形鑑賞を布教されているらしい。
絆レベル6
イベントクリア後開放
————と、以上のものが第二再臨までのシャルルペイルである。第三再臨からは、冒険者のシャルルマーニュのような容姿・言動から、死病と大河を体現する溺愛の化身へと一変し、攻撃時も禍々しいものへと変貌する。
身長・体重: 200cm / ???kg
好きなもの(第三再臨):シャルロ
嫌いなもの(第三再臨):シャルルマーニュ・自分を含めたシャルルフォース
その蒼い瞳には狂愛の渦が巻き、笑顔もどこか歪なものへと。
シャルルペイルはシャルロに見返りを求めない。思考を求めない。自我を求めない。意思を認めない。どこまでも自己完結し、愛する者との一体化・同化を求め、永遠を望む。
……それが間違っていると分かっているから。それでも、その愛し方を手放せないでいるから。オリジナルのシャルルマーニュと創造主。他のシャルルフォース。そして、何より自分自身を、嫌悪しているのである。