[お泊り調教編・パート2 快楽責め(合計50分)]


 最初はマッサージで一杯イこうねと言われ、いつものようにマッサージから開始しました。
 ただ、いつもと違うのは首輪のリードが「逃げられないように」とベッドに繋がれ、手枷と足枷がつけられました。今は固定されていないけれど、きっとマッサージが進むと固定されることになるのでしょう。
「今日はいつもより沢山するからね。それぞれ10分、20分、30分というようにタイマー使ってたっぷり開発してあげるからね」
 サイドテーブルにはいつものオイルやタオル、ストロー付きのペットボトルのお水、タイマーが置かれています。他にももう一つテーブルがあり、その上には何か布の被されたものがあり、それはお楽しみの道具だと言われました。
 これからいつも以上にドロドロにイカされるのだと思うと、その期待にお腹の奥がキュンとするのがわかりました。

「うぅ……あっ、あっあぁああぁぁっ!」
「皮の上からはこうやって優しくクルクルして、弱い刺激だと長くイケるからね」
 全身の心地良いマッサージの後、クリトリスを中心に優しくコネコネされて軽くイキ。その後、自分でもしてみようねとおじさまに手を取られ、触り方を指導されます。
「あっ……くっ、うぅぅっ♡」
 おじさまの前なのに、手を動かすのが止められなくて、イキたいイキたいと思いながら腰を浮かせてチョロチョロとおしっこを漏らしながらイッてしまいました。
「自分でイケて偉いね」
 お水を飲ませてくれながら、上手だねと褒めてくれます。
 おじさまは調教の時もいつものように……いえ、いつも以上に褒めてくれるみたいです。こうして褒められるのは恥ずかしいはずなのに、先生の時もおじさまの時も私は嬉しくなってしまいます。
「今日は道具も使っていくからね。続けるよ」
 10分のタイマーがピピピッと鳴り、おじさまが告げます。タイマーが鳴るごとに次の段階へと進むみたいです。

「っ……♡ あぁ~……あっ♡ ッ♡」
 抵抗出来ないように手は万歳するように頭の上に鎖で固定された状態でクリストリスにローターを押し付けられています。その微細な振動が心地よく、私はもう続けざまに軽くイキ続けています。
 それでもおじさまは止めることはなく、クリトリスを虐め続けます。目にはタオルが置かれて、視界が奪われてるので自分の身体がどうなっているのかはわかりませんが、ピチャピチャと愛液なのか、潮なのか、おしっこなのかもう自分ではわからない液体が股間で音を鳴らし続け、おしりまでびっしょりと濡らしているのはわかります。
「イク時はイクって言うんだよ」
「ふぅ……っ♡ い、イク……イキますぅ♡ あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁっ♡」
 ふーふーと息を荒げて、今日何度目かの絶頂をおじさまに報告しながら達し、また潮を吹いて、腰を浮かせる。ガクガクに足が震えて、目の前がチカチカします。
 道具、おもちゃを使ったのは、使われたのは初めてです。
 先生とも使ったことのなかったそれは私に新鮮な快楽を与えています。人の手や舌とは違う、機械による規則的で止まることのない振動は私の身体をただイキ続ける滑稽な玩具に変えてしまうようで恐怖すら感じます。
 けれども同時に、これがどれだけの快楽を私に与えてくれるのか期待してしまう自分もいます。
「上手だねウミカちゃん。機械替えていくよ」
 ローターが離され、違う道具が押し当てられます。クリストスだけでなく、秘所の入口まで触れる大きなものでグチュと押される感触の後――ローターよりも大きく激しい振動が与えられ、クリストスや秘所入り口だけでなく、その振動が奥まで響き渡ります。
「ひっ……や、それだめ、だめです! あ゛? い、あっあっ……イクッ、イク……っ! いぐっ!!」
 破れた水風船のようにブシャアッと音がするほど潮かおしっこかわからないものを自分が噴出しているのがわかる。さらにチョロチョロとイッた後も漏らして、まだ一度も中をイジられたわけでもないのに秘所が快感に蠢き、身体は更なる快感を求めている。でも気持ちは怖い。これは無理だと告げている。
 そんな私の想いなど関係なく、まだ敏感な秘所にさらにおじさまは道具――あとで知りましたが、電気マッサージ器だったそうです――を押し付けて来ます。
「あ゛っ!? もうだめ! それ無理です!」
「あっとちょっとだから頑張ろうね」
「無理! 無理です……っ! むり……っつ!!」
 セーフワードを使っていないから、当然のようにおじさまは一切手を緩めることはありません。
 思わず手が伸びようとしても、それはガチャガチャと鎖の音を虚しく鳴らすだけで、私は無理と叫びながらまたも絶頂させられます。
「あ゛っ、かひっ、お゛ぉっ! んぐっ♡ おぉおおぉ……んんん゛っ! お゛ぉおッッ♡」
 押し付けられ続けることで、絶頂に絶頂を重ね、イキ続けていく。
 頭にモヤがかかり、――ああ、このままだとイキ気絶するとぼんやりと頭に浮かんだ瞬間、ピピピッとタイマーが鳴って、それと同時に再度大きくイキ、腰が跳ねると同時におじさまが道具を離してくれます。
 喘ぎ、叫び続けた喉が渇き切る前に、おじさまが口にストローを差し込んでくれて、無意識にそれを飲みます。……色々と水分を出した身体には、この冷たい水が私にとっての生命線のように感じ、喉を潤すだけでなく、心にも潤いをくれます。
 もうこれも何度目かわからないほどに足はガクガクと震えていて、自分が出した液体でベッドも下半身も濡れている。見えていないけれど、その感触だけで私の下半身が酷く下品な有様になっているだろうことは想像に難くない。
 クリストスだけでもこんなにもイケるだなんて初めて知ってしまった。
「上手にイけてるね、偉いよ。外側はほぐれたから、次は中でイかせてあげるからね」
 道具を使用してからまだ30分。時刻はまだ21時になる前だろう。
 今夜、私は眠るまでにどれだけイかされるのだろうか……。

「いっ……♡ くぅッ♡ ッ♡ イクッ♡ あっあっ、ああぁぁあああぁぁ……っ♡」
 嘘つき。中って言ったのに、中を刺激すると同時にクリストスに嵌められた道具が強く吸引してくる。中に入れたられたバイブは、気持ちの良いところ――Gスポット――をに押し付けられて、この道具もまた振動して絶え間なく快感を与えてくる。
「腰ヘコヘコも上手だね。快感に溺れて、もっと無様な姿を先生に見てもらおうね」
 いつのまにか快感に暴れたことで目隠しのタオルは取れていて、指摘されたことで目を下半身に向けてみれば、私は腰を浮かせてヘコヘコと情けない腰振りをしていた。それを自覚しても、腰を動かすのが止められず、喘いで、折角先ほど補給した水分を全部絞り出すように噴出している。無様で情けなくて、淫乱な姿。
「やだぁ……あっ、これ……とまんない♡ こしが、あんっんん゛っ♡」
「良いんだよ。一杯イキなさい。……タイマーは20分だからね」
 20分、それは絶望的に、そして魅惑的に長い時間。
 今、どれぐらい経ったのだろうか。この気持ち良いのがまだまだ続く……。
「嬉しそうだね。自分で分かってる? 今、笑ってるよ」
 自分でも気づかないうちに私は口元に笑みを浮かべていたらしい。その間もバイブは絶え間なく、快感を与え続け、私の腰振りも止まらずに続いている。
 私は……今日、正気でいられるんでしょうか?
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