SHORT STORYS vol.3


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もしも、勝手についていたら・・・

     【Vol.3】
   SHORT STORYS

みなさんは、人を殺したいと思ったことはございませんか。
人生はそんな思いを徐々に復讐心を抱いていくものです。
しかし、皆さんは当然やりませんよね。だって捕まりたくないんでしょう?
ま、わたしはそんなこと思ったことはありませんがね。
え?今手になんか持ってないか?いやいや、何も持ってませんよ。
ナイフ以外は。

60代後半で、定年まであと1ヶ月という定年間近の俺は、家に昔辞めた部下からの手紙が届いていたー

『えーっと、拝啓、剛様…この度は69歳の誕生日を迎えたということを知り、お祝いの手紙を書こうと思いました…えーっと、辞めてから今は転職し、デザイナーの仕事をしています…佐藤修明より…はぁー。これ返事書く系か?』
こんな短い手紙メールで送れよ…はぁー、全くこいつは…お前の親の顔が見たいもんだ。
ちなみにこの佐藤修明という部下は20年前の24歳?で辞めたミスの多い部下だ。
ちなみにその頃俺は49歳だった。

∵切迫∵

それからというもの、俺の家にはあいつの手紙ばかりが毎月、いやひどい時は毎週送ってきた。
俺はそろそろあいつを叱ろうと返事を書くことにした。
普通、毎月、たまに毎週なんて送るかね?ましてやどれも短いものばかり。
普通メールで送るようなものをわざわざ手紙で送ってくる。
なんて非常識な人間なのだろうか?あまりにも酷すぎるのではないか。
こんな部下を育ててきて情けないもんだ。
『いや・・・もっとあいつを殴ればよかったのか・・・あの時代だからどんなに暴力しても許される。もっと殺す勢いで腹蹴っときゃよかったのか・・・』

1週間後ー
また手紙が届き、俺は怒りで叱る手紙を書いていた。
内容はほとんど説教くさいが、これこそ効果的ではないだろうか?
やはり、非常識人間は説教で、そしてそれでも聞かなければ縁を切ろう。
え?殴らないの?こんな時代に部下に殴ったら完全に目撃情報が出て俺が捕まるだけ。
残念なことにパワハラ親父になっちまう。
さて、この部下にはどうやって説教してやろうかな・・・ そう思いながら、俺は封筒に入っていた手紙を取り、読み始めた。
するとそこには衝撃的な内容が書かれていたのだ。
「あああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいううううううううううううええええええええええええおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおばばばばばばばばばばばばばばばかかかかかかかかかかかか」

なんて非常識な手紙だ。俺は怒りを閉じ込められず、手紙をくしゃくしゃに破りまくった。
なんだこりゃ!まるで小学生が書いたような文章じゃねぇか!! それになんでいつも短いんだよ!そんなもんメールで送れよ!!!ばばばばばばばかかかかかかってなんだよゴミクズが!!!!!!!
俺は手紙を破り捨て、新しい紙を取り出した。
するとそこにはもう一枚便箋があり、そこには短くこう書かれてあった。
「しししししししししししししししんんんんんんんんんんんんんでででででででででででででででででくくくくくくくくくくくくくくくくれれれれれれれれれれれれ」
『このクソ野郎!!!!!!!!!!!!!誰が死んでくれだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お前は死ねぇぇぇ』
と、俺はその手紙をビリビリに引き裂き、床に投げつけた。

ああ、イラつくぜ!! 今すぐにでも殴りに行きたい気分だ。
だが、今の時代は上司が部下を殴るのはご法度である。
我慢だ。我慢するしかないんだ。
俺はその手紙を引き裂いては引き裂いては投げつけていた。

