スキマ時間に書いた小説(?)。#2


次の日。
先生)今日は転入生がいます。
   転子ちゃんです!
転)...よろしく
皆)よろしくー!

キーンコーンカーンコーン

昼食の時間。私は昨日のようにモブ子ちゃんと食べた。
転子ちゃんのことなんか、ご飯パラダイス(?)で誰も気にもとめない。

放課後。転子ちゃんはまた一人。誰かに裏切られたかのような複雑な顔をしていた。
私)誘ってみようかな。転子ちゃん!一緒に...
転)...何!?急に名前呼ばないでよね?!
私)えっ!?ご、ごめん...?
  えっと、あー、き、昨日のドラマ、見た?
転)...今日越してきたばっかなんだけど...
私)...
転)...

無言のまま、二人は一緒に帰ることはできなかった。

家に帰った私は、ベッドダイブしながらつぶやく。
私)...仲良くなれるのかな...

転子は、帰り道にとても小さな声で独り言を言い始めた。
転)また強くあたっちゃったなぁ...
  いきなり怒っちゃった... 印象悪くなったよね...
  いろんな学校回っても、何をしてもこうなっちゃう。

家につくと、声が一段と大きくなる。

  また、人生やり直して、もっとまともな人生を歩みたい...
  このままじゃずっと嫌われたままだ...今も、きっとこれからも。
       
                       3話へ続く
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