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淫乱取得時の文章と淫乱取得後の調教開始時の文章を考えてみた。

調教開始時と終了後の文章はパターン多い方が絶対楽しいと思うんだけど、あんまり思い付かなかったです。
体力余裕あり→懺悔モード突入。体力余裕なし→途切れ途切れに謝罪する。みたいなイメージはある。娼婦まで行くとしなくなりそうとも。

※しれっと調教終了時の文章を追加しました。

口上として実装してもらえる場合、日本語的におかしい部分の修正や、もっとそれっぽい台詞回しに変更等してもらっても大丈夫です。



淫乱取得時

地右衛門の部屋の扉を開けると、こちらが来るのを待ち構えていたらしい地右衛門にいきなり押し倒された。
ここ数日は調教の成果が出てきたのか、大人しくなっていたからと油断をしていた。彼の反抗的な気質がそう簡単に消えるはずなどないのに。
床に打ち付けた後頭部に痛みを感じながら、こちらに馬乗りになっている地右衛門を見上げる。
この部屋に武器になるような物は置いていないし、地右衛門の手にも何かが握られているようには見えない。単純な力比べなら、まだ形勢を逆転する機はあるはずだ。
そう考え、努めて冷静に相手の出方を窺っていると、地右衛門の手がこちらの頬へと触れた。思わずびくりと小さく身体を震わせると、それを見た地右衛門が愉快そうに口元を歪めた。

「もう、疲れちまった」

与えられる快楽。変わっていく心身。それらに抗い、否定し、神へ赦しを乞うことに、疲れてしまったのだと地右衛門は語り、自嘲するように小さく笑う。

「ここまで散々好き勝手やったんだ。なら、徹底的に壊せよ。他のことなんて何も考えらんねぇぐらいに」

そう言うと、こちらの返答を待たずして地右衛門が唇を寄せてくる。
彼からの、初めての命令ではない自発的な口付け。
地右衛門が確実に堕ちてきているという手応えを感じて思わずニヤける口元を、少し荒れた唇が塞いだ。



淫乱 調教開始時

部屋に入ると地右衛門が手を組み、静かに祈っていた。随分と熱心に祈っており、こちらには気付いていないようだ。
後ろからそっと近付き、耳元で「これからする事を神にも見守ってもらおうか」と囁いてやると、地右衛門がこちらを振り返る。
怯えと期待に揺らぐ瞳が快楽に染まる瞬間を想像しながら、今日は何をするかと頭の中で予定を組み立てた。



淫乱 調教終了時(体力低)

「……おゆるし、ください……」

身体を様々な体液で汚し、疲れ果てた様子の地右衛門が小さな声でそう呟く。
無意識であろうその言葉は、彼の心がまだ完全には堕ちていない証左だった。
目の前にいる主人よりも天上の神へと意識を向ける姿に、調教への意欲が更に高まるのを感じる。
次回の予定を考えながら部屋を後にした。



淫乱 調教終了時(体力余裕あり)

「……もう終わりか?なら、さっさと出てけ」

追い出されるように退室した少し後、地右衛門の部屋の前を通ると、扉の向こうから懺悔の言葉とすすり泣く声が微かに聞こえてきた。
どうやら今回の調教では彼の正気と信仰を、疲労と快楽で塗り潰す事が出来なかったらしい。
枯れた声が綴る神への言葉は、しばらくの間途切れる事なく続いていた。



崩壊取得時

「ひっ……!」

部屋に入ると地右衛門が引き攣った悲鳴を上げた。こちらを見る彼の怯えを隠さない表情に、違和感を覚える。
例えこちらに気取られていようとも、それを必死に隠して虚勢を張ろうとするのが地右衛門という人間のはずだ。それがこうも容易く弱々しい姿を晒すなんて、明らかにおかしい。
調教による疲れが出て体調を崩したのだろうか。ひとまず熱が無いかを確認しようと手を伸ばすと、怯えた様子の地右衛門に振り払われた。

「……っやだ、こわい……!もう、やだぁ……っ……!」

そう広くはない部屋の中で、それでもこちらと距離を取ろうと地右衛門が必死に後ずさる。

「……たすけて……おっかあ、おっとう……でうすさま……」

部屋の隅で縮こまり、震えながら助けを求める姿はまるで幼い子供のようで、地右衛門の精神が限界を迎えたのだと確信するには十分だった。



崩壊 調教開始時

部屋の隅で地右衛門はうつろな目でぼんやりと虚空を見つめている。
……目が合った瞬間、その瞳はこちらへの恐怖で染まった。



崩壊 調教終了時

「みんな……どこ……?こわいの、もうやだ……」

拙い言葉で呟く地右衛門の目からぽろぽろと涙がこぼれる。
哀れな程に震える彼を自分では更に怯えさせる事しか出来ないだろうと、何も言わずに部屋を後にした。
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