【宮崎正弘】   令和五年(2023)10月11日(水曜日)      


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 RKJが独立候補として出馬。これでバイデン大統領再選はなくなった。
バイデンは何時「不出馬」を表明するか?
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米大統領選で民主党の候補指名レースで次点にあったロバート・ケネディ・ジュニアは第三党を結成し、民主党からは独立したかたちでの出馬を表明した。
これでバイデン大統領再選の芽はなくなった。あとはバイデンが何時「不出馬」を表明するかであろう。
 独立候補の奮戦は過去にも、ウォレス、アンダーソン、ペローの例があり、いずれも与党分裂の結果惨敗となる。
 
 RKJは、小さな政府を唱えワクチン不要、ウクライナ支援停止、とくに「腐敗した利権」構造の政治体制を批判してきた。
「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリート」からの決別を訴え、「両党から権力を奪い取り、国民に与える」と呼びかけた。

 ロイター通信などが5日発表した世論調査によると、大統領選がバイデン、トランプ両氏の決戦の場合、支持率はともに35%。これがケネディ氏も加わった三つどもえになると、トランプ氏が33%、バイデン氏が31%に低下し、ケネディ氏が14%を得た。

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   連載コラム(14) 『日本の百霊域』(パワースポット)
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だれがヤマトタケルを殺したか?(その3)
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 ヤマトタケルは詩人、日本のホメーロスだったかも知れない。
行宮として設営したのが起源とされる酒折宮は、山梨県甲府市酒折にある旧村社である。
 さきに触れたように最近は連歌会発祥の地とされたために歌詠みグループや国文学者が訪れる神社として全国に名を知られるようになった。歌川広重も酒折宮のスケッチを残した。
 『古事記』によるヤマトタケル東征のコースは熱田神宮から相模、上総を歴て、蝦夷に及び、帰路は足柄山から酒折宮へ立ち寄り、信濃を経て尾張へ帰ったことになっている。『日本書紀』では往路は似たコースだが、帰路は日高見国から常陸を通り、甲斐路を辿って尾張へいたる足跡を描く。
 共通するのは酒折宮へ立ち寄りである。酒は坂、境を意味し、折は重なることを意味する文脈から、この地は当時のくにざかいではなかったのか。
ともかく御座中にヤマトタケルは歌を詠んだ。
 甲斐が古墳時代以前から拓けていたことは夥しい縄文遺跡の存在からも歴然としている。茅野は信濃の南で甲斐に近いが、黒曜石の産地、奥地の尖石は国宝の縄文土偶が二つも出た。山梨県は「縄文王国」といわれるほどで、拙著『一万年の平和、日本の代償』(育鵬社)のなかでも、ピカチューに似たユーモラスな縄文土偶について考察した。
 甲斐では大和朝廷の影響を受けて前方後円墳が多数造成され、その代表例が甲斐銚子塚古墳である。これは山梨県考古博物館の裏手に拡がっている。
 酒折宮は甲府の東側に位置するため甲州街道の入り口にあたり、付近には縄文遺跡から古代の古墳などが多く点在する。これらの地政学的環境から一説に酒折はヤマトタケル東征の前線基地だったともいう。
 これほど赫々たる歴史的由緒があるため、本居宣長が撰書し、平田篤胤が揮毫した書の碑文が酒折宮境内に残る。やがて国学者で明治維新の先駆けとなる思想家の山県大弐が社殿を造営し、石碑を建立した。つまり日本を代表する国学者が、この酒折宮をそれほど重視したのである。
 これらの石碑をじっくりと眺めた。
酒折宮の石碑案内板は脇に日本武尊と刻印されている。本居宣長の碑文は弟子が依頼していたが、費用の捻出と設営に手間取り、石碑の完成は揮毫から四十年後になったという。
 横道に逸れると、山県大弐の『柳子新論』は、明治維新を導いた国体思想の系列にあって、浅見絅斎『靖献遺言』、栗山潜鋒『保建大記』、蒲生君平『山陵志』、頼山陽『日本外史』などと並ぶ古典である。維新回天の思想的原点として扱われてきた藤田東湖、会沢正志斉らは、崎門学の中継を担った学者としての位置づけがなされ、源流は山崎闇斎、その系統から輩出した山鹿素行、そして国学としての本居宣長、平田篤胤らと流れる。
 七生報国、君は君たらずとも臣は臣足らざるべからずという忠君思想は北畠親房がはじめて体系化した。その『神皇正統記』から数百年の歳月を経て、水戸学へ流れ込んだ。
浅見絅斎が著した『靖献遺言』は貞亭四年(1687)に書かれ、後に勤王の志士の聖典と呼ばれた。義烈英雄らの列伝を中国の英傑にもとめて徳川政府を暗喩し、その影響を受けたひとりが梅田雲濱だった。雲濱は小浜藩士だったが、国防強化を説いて藩主の怒りに触れ、版籍を剥奪された素浪人。柳川星厳、頼三樹三郎らと交わり天下国家のために奔走し始める。やがて安政の大獄で捕縛され、獄死した。
 西郷隆盛は雲濱の獄死に際して、
 「いまに生きながらえていたら、我々は執鞭の徒に過ぎない」と慨嘆した。
 栗山潜鋒という学者は水戸光圀『大日本史』の編纂に関わった。今日まであまり名前が知られなかった。栗山潜鋒の著作『保建大記』とは第111代・後西天皇の皇子、尚人親王のご学友となった栗山が、後白河天皇の践祚から崩御までの38年間に皇室の衰微と武家の興隆をもたらした戦国動乱の原因を遡及し考察したものだった。
 このような歴史の震央をともなうので、酒折宮は甲斐路の入口にあって異彩のパワースポットである。
 
