バカ奴隷化レーザーの試練


(終わりが見えない……通信は繋がるわけもないし)

深いため息をつく彼女は、周囲を確認し腰掛ける。
サーヴァントとはいえ今までの攻撃はそういうものでは無い。

(少しだけ…………)

そして少しの間、目を瞑るつもりで本人はいたようだ。

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「っ゛♡い゛ぃぃっっ♡♡」
脳に直接攻撃されるような快楽が彼女を現実へと引き戻した。

「なにが……どうなって……っ」

簡単には立ち上がらない意識を巡らせ、周囲を確認する。
目の前に長い1本の道、そしてその先に聳え立つ階段の姿。
そして


荒れ狂うように降り注ぐ桃色の光線。

「十中八九さっきのはあのピンク色の……避けて進めってことね」

ならば話は早い。
今までと違い、回避する手段は大いにあるため簡単に行くと思っていた。

「ん゛おっ♡♡ま゛だぁぁ♡♡」

地面に身体を預け、腰を浮かし絶頂する。
理論派な彼女からすれば、統一性のない光線の動きには対応しかねるようだ。

(あたる、度に頭がまわんなく……う゛ぉっっっ♡♡」

長い時をかけて、一歩一歩と足を進めていきようやくたどり着く。
服は乱れ、上の空で進む姿は哀れな小市民にしか見えない。

「はぁ♡はぁ♡これでぇ……よ、ようやく…♡♡」

階段の前にたどり着き、安心したのもつかの間。
彼女を祝福するかのように、光が集中する。

(あっ♡♡ダメなやつ……♡)

プシャアアアアッッッッ
「ん"お"っほおお"ぉぉ!?!?!?!?!?!?!?イ"グッッッッッッ!!!♡♡♡♡」

今までの疲れも飛ばすように、盛大な絶頂を迎える。
頭は熱に犯され、思考もまとまらない。

(誰か……もっと……)
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