導入セッション①「渇望と欠乏」メインログ


[メイン] グランクレストRPGキャンペーン : 覇銀の暁に謳われし タイトル

[メイン] ちゃばGM : ンンッ

[メイン] ちゃばGM : お時間になりましたので、はじめていきたいと思います。

[メイン] ちゃばGM : 私はちゃば——おちゃばの妖精、もとい本キャンペーンのマスターをつとめさせていただきます。

[メイン] ちゃばGM : 導入セッションは参加者PCひとりひとりに用意されたもので、【経験点が発生しません】。ご了承ください。

[メイン] ちゃばGM : 本日の導入セッション「渇望と欠乏」の参加PCは枝折さんのイルムガルドです。

[メイン] ちゃばGM : どんどんぱふぱふー。枝折さん、ちょろっとだけ自己紹介して(

[メイン] イルム : キャラクターの紹介、でいいのかなw

[メイン] ちゃばGM : PLの紹介も合わせて頼む〜

[メイン] イルム : はいなー

[メイン] イルム : こんにちは、枝折と申します。
TRPG歴は2年程度、本システムは初プレイになります。
至らないところ多いかとも思いますが、よろしくおねがいします~!

[メイン] イルム : ……からの、キャラクター紹介。

[メイン] イルム : イルム……イルムガルドは、バーレイ村にて農家の娘として生誕。

久々に生まれた霊感持ちの子として期待され、アカデミーへと入学したが、
就学中に学校は戦果に巻き込まれ焼失。
学業半ばでは契約できる君主もなかなかおらず、村へ戻ることとなった。

[メイン] イルム :
しかし再び表舞台に立つ野望を持った領主――ニコラスにより、使えるものは何でも使うと半ば強引に契約させられる。
本人は拾ってくれたニコラスに大きな恩義を感じており、彼の覇道を支えるために全てをなげうつ心づもりである。

[メイン] イルム : キャラシートは下記。
https://charasheet.vampire-blood.net/3371846

[メイン] ちゃばGM : こんな年端もいかない娘を強引に契約させるなんて…!(棒読み

[メイン] イルム : ですが……私のちからを必要として下さっていることは、とても嬉しく思います……

[メイン] ちゃばGM : けなげじゃん 5000兆点

[メイン] イルム : 経験点5000兆点きた(違

[メイン] ちゃばGM : というわけで、本編に入っていきたいと思います…準備はいいかな!?

[メイン] イルム : いつでも、問題ありません。

[メイン] ちゃばGM : おっけー。では、はじまりはじまり…

[メイン] 導入セッション「渇望と欠乏」 : シーン1:オープニング

[メイン] ちゃばGM : 大陸歴史2014年7月。

[メイン] ちゃばGM : ファーガルドとメディニアが条約に恭順し、それぞれ連合・同盟から離反したという知らせから1週間。国内は、条約か、同盟かで大きく揺れていた。

[メイン] ちゃばGM : この動揺は、大講堂の惨劇で先代辺境伯アルべリクが命を落とした時以来、いやそれ以上の衝撃であった。

[メイン] ちゃばGM : 何しろ、突然対条約の最前線に押し上げられてしまったのだ。ミスレイルは同盟の第一防衛線となる。

[メイン] ちゃばGM : ブルタヴァ陥落から10ヶ月、南方で条約との小競り合いは続いていたが、東の防備も考えねばならなくなったとあっては、浮き足立つのも無理はない。東を守るのが熟練のハーレ伯爵軍であってもだ。

[メイン] ちゃばGM : アルベレト=モリア=ミスレイルの勅命のもと、ミスレイル中の諸侯が、今、国府ヴァイルベルクのエルツェンケルン城に集められている。君の主もその一人であり、君はニコラスに帯同した。

