タイプ・リュウグウ


真 名:リュウグウ
クラス:フォーリナー
性 別:女性
身 長:190cm*
体 重:???kg
好きなもの:黄金
苦手なもの:己の意に沿わないもの
出 典:史実
地 域:???
属 性:秩序・悪・星
一人称:妾、私
二人称:お前、其方
三人称:彼奴

*身長はある程度可変可能、それに付随して体重も増減するかは不明


概要
深紅の和装に身を包む豊満な美女。その様相は日本の御伽噺『浦島太郎』に登場する竜宮城の姫君『乙姫』を思わせるが、その瞳はどこか別の位階から見下すような無機質さを伴っている。


真名
地球近傍小惑星1999 JU3、通称『リュウグウ』。原初の一(アルテミット・ワン)と呼称される星の代弁者にして、惑星そのもの。リュウグウはかつて地球近傍小惑星「イトカワ」に降り立った小惑星探査機「はやぶさ」の結果を踏まえ、より太陽系形成初期の有機物や含水鉱物を多く含んでいるであろうことから後継機『はやぶさ2』の目標天体として選ばれた小惑星である。当然その召喚の経緯もタイプ・イトカワに即したものであると推測されたのだが……それには一つ、大きな問題があった。

はやぶさ2がリュウグウとの接触を果たす2019年2月22日に、人理は到達していない。

はやぶさ2がサンプルを持ち帰り「リュウグウが地球に降り立つ」事はなく、現在の彼女は地球にしてみれば完全な「招かれざる異物」なのである。


ステータス
筋力:C
耐久:EX
敏捷:C
魔力:EX
幸運:B
宝具:B++


保有スキル
領域外の生命(-)
フォーリナーのクラス特性。外なる神々の降臨者たるフォーリナーではなく、「遠宇宙より来訪した別天体の生命体」として同クラスへの適性を有する。

原初の一(-)
地球に招かれしアルテミット・ワンとして地球のバックアップを受けるスキルらしいのだが、彼女は招かれざる来訪者であり、後述のスキルもあって現状行使できない模様。

惑星権限(-)
星の触覚としての機能の行使。権能に等しい惑星レベルでのルール改変を引き起こすスキルだが、タイプ・リュウグウのそれは何故か機能していない。

P/H/A()
ランクの測定不能どころか詳細すら不明なスキル。どういった効果を持つのか、そもそも本当にスキルなのかすら判然とせず、その潜在的な脅威を伝えるばかりである。

N/E/O()
ランクの測定不能どころか詳細すら不明なスキル。どういった効果を持つのか、そもそも本当にスキルなのかすら判然とせず、その地球への降臨を指し示すばかりである。


宝具
竜宮、海より降り雪ぐ(ワダツミノ・カミノミヤ)
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:1
最大補足:1人
惑星「リュウグウ」のアルテミット・ワンとしてリュウグウが振るう破壊の権能。天より注ぐ彗星の如き暴雨。
自身の背後に展開した外殻を破砕・飛散させ、時速数百万を越える速度で地上に解き放つ。瞬間的に二等惑星級にまで達するその膨大な魔力を伴って降り注ぐ彗星はもはや光線、光帯に等しく、瞬間的に超高温に晒された地表は水晶のように透き通ったガラス化を引き起こす。





正体
正式真名:オルト・リュウグウ
その正体は、魔術世界において絶対の禁忌「星喰らい」と畏怖されるアルテミット・ワン『ORT』。数億年前、太陽系近辺に飛来したORTの一個体が何らかの要因で小惑星と衝突し、肉体を激しく損傷。その際に本体から分断された脳部分が衝突した母天体の破片を集積し、再形成された存在がタイプ・リュウグウである。元となったORTは損傷部分を即座に修復して何処かへ飛び去ったようだが、小惑星規模の衝撃をもろに受けた頭脳中枢はバグを起こし(いわば脳機能に障害を負った状態)、不可解な再生状態のまま、軌道上を漂うほか無くなっていたのである。

───────鉄の隼が接触を果たすまでは。

繰り返すが、人理が失われた現在、はやぶさ2がリュウグウとの接触を果たすことは叶わない。しかしそれは、人理から見ればの話である。
並行世界。異なる時間軸。現在観測されていない何れかで「接触」は必ず果たされる。ならば彼女にとって、因果の前後など些事でしかない。
彼女ははやぶさ2に出会い、そしてカルデアの前に現れた。
少なくともそういった来歴で、タイプ・リュウグウは降り立った。


O/R/T()
「One Radiance Thing」「輝ける唯一の存在」「究極の一」即ち「ORT」を意味する測定不能スキル。タイプ・リュウグウを構成するのはORTの脳にあたるパーツのみだが、それでもサーヴァントとは一線を画す出力と驚異的な解析能力を有し、瞬時に環境への適応・侵略を行える。

惑星顕現(A+++)
星の触覚としての機能の行使。権能に等しい惑星レベルでのルール改変。人理の守護者たるサーヴァントではなく、完全なる異星からの侵略者として降り立ったことを表す。その存在、在り方は南米に眠るORTと同質のものであり、出力だけならば魔神王にも匹敵する彼女が人理などという些末なものに手を貸すのは極めて細い糸を手繰り寄せるかの如き幸運が連鎖した結果である。
──────或いは、その糸を手繰るように彼女自身が手引きしたのかも知れないが。


浸食結界・竜宮、海より降り雪ぐ(ザス・リュウグウ・オンスロート)
ランク:EX
種別:????
レンジ:N.D
最大補足:N.D
ORTの中枢器官としての機能の行使。正確には宝具ではなく限定的な浸食固有結界とも呼ぶべき異界秩序の顕現であり、宝具名も便宜上のものでしかない。
とはいえ構成要素の大半を惑星片が構成するタイプ・リュウグウのそれはORTの使用する水晶渓谷から規模・出力共に大幅なスケールダウンを強いられており、周辺領域を彼女の支配する環境に変化させるに留まっている。
浸食結界の展開中は出力の低下はあれど宇宙線・宇宙嵐・超高温の熱線等多彩な攻撃手段を活用できるが、どれも(ORTと比較してではあるが)極めて小規模。これはタイプ・リュウグウが抱える身体的な限界であり、ORTという超絶スペックのOSに小惑星リュウグウ由来のハード側が対応しきれないために意図的にセーブしている。
唯一、捕食対象の解析及び機能・記録の学習は高いレベルで行え、対象の強化状態などを取り込むことができる。
お知らせ
実務でも趣味でも役に立つ多機能Webツールサイト【無限ツールズ】で、日常をちょっと便利にしちゃいましょう!
無限ツールズ

 
writening