パンツ相談センター 作 桜桃


       【パンツ相談センター】

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(登場人物)

関 女性  パンツ相談センターの相談員

客 男性  悩める相談者(変態)

    ~ここから台本~



関(ここは、パンツ相談センター
パンツに関しての悩みを相談する窓口です。
今日も様々な電話がかかってきます。
言ってるそばからかかってきました。)

関「お電話ありがとうございます、パンツ相談センターの関です。
本日はどのようなご相談でしょうか?」

客「それが最近、パンツのゴムが緩んできてしまって新しいものを買おうか悩んでるんです」

関「左様ですか…そのパンツには、何か思い出があるんですか?」

客「はい…このパンツは、中学2年からずっと履いてましてお気に入りなんです」

関「しかし、中学2年からというと随分きつくなったんじゃないですか?」

客「きつかったですが、履いていくうちにきつさが気持ちよくなったんですよね!」

関「(この人変態だ…)あの…それは…よかったですね!」

客「もう新しい世界が開いたような感覚でした!あっ…話が脱線してしまいましたね!すいません!」

関「いえ!大丈夫ですよ!まずそのゴムの緩んだパンツどうにかしましょうか」

客「はい!でも、どうしたらいいですか?」

関「そうですね…まずは、そのくたびれたパンツから卒業されたほうがよろしいかと思われます」

客「でも…あの快感を味わってしまったら忘れられないんですよね…」

関「いえ、それは味わってはいけないものです!」

客「そうなんですか?」

関「そうです!ちゃんとした新しいパンツを買いましょう!」

客「それは、Tバックですか?」(食い気味に)

関「なんでそうなるんですか!解放感求めてどうするんですか!!」

客「だって…締め付け駄目って言うからそれだったら解放感かなって~」(拗ねたように)

関「性癖から離れてください!男性物のパンツにしてください!」

客「じゃあ…仕方ないんでブリーフで妥協します~」

関「やめてくれません?なんか私が虐めているようじゃないですか!」

客「実際いじめてるじゃないですか~性癖解放したっていいじゃないですか~」

関「そんなの私には知りません!人に迷惑かけない程度にしてください!」

客「じゃあ、中学2年の時のパンツを買ってくればいいんですよね!」

関「まぁ…それもありだと思うんですが…サイズに余裕があるパンツとかもどうでしょうか!」

客「ほら~また否定する~」

関「面倒くさい客だな…(小声)」

客「今何か言いましたぁ~?」

関「いっ、いえ何も言っておりませんよ~!お客様にピッタリのサイズをおすすめするのがマニュアルなので!!」

客「マニュアルってさ~、都合のいい言葉だよね~そう言ったら解決するんだから~」

関「はは…」

客「で、どうしたらいいですか~?」

関「と言われましても…お客様が自身で決めていただかないと…私共はアドバイスに過ぎないにので…」

客「わかりましたよ~、自分で決めますよ~」

関「でわ、ご相談は終了でよろしいですか?」

客「あっ!あとひとつ!お姉さん何色のパンツ履いてますか?」

関「教えるわけねぇだろ!この変態が!」
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