そして、その日はあっけなく夕暮れが過ぎ、1日は終わった。
だが、次の日なぜか玄関前で佐藤らしき男がいた。
だが、追いかけるとどこかへ行ってしまう。
一体どういうことなのだ? まさか、幽霊なのか? 俺の部下は全員辞めていったはずだが……
そういえばあの時も今日みたいな夕焼けだった気がした。
確かあの時は部下の奴らが会社の前で待っていてくれたんだっけ? 懐かしいなぁー、あの時は。
そして佐藤は・・・待ってくれなかった。
だから俺はあいつに嫌い、毎日殴って蹴っての繰り返しであった。あいつは俺のことをどう思っているのだろう。
ただただ怖い上司と思っているかもしれない。いや、それしか考えれないだろう。
そして今もこうして待っている。きっとそうだ。
だって、あんなに非常識な手紙を送ってきたんだからな。
仕方ない。無視しよう。あんなクソ野郎はな。


すると、翌日、また彼が頭を出した。
明後日も、3日後も、4日後も、しまいには1ヶ月も。
俺はいつしか謎の罪悪感に包まれていた。

そして、事件は起きたー

ある日の昼上がりのこと、彼はいつも通り現れたが、なぜだか彼は車椅子姿で足が切断されていた。
俺は急にあの毎日殴り、お腹を蹴った日々を思い出し、とてつもない罪悪感に包まれた。
もしかしたら...おっ、おっ、俺のせいでああなったんじゃないのか...
おっ、俺のせいで足をせっ、切断したんじゃないのか...?
『うっ、うっ、うわぁ“ぁ”ぁ“ぁ”ぁ“ぁ”ぁ“ぁ”ぁ‘ぁ“ぁ”ぁ“ぁ”ぁ“ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺がああああああああああああああああ』
すると、彼はこっちへ向きニヤニヤと笑い出した。
俺はとてつもない罪悪感と冷や汗をかき、家に急いで帰りベットに潜りこもっていた。
『俺じゃない...俺じゃない...俺じゃない!!!!!!!!!!!!俺じゃない...俺じゃない...』
その日の夜、俺は夢を見た。それはあの時の光景だった。
佐藤が俺の前に立ち、笑顔でこう言ってきたのだ。

『佐藤、すまないすまないすまない!!!!!!!!!!!!!すまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまないすまない嫌だああああああああ!!!!!!!!!』
すると、佐藤が失った右足を見せてくる。
すると、俺の右足をチェーンソーで切断し、中の血をバケツに入れられる。
『やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

俺は飛び起き、目が覚めた。
すると、なぜか左足の足首に違和感を感じた。
布団をめくると、そこには俺の左足がなくなっ・・・いや、あった。
そして、窓を開けても砂糖はいない。
俺は安心感に包まれ、一日が終わろうとしていたその時・・・

何かの足音がする。俺はあまりの恐怖で体が震え、布団に閉じこもっていた。
すると、機械か何かの声が聞こえてきた。
「アンタノセイダアンタノセイダオマエガナグッタリシタカラダオマエノセイダオマエノセイダ」
男は恐怖と罪悪感で冷や汗をかいていた。

『やめてくれやめてくれやめてくれやめてくれ...やめてくれやめてくれ』
すると、佐藤の低い声が聞こえてきた。
「許さない、一生」

そして男は突然立ち上がり、窓を開け、身を投げた。
すると、謎の男が寝室部屋に入ってきた。
「これで復讐成功です。代金はいただきません。それでは。」
「いやー、手をつけない復讐法なんてあるんですね。さすが人間の心理をよくわかってらっしゃる。」
「ええ、ありがとうございます。この手法は徐々に追い詰めていき、彼を自殺させるという画期的な手法です。それじゃあわたしはこれで。あ、車で送ります」

SHORT STORYS

皆さんは体験したことのない記憶が脳内に入ってくる現象はありませんか?
まあ、わたしはありませんが。
しかし、脳というものは非常に複雑なもので、時に前世の記憶を受信させることもあります。
こんな話のようにー

わたしの大好きだった母が実家の村で倒れたー
わたしは仕事の休暇をとり、実家の村に帰ることにした。
『母さん、大丈夫?』
「ああ……ちょっと風邪をこじらせただけだから」
母の容態はかなり悪かった。肺炎を起こしていたのだ。医者に診てもらうと、入院するように言われた。
しかし母はそれを拒んだ。病院には行かないと言って聞かなかったのだ。
わたしは後日、父と温泉に行くと偽り、寝てる間に母を入院させた。
それしか方法はないのだから。大好きな母を生かせる方法はそれしかないのだから。

