最終決戦!ペロロジラvsカイテンFX!


「よし、これで全員避難できて、ボスは全部倒せたはず…」
「いや、まだ!兄ちゃん、あのでっかいニワトリみたいなの!」
「で、でっかいニワトリ!?…し、しまった!「アイツ」が…まだ…」
「ペェェェロォォォォ…」
天を切り裂くような凶悪な唸り声…山のような巨体。
そいつが、時空の裂け目から現れた。
「ペロロジラ…ついに来ちまったか…!」
「しかも黒い!?」
「黒いということは…あのときのペロロジラか!」
「けど、ブルアカのキャラはみんな避難したし…これに対抗できるのは…」

「いや、まだいるぞ…!」
「あ、君たちは…」
「アレを使う時だね!」
「仕方ない!リーダー!残業代はもらいますよ!」
「「「「「行くぞ!無限回転寿司戦隊!カイテンFX Mk.0!クラーケン!オケランヴァー!」」」」」

そう叫ぶと、謎の少年少女のうちの5人は、天に何かをかざした。
その瞬間!時空の裂け目から、巨大なロボットが現れた!
「もしかして、君たちって…!」
「…行くぞ!カイテ…」
そう叫び、5人が乗り込もうとしたところ…
「ペロッ!」
ペロロジラの目から放たれた閃光が、5人にキバを剥いた。
「「「「「ぐぁっ!」」」」」
「くそっ…体が痺れる…少年!」
「え!俺!?」
「あとは、頼んだぞ!」
「でも、操縦なんて…」
「出来るさ、ココロに回転の魂を宿し、生徒たちと見事に連携できた少年になら、きっとコイツも答えてくれる!」
「…わかった!カイテンFX!力を貸してくれ!」
少年はそう言うと、カイテンFXの開いたハッチに飛び込んだ。
「マニュアルは…起動と同時に表示された!この通りに動かせばいいんだな!」
「ペェェロォォ!」
ペロロジラは唸り声を上げ、謎の少年少女たちに目を向けた!
「させないっ!とうっ!」
少年がレバーを倒すと、カイテンFXは大きくジャンプ。
そのまま空中でキックの構えを取ると、ペロロジラめがけて飛び蹴りをかました!
「ペロォ!?」
ペロロジラは吹き飛び、バウンドして地面に叩きつけられる。
「ペェロォォ!」
「さあ、かかってこい!」
ペロロジラが体制を立て直すと同時に、カイテンロボEXは抜刀。戦いに備えて構えを取った。
「行くぞ!鯖スラッ…」
「ペロォ!」
カイテンFXが剣を振り上げたところ、ペロロジラはベロを絡め、剣を絡め取る。
すると、ペロロジラの舌から電撃が迸り、ロボの体を貫いた!
「うわぁっ!」
ロボは耐性を崩すと、剣を地面に落としてしまう。
「さっきのはホドの技!?気を付けろ!そいつは普通のペロロジラじゃないみたいだ!」
「…わかった!」
カイテンFXはタックルの構えを取り、ペロロジラに突っ込む。
ペロロジラが体勢を崩すと同時に、そのまま鉄拳をお見舞いした。
「ペロォ!ペロロォ!」
ペロロジラは立ち上がると反撃とばかりに口から無数のミサイルとオートマタを発射した!
「あれはビナーの大道の劫火…!」
「たぶんだけど、工場の制御システムの技も混ざってるはず!」
「はっ!」
カイテンFXはシールドを構えると、バリアを展開。バリアに触れたミサイルはたちまち空中で弾けとんだ。
「そっちがミサイルなら、こっちもミサイルだ!HYPER鰯ミサイル!からのSUPER海老マシンガン!」
カイテンFXは防御の構えを解くと、胸部のハッチを展開。無数のミサイルをペロロジラめがけて発射。つづけて右腕からマシンガンを展開してペロロジラにお見舞いした。
「ペロロォォォォォ!?ペロォォ!」
ペロロジラはモロに食らってしまい、大きく仰け反る。しかし、反撃とばかりにピエロの顔のついたボールを口から発射した。
「跳ね返す!」
カイテンFXは再びシールドを構え、そのボールを跳ね返した。
「シロの技…対処法も同じか!」
「ペェェェロォォ!」
ペロロジラは怒りのままに体当たりをかまし、そのまま目からビームでカイテンFXの足元に模様を描くと爆発を起こした!
「ヒエロニムスの技…!」
「兄ちゃん!」
「くっ…」
「ペロロォ…」
ペロロジラはベロでカイテンFXを掴み、そのまま地面に投げつける。
「ペロロロロロロォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
ペロロジラは目にエネルギーを溜めると、ハイパースパイラル熱視線を放った!
近くには剣があるが、ビームの圧力と熱に阻まれてカイテンFXは動けない…!
「うわぁぁぁぁぁぁ!…!」
「も、もうダメ…!?」
「ニコォォォォ!」
カイテンFXがオーバーヒートして行動不能になりそうだったその時!
横から巨大なMr.ニコライが現れ、ペロロジラにタックルをかました!
「ニコラ!?」
「あのビーバーはたしかアニメの劇中劇のポスターの!」
「ニコォ!」
ニコラはペロロジラを掴むと、空中に放り投げた!
「チャンスだ!」
カイテンFXは剣の柄を手に掴み、引き抜いて手に持つ。
「行くぞ!」
そしてそのままペロロジラが落ちそうな場所に駆けつけると
「Final…鯖!…スラッシュ!」
剣を一文字に振り抜いた。
「ペェェェェェェェェェロォォォォォォォォォォ!?」
ペロロジラは空中に打ち上げられ、そのまま花火と化して夜空に消えていった。

そして、カイテンFXから降りてから…
「ありがとうニコラ!」
「ニコ!」
ニコラは、カイテンFX…そして立ち上がった5人の少女…「カイテンジャー」と共に時空の裂け目を通り、元の世界へと帰っていった。
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