[メイン] ちゃばGM : 会議は、結論ありきのものであった。アルベレトは大工房同盟への残留、すなわりヴァルドリンドとの同盟を維持することを宣言した。

[メイン] ちゃばGM : これに恭順しなければどのようなことが起こるかは、2年前、大講堂の惨劇直後に彼がとった行動を思い出せば想像に易い。

[メイン] ちゃばGM : 無論、無言の反発はあった。

[メイン] ちゃばGM : ダルタニア太守ミルザー・クーチェスが破れ、条約盟主テオ・コルネーロはアルトゥークを奪還した。そしてその直後、日和見であった連合が動き、海洋王エーリクをアロンヌ海戦で破る。そしてこの度のメディニアの離脱である。

[メイン] ちゃばGM : 同盟の旗色は悪い。連合か条約になびくのが、生き残る術であると考えるのが普通だろう。

[メイン] ちゃばGM : だが、アルベレトは同盟側に残ることを選択する。この君主会議の直前に、アルベレトは同盟盟主であるマリーネ・クライシェと会談を行なっていた。

[メイン] ちゃばGM : アルベレトの亡母ユーフェミアはクライシェ家の血筋の人間であるからして、政治的配慮がなされたのであろうというのが皆の推測だ。

[メイン] ちゃばGM : 加えて未だアルべリクの後継問題を抱えるミスレイルは、念押しをされたかもしれない。もし連合や条約に帰順することがあれば、武力を持って応えよう——もしそんなことを言われれたとしたら、アルベレトの決断は妥当だ——

[メイン] 導入セッション「渇望と欠乏」 : シーン2:エルツェンケルン城 廊下
シーンPC:イルムガルド

[メイン] ちゃばGM : 晩餐会まで時間がある——君は、城の広間で主君ニコラスの帰りを待っている。
アルベレトが「内密に話がある」とニコラスを連れて行ってしまったのだ。

[メイン] エレラーラ : 「……」

[メイン] ちゃばGM : 君のそばには、偶然にも、アルベレトの異母妹であるエレラーラがいる。会議から閉め出されたのだ。政治的能力も君主としての価値もほとんどない彼女を、同席させようという人間がいないからである。

[メイン] エレラーラ : 「アルベレト様は、どうなさるおつもりなのでしょう……」

[メイン] ちゃばGM : その問いはおそらく、近くの君に向けられている。

[メイン] イルム : 「……何をなさるとしても、私は主様に付き従うまで、です」
伏目がちに。それは回答というより、自分に向けての再確認のようでもあった。

[メイン] エレラーラ : 「……戦がはじまるとしても?」

[メイン] エレラーラ : 「いえ、戦はずっとつづいていましたけれども…ここまで間近に迫ることは、なかったのではないでしょうか。そう思って…」

[メイン] イルム : 「……遅いか、早いかの違いでしかないのです。特に、この大陸を巡る戦については」

[メイン] イルム : 就学中に学校に襲撃にあっているという点では、エレラーラよりいくらかは身近に感じていたのかもしれない。

[メイン] エレラーラ : 「…遅いか…早いかの違い…」

[メイン] エレラーラ : 「…あの、これから言うことは、独り言、なのですが」

[メイン] ちゃばGM : エレラーラは言いにくそうに切り出す。

[メイン] イルム : 「……」

[メイン] エレラーラ : 「私……モリアの家に生まれたくなど、ありませんでした」

[メイン] ちゃばGM : 声を潜めて、彼女は言う。

[メイン] エレラーラ : 「アルベリク様もアルベレト様も、とても厳格なお方です。聖印を託されたとはいえ……ただ所持しているだけの、聖印の力を引き出せない出来損ないだと、思っておられるのでしょう。母も、随分と私を憎んでいました」

[メイン] エレラーラ : 「勉強は一応していますが、私には政治の仕方も、軍の動かし方も分かりません。父や、……アルベレト様のようには、とてもではないけれど、なれません」

