私は忘れない

0：関係性 発表者と傍観者
一体一で淡々と話してるイメージ

初めまして。
こんにちは？おはよう？それとも、こんばんは？
そんなことはどうでもよくて、
ここは1つ、私の特技について聞いてください。
ありがとうございます。
突然ですが、私は忘れません。
私は、瞬時に記憶することができる天才です。
自分で言うのもお恥ずかしいものですが、
本当のことなのです。
教科書を数分読めば、何千文字の内容を覚えて、
回答を見て、公式を見て、先生の説明を垂れ流しをすることで、自分でも解けてしまう。
こんなつまらない能力です。
0：関係性 罪人と被害者
だけど、私はこの能力に感謝することが
1つあります。
それは、忘れられないこと。
私は、脳みその隅っこにあるあの思い出を、
今でもハッキリと覚えています。
何度も、何度も、隠そうとしました。
だけど、能力は、そんなことを許しませんでした。
あなたにした過ちを、
生涯、罪とし、呪いとし、枷として、
苦しく生きろと。
あなたも、能力も、私を許しませんでした。
罪の重さを教えてくれてありがとうございます。
そして私は、トラウマという牢獄からは
抜け出せなくなりました。
こんなくだらないお話で
時間を取ってしまいましたね。
申し訳ありません、張本人の方に
しっかりと思い出してもらいたかったので。
0：関係性 冤罪者と罪人
0：この次のセリフは強めに
無罪である私に罪を擦(なす)り付けた張本人さん。
0：段々段々感情を盛り上げる
やっと、あなたに出会えてよかった。
私があなたにされてから、
私は体が食事を拒絶するほど、
生かされることを苦痛に思った。
だけど、死ぬ事が出来なかった。
生きることが
あなたに対する償いだと思ったから！！！！
0：呼吸を整えてから話す
………今は、そんなこと関係ない。
次はあなたの番ですよ。
あなたの記憶に残してあげます。
あなたが私に罪を擦り付けたあの日も、
罪人になり蔑まれたあの瞳も、
何度も殴られ蹴られ残った痣も、
全部、全部忘れません。
私は忘れない。

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0：最後自殺して、
0：相手の記憶に笑って死ぬ自分を映そうとする

今度はあなたが罪人だ。
私の死があなたを苦しめますように。