しかし数日後、またもや母は病院から抜け出した。今度は肺炎ではなくもっとひどい状態だったらしい。
その日を境に母はどんどん弱っていった。
そして、母はとうとう亡くなってしまったー
葬式の後、父がぼそりと言った。
『お前の母さんなあ、最期までお前たちのことばかり心配していたよ』
わたしはその言葉を聞いて涙が出そうになった。
だがここで泣いたらだめだと思った。泣く資格なんてないと思ったからだ。
母はわたしが泣く姿を気に入ってはいない。泣かない。最後まで。

             【蘇る記憶】

あの時、わたしはどうしてあんなことをしてしまったんだろう? 病気の母親を置いて仕事に行ったりして…
きっとわたしのことを恨んでいるに違いない。
そう思うと怖くてたまらなかった。
もう2度と大切な人を失わせたくない。
そんなことを毎日、夜中の寝る前に思っていた。
ある日、夢を見た。それは自分が誰かとデートをしているところであった。
そして、わたしはトイレに行き鏡を見ると顔が変わっていた。

まるで別人のような顔になっていたのだ。
わたしは恐怖を感じて目を覚ました。
こんなことは初めてだったので少し不安になった。
何か不吉なことが、何か呪いがわたしを襲うのではないかと。
しかし、次の日にまた同じような夢を見た。しかも今日は恋人らしき人物の顔がはっきりとわかった。
この前よりも鮮明に見えているような気がする。

わたしはこの日から毎晩のように同じ夢を見るようになったー

そして、ある日のことー

わたしは母の供養のためにも、母の心残りを晴らそうと、仕事があまり忙しくない時期に有給をとり、実家に1週間泊まることにした。
久々に会った家族たちは笑顔ではきはずませていたが、母の遺影を前にしているときの表情はとても悲しそうで辛かった。
1日目はほとんど家の近くの海に出かけて泳いだあとに浜辺でお酒を交わし、楽しい一時を過ごした。
もちろん、わたしだけではない。亡くなった母を遺影として連れてきた。
両親が楽しげにしている写真を見ていると本当に楽しそうなので見ていてこちらも嬉しかった。
2日目に、ふと昔見た不思議な話を家族にしたくなる。不思議というのは祖母が昔話として聞かせてくれたものだったからだろうか……。

わたしの家は農家で近くに竹林があるのだが、祖母の家にあった井戸の話だったのだか……井戸に女が入っていると必ず水の中から手が出て引っ張られるというもので、一度祖父もその経験をしており一緒にいた父には見えないから、幽霊だと騒ぎ立てるほどだったという思い出が残っている。
2日連続で見た悪夢の話を家に帰った時、父と兄、姉に話した。
すると、兄や父、姉がこう口を開いた。
「えっ・・・俺もお前が恋人みたいな人とデートしているところを車で見守っている夢を見たんだが・・・え?」
「ちょっ、俺もなんですけど・・・え?俺がそのー、デートしてるところを俺が同じように見守ってたし・・・しかも同じように顔も変わってたし。もしかして美里も見た?」
「えっ、わたしも見たわたしも車にいたし。」
わたしたち4人は互いに顔をあわせて驚き、
母が亡くなったときにみんなして変な効果のあるお守りとか買ったかなと悩みあったものの、答えなんかある訳がなくその日は過ぎてしまった。

そして、翌日の3日、4日目は、海でキャンプをしようとなり、全員血液型が同じなためか全員賛成した。
そのため、今日はみんなで別々の買い物をすることになった。
美里はテント、わたしは肉以外の食料、健太は高級肉、父は調理道具をそれぞれ買い揃えた。
そして、全て買い終わり、帰ろうとすると一人の男とぶつかり、顔を見るとどこかで見たことのある顔だった。
そして、頭が急に痛くなり謎の記憶が蘇る。
そんなことを気にしている余裕もなく、家のスマホで予約をする。5時半に行けるようだ。
そして、待ち合わせ場所である海水浴場にバスで向かった。
時間はまだあるようだったが、すでに結構人がいてびっくりしたくらい混雑をしていた。

