月の色とは


※小説ではなく会話短文ですオチはない
※麦わらの一味とおまけにキッド、スモーカー
※当たり前にロー愛され



・ルフィが新海賊王になった後
・世界の謎に関する遺跡を探索する麦わらの一味
・内部の祭壇は特定の行為で仕掛けが開くと記されている


ロビ「夜の女王の血を引く者の祈りを捧げよ……夜空の髪に月光の瞳のD……ですって」
ナミ「えー!?ここまで来て人探しに戻らなきゃいけないの!?」
ウソ「黒、紺、紫の髪なら会ったことあるけどよ」
サン「月光は金色ってことか?うーん」
ルフィ「え、トラ男のことじゃんか」
ロビ「……トラ男くん?どうしてそう思うのかしら」
ルフィ「だってあいつ、髪は夜の海の色だろ。んで目は海に映ってユラユラする月の色だ!」
ナミ「何言ってるのよ、トラ男くんの目はグレーじゃない」
ルフィ「えー?金色に光ってるぞ!」
ブル「ふむ、私の目にも烟るグレーに映っていますよ。私、目ないんですけどー!!」
フラ「アウ!おれも鉄の色だったと思うぞ」
ゾロ「いやアイツは金眼だった」
チョ「よく抱えてもらって近くで見てたけど、虹彩は灰色だったはず……」
ジン「なんと、それぞれ違う見え方をしておるのか?」
ウソ「光のあたり具合にしても金色と灰色ってなぁ……ほかに金に見えてたやついるか?」
ゾロ「……おれとルフィだけか」
ナミ「共通点といえば脳筋てとこかしら?」
サン「そもそもルフィ、ここは"D"をご指名だからトラ男は関係ないんじゃないか?」
ロビ「……」
ルフィ「え?何か分かんねぇけど絶対トラ男なんだよ」
ウソ「根拠ゼロの直感かよ」
ゾロ「いつものことだな」
ブル「さすが我らが船長」
ナミ「はいはい、言い出したら聞かないのは分かってるわよ」
ジン「とりあえず連絡してみるとしよう」
チョ「トラ男久しぶりだー!来てくれるかな?会った時に見せようと思ってたサンプルがたくさんあるんだ!」
ロビ「……」



★月が太陽に照らされ輝いて見えるように、太陽≒覇王で覇王色持ちにはローの目が金色に見えているという概念
★"祈り"は一筋血を垂らす+フレバンスに伝わる聖歌とかありがちなやつ



おまけ①
キッド達とそこそこ仲のよい競合他社

モブA「トラファルガーに出し抜かれた!くそ、取り澄ましたツラしやがって!」
キッド「ハッ!ざまぁねぇな」
モブB「あの冬の空みてぇな冷たい灰色に見下されると……あ、良い歌詞できそう」
キラー「自分の世界に入っちまったな」
キッド「……灰色?あいつの目は金だろ?」
キラー「まじまじと見たわけじゃないがよくあるグレーだったと思うぞ」
キッド「いや間違いなく金だった!分厚い雲の切れ間にすっと現れてまたすぐ逃げちまう月の色だ」
キラー「ファッファッ!お前もそれで一曲書けそうじゃないか」
キッド「いや本当に」
キラー「それは瞳が輝いて見えるほどトラファルガーに惹かれてるってことじゃないか」
キッド「んなわけ」
モブA「合同で新曲出すか。今のお前なら魂のラブソングができるぜユースタス!」
キッド「だから違……わねェのか?……????」



おまけ②
覇王色持ちになった元帥スモーカー

ロー「おい」
スモ「(おかしい、前までこいつの目は灰色だったはず)」
ロー「聞いてるのか」
スモ「……お前、目の移植でもしたか?」
ロー「してねェ!何なんだよさっきから、わざわざ元帥就任を祝いに来てやったってのに」
スモ「(やっぱり金色に輝いて見える……輝いて……まさかおれァ……こいつに惚れちまったってのか)」
ロー「くそ、帰る」
スモ「待ておれが悪かった」

たし「(猫ちゃんの相手してる時に猫用オモチャとかリフォームとかアレコレ考えすぎて手元が疎かになって、当の本猫に切れスネされる飼い主みたい)



ローの月下美人設定と目の色の表現、相性良すぎて大好き
某所やSNSのめくるめくロー作品は追いきれてないので、設定かぶり他問題があったら教えていただけると助かります
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