スキマ時間に書いた小説(?)。#3 【最終回】


次の日。
今日は先生のようすがおかしい。いつもより明らかに元気がないのだ。
先生)みんな、おはよう...。
   今日は悲しいお知らせがあります。昨日転入してきた転子ちゃんが、

   他の学校へ転校してしまったそうです...。

昨日きたばっかりなのに、1日で転向してしまった。何故なのか、私たちは考えるので必死だった。
するとモブ子ちゃんが、昨日までのモブ子ちゃんじゃないかのように、転子ちゃんを馬鹿にするような口調で言った。
モ)ねぇ、あいつ、自分で嫌われたからって思い込んでたからなんだって。仕方ないよね。あんな性格だもん。
私)...心の病?っていうのかな。
モ)何それ?
私)自分が嫌われているって自分自身を攻めてたんだと思う。
モ)実際そうじゃん。

私は聞いていないかのように話し続ける。

私)私転子ちゃんの気持ち、よく分かるよ。昔そうだったから。
モ)でも私がいるじゃん。
私)「今」はね。昔あったことでも、忘れられないこと、あるでしょ?
モ)なくはないけど、あの性格じゃ絶対共感できない!仕様がない!!だってそうでしょ?!
私)...私、昔からいた友達や、最近できた友達を失ってでも、転子ちゃんみたいな人を救いたい。共感できる人を救いたいの。
モ)ふーん。じゃあ、私はもう友達じゃなくてもいいのね?
私)いいよ。私は救える人をどこかへ追い立てたりするような人とはどうしても友達になれない。
  性格がどうとか、見た目がどうだからとかは、いじめになる元だし。
  私は、一人ぼっちになろうと、仕事がクビになろうと、私と同じ思いをした人を救いたいんだ。










長くなってすいませんm(__)m 読んでくれてありがとうございました!これにて終幕です。 投票トークの方もよろしくお願いします。
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