 ▼奢りは油断となって不覚を取る

 ヤマトタケルは尾張へ帰り着くと往路に契りを結んだ新妻のミヤズヒメと暫し睦み合って大和への帰路を急ぐこととなった。大垣から関ヶ原、伊吹山を通る。
 ヤマトタケルは息吹山の神とは素手で勝てると奢りが出た。迂闊にも草薙の剣をミヤズヒメのもとに置いて登攀した。油断が出たのだ。
 伊吹山と言えば雪、冬に新幹線がかならず雪で遅れるのは、関ヶ原から米原にかけての隘路である。伊吹山は標高1377メートル。ここに怪物があらわれるというのでヤマトタケルは退治に出かけた。
山の神に毒箭を射られたとも言われ、大蛇、あるいは白い猪に襲われて打ちのめされたとも言われる。瀕死の重症をおったヤマトタケルは下山して清水を飲み、休憩後、ただちに大和を目指した。しかし杖がなくては歩けないほどに衰弱していた。
 現在の三重県四日市采女の杖衝坂で精力も尽き果てる。傷ついた血をあらったという血塚社は急坂のてっぺん付近にあり、ヤマトタケルのスピリチュアル・ジャーニーでもっとも後味の悪い暗鬱な場所である。塚に手を合わせながら暗い霊魂が襟元をよぎったような錯覚があった。
 のちに芭蕉が杖衝坂を馬でのぼって落馬した場所でもあり句碑がある。

 歩行ならば杖つき坂を落馬かな

 四日市駅から雇ったタクシーは、この場所でヤマトタケルが落馬したと教わったらしく、そういうのである。江上波夫の騎馬民族説の悪影響だろうか?
 古事記、日本書紀に馬の話は殆どない。「落馬したのは芭蕉でしょ。ヤマトタケルの時代に日本に馬は普及していませんでしたから」と筆者は言った。
 四日市采女の先にある加佐登神社には杖がご神体とも言われる。ここで絶命したとする説を裏付けるのは神社の裏側に白鳥塚古墳があるからだ。
 しかし崩御した場所は、その先の能褒野(のびの)である。運命を知ったヤマトタケルは望郷の念を詩に託した。

 大和は国のまほろば たたなづく
    青垣 山籠もれる 大和し うるわし

 この鬱蒼とした宏大な森に能褒野神社がぽつんとある。敷地は想像していたより広いが、、訪れる人は稀で、昼でも暗い。だたっぴろい雑木林、杉の木が多いが、所々が泥道となっていた。タクシーを能褒野神社の鳥居の前にとめて筆者は森林のなかをすたこらと進んだ。鬱蒼とした林に陰鬱な雰囲気がただよう場所である。
 嗚呼、ここが稀代の英雄ヤマトタケルの崩御の地なのか。
 であるとすれば強い霊気を感じる筈だが、やはりこの付近であっても崩御の現場は神社の境内ではなさそうである。げんに本居宣長は手前の白鳥御陵がヤマトタケルの御陵と判定した。
 
 ▼真相は違うのではないか

 神話に従えれば、ヤマトタケルは白鳥となって大和を目指した。
 ならば白鳥御陵に行かなければならない。筆者は亀山でタクシーを返し、JRでいったん津へ向かい、ここで近鉄に乗換え、大阪の古市へむかった。特急を大和八木で乗換え、近鉄の古市駅で降りて裏手が白鳥神社。なにか俄作りの観がある。駅の表側商店街を抜けて広い通りを少しあるくと参道入り口という看板が見えてきた。道なりに十分ほど歩くと、住宅地のなかに忽然と古墳が姿を現した(百舌古市古墳群として世界遺産となった)。
 この白鳥古墳は鬱蒼とした壕に囲まれ、対岸は深緑の森、壕の水は深い緑に濁り、鳥たちが木々の間を悠然と飛翔している。
 墳丘の長さは190メートル、後円部の直径106メートルの前方後円墳、前方部の幅165メートル、幅が40−80メートルの壕である。世界遺産指定後は壕の周りにフェンスが囲み御陵の光景が見えなくなっていた。壕の手前から合掌した。

