描かれた死より怖い運命


第十話[平和が続いたはずだった]
凛亞と神歌が向こうの世界に戻って以降、大した異変がなかった。
しかし、最近新たな異変が起きていた。
その異変は、空に謎の物体ができ、その物体が出ている間は能力持ちの種族が、どんどん消えていくという異変だった。最初はみんななんとなく気にかけていなかったが、八雲藍が消えていった時点で、八雲紫と博麗霊夢が動き始めた。しかし、最初は2人の激闘にも関わらず、負けてしまった。その間に、橙も消えてしまった。
その頃、博麗神社では...
鸞「暇だなぁ...霊夢もどっか行っちゃったし、紫も一緒に行っちゃったからなぁ...」
 「紅魔館でも行こうかしら。」
そう、まだ鸞はこの現象に気づいていない。
だが、外に出た時明らかにいつもいる妖精達がいないことに違和感を感じ、気になりながらも紅魔館に向かった。
紅魔館に着いたタイミングで、目の前に稲妻が落ちた。
鸞「...!?」
 「誰...?」
そう呟き、上を見てみると、レミリアがいた。
鸞「レミリアかぁ...何してくれんのよ...」
そういった途端、鸞はあることに気づいた。
レミリアは稲妻を撃てない。なのに撃てていると言うことに。
鸞「...あんた...レミリアじゃないわね...」
レミリア「何言ってるんだ?私はレミリアだぞ?」
    「だが...私はこいつの中に入っている私かもしれないな。」
鸞「...は?何言ってるんだ...?」
鸞が本気の目になった。
それに、レミリアはレミリアじゃない。
鸞は、本気の目になると、別の能力が現れる。
鸞「目を覚ませ...!!!」
 【桜舞 終焉の舞・桜】
レミリア「何言ってるの?私は元からこうだった。」
    「目を覚さなきゃいけないのはお前だぞ。」
    【稲妻 光の触手】
鸞「...へぇ...凄いね...それで、ずっと後ろにいるのはなんで?」
 「"フラン"」
戦っている時、レミリアの方に意識を向けていた鸞は、今の今までフランに気づいていなかった。
だが、一瞬の隙に レミリアから意識を逸らした途端、フランの意識が分かった。
フラン「気づいたんだ...♪一緒に遊ぼうよ♪お姉様も」
レミリア「いいわよ。」
??「めんどくさいな...」
鸞聖「まとめて片付けてやるよw」

その頃、霊夢と紫達は異変の元凶を探し出そうとしていた。だがしかし、いまだに見つかっていない。
霊夢「未だに見つからないわね...気配はすると言うのに...」
  (この気配...どこかで見つけたことがある...まるで...魔理沙みたいな...)
紫「ていうか...さっきの彼女が放ってた技、どこかで見たことがあるわね...」
 「まるで凛の技みたいだったわ。」
霊夢「凛...懐かしいわね...メイジンラー戦の時に死んでしまった...」
そう思い出に浸っていると、どこかで聞いたことある声が助けを呼んでいた。
??「ゆか...様...!!助け...くだ...!!」
途切れ途切れで聞こえにくいが、橙の声だ。それに、橙の声に紛れて、
??「おい...なに...だ!....から...手を離せ...やめ...!」
藍もいる。だが、その声は、何者かに襲われている声だった。
その時、凛のような声が聞こえて、こう言ってきた。
凛?「おい、霊夢、紫。覚えているか?とりあえず、藍と橙は殺すことにしたからww」
という、煽るような言葉が終わった途端に、建物内の電気がブチっと切れた。
霊夢「ほう...なんで電気を消したんだ...?」
凛?「ふふ...自分で考えなさい...」
  「足りない頭で...ね...?w」
といい、凛の声が消えた。
紫「凛?凛?」
その時、後ろから不意を打たれた。
???【恋符 マスタースパーク】!
霊夢「!!魔理沙...?」
  「カハッ...」
紫「霊夢!!...ウッ...」
???「ふふふ...ハハハ...」
その頃、レミリアとフランの相手をしていた鸞はというと、【※鸞聖】になって戦っていた。
鸞聖「どうした?遊ぶんじゃなかったか?」
鸞が圧倒的に押している。
だが、鸞にはある考えがあった。
鸞聖(おかしい...絶対に何かあるはず,,,特にフラン...)
  (彼女は能力自体が強力だ...おかしい...)
その時、フランとレミリアの様子がおかしくなった
第十一話[レミフラ、誕生]
____________________________________________
※のことについて
鸞聖は、鸞の本気の人格です。
この力を解放した時、ある能力が現れます
それは【桜の力を使って死に至らせる程度の能力】です。
この能力を使って、他人を殺せます
お知らせ
実務でも趣味でも役に立つ多機能Webツールサイト【無限ツールズ】で、日常をちょっと便利にしちゃいましょう!
無限ツールズ

 
writening