マッド・ハイヤー


地球連合軍のブルーコスモス派閥に属しロゴスにも名を連ねた資産家にしてアドゥカーフ・メカノインダストリー社において数多のモビルアーマーやデストロイの発案、開発者でもある。
(名前はブルーコスモスでのコードネームであり、其れより前の経歴は抹消されているが、メビウスの開発にも関わっておりそれに乗っていた息子をザフトのジンに撃墜されており、その家族も血縁者含めてエイプリルフール・クライシスで全員死亡しており、妻を反コーディネーターテロで失っている。)
(尚、名前の由来はカバラ天使の12位からであり、新機動戦記ガンダムWのツバロフがドイツの12から来ているのも関係している。)
第一次戦争の際は目立った活躍は無かったものの、第二次戦争の際はロゴスの資金提供を受けて数多のモビルアーマーの開発や量産に携わった。
しかし、全ての人類や家族を奪った世界に絶望し人類を一切信じなくなった彼は自分の考え以外を許さない独人的な性格に変貌してしまい、いつの日か自分の考えを否定する全ての人類を殲滅し、選別する為の研究を始めてしまう。

目を付けたのがかつて300年前の厄祭戦で人類の4分の1を絶滅させた「厄祭のモビルアーマー」達であり、彼らを制御、コントロールする事でより確実にコーディネーター達や自分達に歯向かうナチュラル達を殲滅出来ると考え、独自かつ極秘裏にモビルアーマーの研究を始めてしまう。
研究は好調に進み何とモビルアーマー達の中枢制御ユニットの書き換えを行い敵味方を判別させる事も可能にさせてしまった。(スリープ状態のモビルアーマーはエイハブウェーブにしか反応しない事にも気づいたのでユニットだけを持ち帰って研究していた。)
しかし上位個体や埋没地点などの更なる研究の最中、ギャラルホルンの制裁を恐れたジブリールや他のブルコス幹部に勘づかれてしまい研究の差し押さえを受け捕縛、死亡事故と偽装工作されブルコス勢力の力が強いユーラシア勢力の領地に幽閉される事になるが、ファウンデーションショックの最中アウラやアコード達により救出され
「我々に戦力を提供するなら好きなだけモビルアーマーの研究をさせてやる」という勧誘に二つ返事で承諾。ファウンデーションが地球に埋没しているモビルアーマーを処理している裏で回収された残骸からモビルアーマーを復活させて、後のファウンデーション事変の折りに戦力として提供。合力すると見せかけ背後からコンパス諸共殲滅しようとしたラスタル率いるギャラルホルン艦隊とダインスレイブ部隊をミラージュコロイドマントで擬装したモビルアーマー部隊で蹂躙、壊滅寸前の被害をを齎した。
が、戦場に乱入して来たマクギリスのバエルや半年に渡る手術とリハビリ、そして改修を終えた三日月のバルバト・スルプスレクスや士気を取り戻したギャラルホルンやコンパスの代わりに尽力した鉄華団によりモビルアーマー部隊は殲滅されてしまい、いつの日か報復するべく研究資料と共にアルテミス要塞を人知れず脱出。

その後はブルコス残党として活動中にイオク・クジャンの宣言を受け、神聖ギャラルホルンに他の残党と共に合流。イオクを唆し彼らにも、モビルアーマーを戦力として提供したり、マンハントにより補給された生体CPUの生産工場を秘密裏モスクワ跡地の地下に建築、更に戦力にならない生産CPU達を量産機用阿頼耶識の生体ユニットに作り直したり等のあらゆる非合法な方法で神聖ギャラルホルンの戦力を補い続け、さらに民間用マスドライバー「ギガフロート」を神聖ギャラルホルンが確保した後は宇宙に上がり、発見したモビルアーマーの「上位個体」の中枢制御ユニットのみを手にしてガンダム ・ゼパルに組み込んだ。
舞台が宇宙に移り火星での決戦を迎えた際は、AIを通してゼパルをモビルアーマー達をパーツにして魔改造したりモビルアーマー達に命令を下し全ての戦場に存在する勢力を殲滅し、火星を焼き払おうとするが構造上の欠点を見つけたロウと其れを聞いたオルガの指揮によりまたも破壊されてしまい、上位個体のAIもゼパル諸共マクギリスの手により破壊されてしまい
錯乱、発狂しながらも再び潜伏。

一年後の「天使の残滓事件」の折りにデストロイとモビルアーマーのキメラ機体「ジェノサイド」に自らを強化改造を施し搭乗。殺戮を行おうとしたが、ブルコスやかつての仲間や上官と決別したヒダカ・バース大尉のウィニングベルセルクのカレドヴルッフに貫かれ今度こそ死亡した。
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