 さて地元の伝承、稗史である。
 ヤマトタケルは伊吹の豪族、伊副氏(伊福部とも書き、ふいごの意味)に欺され、闇討ちにあったのではないのか。近現代史家の渡邊惣樹氏の運転で伊吹山周辺ならびに登攀をしたおり、氏の解説によればヤマトタケルと「鉄の部族」といわれた伊福氏が闘い、負けたのだという。
 げんに伊福岐神社と伊吹神社、そして伊吹岐神社と、付近に三つのお社がある。
岐阜県垂井町の伊福岐神社は地元の豪族、伊副氏を祭っている。この豪族はヤマトタケルと闘った。のちに伊福氏は壬申の乱では天武天皇の野上行宮に駆けつけている。
 滋賀県米原にある伊夫岐神社は、伊吹山がご神体である。山麓に鎮座する伊吹神社は京極氏ゆかりの神社で、それぞれ由来が異なるから、やはり尾張に近い伊福岐神社がヤマトタケルをだまし討ちした豪族の伊福氏を祭る神社だろう。
 となると尾張に刀を置いて、伊吹へ出かけたということは事前の交渉で非武装による団番が成立しており、武装せずに交渉へ赴いて欺されたことを知ったというプロセスになる。それは尾張氏と伊福氏がくんでいたのか。いや、尾張氏も欺されていたのか。
尾張氏は神武天皇が吉野越えのおり、高天原から授かった剣をもちいて神武天皇を支援した高倉下が始祖であり、さらにいえば壬申の乱では天武天皇に味方してスィング勢となって勝敗の趨勢を決めた。
尾張氏の巨大古墳は熱田神宮の傍ある段夫山古墳である。 
 さはさりながら霊異を感じたのは伊吹山頂に聳立するヤマトタケル像の周辺だった。
  (この項 終わり)
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  (光源氏のモデル、紫式部は愛人?」
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●大河ドラマ「光る君」(2024年)は紫式部と藤原道長が主人公
●これまでの「傲慢」「独裁」の道長像は真っ赤な嘘!
●「この世をば わが世とぞ望月の」は、本当に道長が詠んだのか?
    おそらく��ぢ小右記��ぢを残した藤原実資の脚色だろう
●紫式部は舞台裏の詳細を日記に。ふたりは洒落た愛人関係だった?
●清少納言も和泉式部も「恋多き女」。不倫とか密通とかの倫理観は儒教以後のモラルだ
 とくに和泉式部の和歌は凄惨な凄み、与謝野晶子、岡本かの子、宇野千代もビックリ
●道長、仏教への帰依は稲盛和夫(引退し托鉢僧を経験)の人生観と重なる!

 道長は法華経など写本を埋経した金峯山寺(吉野)は仏教修行僧の修練場。道長の仏教への傾斜は当時の末法思想
 繁栄を極めた土御門邸は跡形もなく更地。招魂かたむけた法成寺跡地も学校のグランド
 お墓? 雑草だらけゴミ集積場のごとし(宇治木幡)。宇治平等院は息子の頼通が建てた
 ところが紫式部は越前に「紫式部公園」、宇治に「源氏物語ミュージアム」。そして京都の目抜き通りに紫式部墓園。このふたりの後世の評価は天地の開き!
 ●戦争のない、対外脅威のうすい時代だったから文化興隆がおきた
 ●道長のまつりごととは、天皇の外戚としての権力状況にあり人事権を握ったこと
 ●陰陽師、呪術、祈祷の根本は1052年に世の中が終わるという末法思想

 結局、藤原政治とは派閥、姻戚関係強化競争であり、「尚武のこころ」も、「国家百年の計」も「倫理」もなかった
 現代日本は、道長から、そして源氏物語から何を学ぶべきか?

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之聲
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(読者の声1)現代ビジネスに近藤大輔氏が貴著『半導体戦争』(宮崎正弘、宝島社)が紹介されています。以下に引用します。
 「喜寿を迎えた宮崎正弘氏は、ますます意気軒高に著書を量産している。何より「着想」が惚れ惚れするほど斬新だ。宮崎本には明日のヒントになる「宝の原石」が、そこここに埋め込まれている。
そんな宮崎氏の今回のテーマは、半導体。「ウクライナ戦争は、実際のところ、東西半導体戦争なのである」「ウクライナはすでにAI戦争なのだ」と喝破し、半導体を軸に、昨今の国際情勢を分析していく。そしてその行き着く先は、2045年頃と言われるシンギュラリティ(人間とAIの逆転)への懸念である。「中国敗北後の日本と世界」と副題にあるように、一時期は中国批判に徹していた宮崎氏の「進化」を世に問うた一冊である』(引用トメ)
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   (FD生、川崎市)