[メイン] エレラーラ : 「そんな私が、ここにいてもいいのか…考えてしまって。…いえ、やっぱり、聞かなかったことに」

[メイン] イルム : 「……独り言、ですが」やや間を開けて、中空に目を向けて。

[メイン] イルム : 「中途半端でも、力が足りなくても……それでも、今自分ができることをする……」

[メイン] イルム : 「それが、主様へ私が捧げられる唯一のことであり……私がここにいることができている、理由」

[メイン] イルム : 「逆説、今この場所にいたとしたならば……その誰もが、なにかをできる力を持っているはず。……私は、そう思っています」

[メイン] エレラーラ : 「……さすがは、契約魔法師…ですね」

[メイン] エレラーラ : 「…迎えが来たようです。聞いてくださって、ありがとうございました」

[メイン] ちゃばGM : そう話しているうちに、彼女の契約魔法師がやってくる。エレラーラは、優雅に礼をしてその場を辞した。その横顔は、どこか苦しげだったが…

[メイン] イルム : 「お気をつけて」静かに礼をして見送り。

[メイン] ちゃばGM : 次は晩餐会だ。そこで、おそらく聖印の統合——従属の儀式が行われるのだろう。

[メイン] ちゃばGM : その時、君の魔法杖(タクト)に通信が入った。

[メイン] ノルベルト : 『…イルムガルド?』

[メイン] ちゃばGM : 声の主は——

[メイン] ノルベルト : 【NPC】ノルベルト=レーゼル
20歳/男/メイジ/エレメンタラー
ローテントリア男爵エミルの契約魔法師の一人であり、あなたの兄弟子だ。
あなたのことをよく気にかけ、こうして連絡を入れてくる。
このNPCに対する因縁を取得してください。

[メイン] イルム : PFT GranCrest : ポジティブ感情表(63) > 連帯感 あなたは彼(彼女)に連帯感を持っている。彼(彼女)はどこかで自分と似ていると思っている。

[メイン] イルム : NFT GranCrest : ネガティブ感情表(41) > 猜疑心 あなたは彼(彼女)に猜疑心を覚えている。なぜか、彼(彼女)のことを信じられない。どこかで疑ってしまうのだ。

[メイン] ちゃばGM : フラグ回収するな

[メイン] ちゃばGM : 爆速でフラグ回収してる…ノルベルトくん哀れだな…

[メイン] イルム : 『……はい、イルムガルドです。どうなされましたか』通信に反応し。

[メイン] ノルベルト : 『ごめんね、ちょっと気になって。声が聞きたかったんだ』

[メイン] ノルベルト : 『……』

[メイン] ちゃばGM : ノルベルトの歯切れは悪い。何か言いかけてはやめて、を繰り返している。

[メイン] イルム : 『……私は元気です。今でしたら、どのようなお話でも聞ける用意がありますよ』若干、口調を砕け気味に。

[メイン] ノルベルト : 『…そっか。よかった』

[メイン] ちゃばGM : 少し、声に安堵がにじむ。そして、意を決したように続けた。

[メイン] ノルベルト : 『晩餐会、気をつけなよ』

[メイン] イルム : 『……なにかが?』

[メイン] ノルベルト : 『ええと……』

[メイン] ノルベルト : あなたの問いに、ノルベルトは言葉を選んでいるようだった。
しかし、突然慌てたような声を出す。

[メイン] ノルベルト : 『ごめん、またあとで。とにかくそういうことだから。じゃあ』

[メイン] ちゃばGM : 通信が途切れる。

[メイン] イルム : 「……」愛用のタクトを見つめ、考える。

[メイン] ちゃばGM : 君は常でない兄弟子の様子を訝しみながらも、主人の帰りを待つのだった…

[メイン] ちゃばGM : ++++++++

[メイン] ちゃばGM : …と、ここまでがイルムガルドの導入です!

[メイン] イルム : 承知いたしました、ありがとうございます(ぺこり

[メイン] ちゃばGM : ではここは一旦区切りまして…

[メイン] グランクレストRPGキャンペーン : 覇銀の暁に謳われし タイトル
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