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🔴(読者の声2)

海外を経験した故竹村健一氏が1990年代「日本の常識は世界の非常識」と言われたが、30年後の今は「日本の常識は、世界では犯罪」という劣化が明らかになった。 
そんな「常識・犯罪」を取材にBBC(日本のNHKにあたる)が英国から調査に来た。日本の世界での評価は既に「慰安婦、性奴隷」が定着していた。今回、さらなる現代の明かな広範囲の過去50年間にわたる「証拠」が世界に拡散された。子供を虐待する事は、犯罪である。国家の「品格」が格下げ。 
https://www.youtube.com/watch?v=zaTV5D3kvqE
(日本語の字幕)(BBCは2023年3月7日、故・ジャニー喜多川氏による長年にわたる少年への性的虐待について、「J─POPの捕食者:秘められたスキャンダル」と題して世界に報道した。)
 30年程前、女子学生の自発的な売春「援助交際」パパ活が広まり、現在でも定着しているらしい。可愛い男の子も、負けずと喜多川氏に身売りを始めたのが50年前。氏は未成年、中、高校生を好まれ、その被害者の数は数百を超える。
イスラム圏では、未成年との性交渉は公認されており、日本でも法的には13歳以上であれば合法。しかし、現在、先進国では未成年との性行為は違法であり、禁固刑が課せられる。それ故に、希望者は外国へ出かける。故ジェフ・エプシュタイン氏は、世間に顔を知られた多くの著名人、政治家、などのために便宜を図り、感謝されていたが、都合が悪くなって、告白する前に獄中で「自殺」された。  
映画・芸能産業では、俳優・歌手を希望する者が、あらゆる手段、犠牲を払い、狭き門を目指す。しかし、未成年は通常候補者から排除される。いくら応募者が「積極的に希望」しても「強者と弱者」の間では成人であっても「双方、合意による性交渉」は成立しない。よって最近では、映画監督などが有罪となり刑務所で暮らす。  
故喜多川氏が、被害者の少年達によって敬まれ慕われていたという関係は、かつてのオウム真理教祖・麻原彰晃氏と信者に似ている。被害者意識がない。規模は違うが毛沢東主席と取り巻きの未成年女性、紅衛兵にも似ている。
子供を騙すのは簡単である。問題は、大人達、親、先生、警察、政治家、NHKなどの報道、が50年間、放置してきてきた事にある。結果として、共謀し犯罪に加担してきた。が、反省していない。    
社会の倫理基準は、時代と共に変化、進化する。かつて奴隷は合法であり、黒人への差別も容認されてきたが、やがて人間社会本来の倫理が普遍化する。悪は悪と。未成年との性行為も、過去20年程で「悪」となり、「違法」であると規定された。ところが、「閉ざされた日本」の指導者、報道、はそんな世界の移行が見えなかった。倫理の判断力も消えていた。GHQによって推進された「個人・子供の自由」家族の崩壊、教育勅語の破棄、なども強く影響してきた。
故山本七平氏が「ある異常体験者の偏見」「日本はなぜ破れるのか」などで述べられている。「敗因21ヶ条」として「不合理性、反省力なき事、同情心がない、人命を粗末にする」など。「失われた30年」は、単に経済的な事象ではなく、人間社会の規範が失われた、結果でもある。
孔子は国家にとって、軍、食、以上に信頼、忠義が重要だという。
信には、教育、倫理、真理が必要。この大任を担うのが腐敗した文科省であり、NHKなどのマスゴミ、という悲惨な状況にある。今回もまたしてもBBCという外圧「黒船」によって、日本の報道、指導者、司法、組織の仕組み、荒廃が顕示された。
追。武漢菌ワクチンを日本政府は8億回分すでに購入契約し、半分ほど使った。来年も日本人虐殺計画を推進し、幼児までも犠牲にするらしい。
官僚は計画を変更できない。以下、最近You Tubeに頻繁に現れた宣伝。https://participantsla.altasciences.com/jp/current-studies/j-2010-jp-1?
「日本の未来のために、新しい医薬品の開発にご協力いただける方を募集しています。日本人の方がアメリカの治験に参加いただくことにより、日本人に関する必要なデータを収集することができ、新薬をより早く日本の市場にお届けできる。最高約2000〜10000ドル(150万円)の謝礼金。お友達紹介キャンペーンも実施しています。現在募集中の治験参加基準に該当されない場合でも、ご紹介1人につき最高1000ドルの紹介料。」
うちの愚妻は「アンタどうせ暇なんだから、行ってらっしゃい」と思っているらしい。私は、一回も打っていません。知人に忠告したがお上を信じて被害者になった。
(在米のKM生)








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