ただでさえ水着姿で暑いというなのに人が多くいるだけでさらに暑さが増すのだと感じた瞬間である。
5時過ぎにはわたしたちも合流しバーベキューの準備を始めた。
といってもほとんど用意してあり炭をつける程度であったが。
そして、あっという間に6時になりバーベキューが始まる。
最初はみんな遠慮してかあまり食べていなかったが、時間が経つにつれてどんどん焼いていき、焼き鳥やら、焼肉、ウィンナー、卵などとにかくたくさん焼いた。
特に兄が買ってくれた肉は超高級なものだったためかなり美味しくいただいた。
「「「「「「「ごちそうさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」
すると、突然父が私に口を開く。
「実は父さん、今まで隠してたことがあるんだ。俺、前世の記憶があってな。あの夢、実はもう60年前くらい前に体験したことがあってな。しかも、家族が6人という点も共通してて、血液型も同じ。もしかしたらお前らの前世の人なんじゃないかと思ってたんだ。じっ、実はお前らが見た夢は前世で体験したことなんだ。お前が恋人みたいな人とデートしていたのは・・・前世の記憶だったんだ。」
わたしたちは一瞬固まったが、父にわたしの前世が何歳なのか聞いたところ、21歳の時に交通事故で亡くなったらしい。

わたしはあの時、本当に前世でデートしていたのだと。
「でも、まだあの男の人が誰なのかわからないんだ。この世界のどこかにいることはわかってる。でも、お前の彼氏が今生きてるのかもわからないんだ・・・」
そして私たちはあることに気づいた。
あの男の人は前世での彼氏なのだと。あの時、ぶつかったのは偶然ではなく、前世での縁、つまり神様からのご褒美、必然だったのだと。
そして、わたしは急いで走って村へ向かうバスに乗った。
そして、急いで前世の彼氏を探していると、走って岩につまずき転んでしまう。
すると目の前に見覚えのある脚が現れる。

顔を見上げるとぶつかった人、つまり“前世の人”だった。
すると、彼が突然笑顔になり、わたしは腕に涙がこぼれ落ちた。

SHORT STORYS

皆さんは人生で何回願い事をしましたか?
今年七夕でした願い事は・・・「健康でいられますように」です。
しかし、そんな願い事は時に想定外の悲劇を生みます。
そう、こんな話のようにー

『マジで最近ついてねえよ。本当、離婚やらあいつの学力やら、リストラやら・・・』
俺は「佐藤隆二」。全然ついてないサラリーマンだ。
俺の危機を今から全て言う。
・息子の学力が低過ぎてやばい
・リストラの危機
・離婚の危機(年収や、態度のせい)
だが、離婚したいわけではない。
ただ、最近は仕事もきつい。だから少しでも給料を増やしてほしいって言ったりしてるのに関わらず、人事部はクビ切りしか言わんくせになって来てる気がするんだよな。
今45でリストラなったら、家族は崩壊して離婚、どうせ親権はあいつが取る。俺は人生が終わった気がする。

そして、俺は出勤するついでに家の近くの神社でこう願いを言った。
そうしないと何かと不幸が続き、一家は崩壊する。
『お願いします!!!!!息子の学力を上げてください!!!!!リストラを免れるようにしてください!!!!!離婚しないようにしてください!!!!!!!神様、お願いします!!!お願いします!!!!!!』

◆願望神◆

そう言い終わるとなぜだか気分が一気に上がっていく。
仕事のやる気も、家庭を熱を注ぐ勇気も一気に出てきた。
『よーし、これからだ。これから頑張るぞー』
今日の仕事は早く終わりそうだ。そう思った矢先だった。
バキっ!という音がした。 俺は足をくじいた。しかも階段の前で。
ああ、こんな時に何で運が悪いんだろうか。これが願いの代償か。アハハハハハハハ。
これくらいなら余裕だ。危機を免れるためならな。
足を抑えながら何とか会社までたどり着いた。
まだ、業務開始時間ではない。だが、もう既にいる奴らがいた。あの2人だ。
この会社の上司である。その名は加藤清正と鈴木秀長である。
こいつらは優秀過ぎる人材であり、営業部のエース的存在なのだ。
俺はこいつが大っっっっっっっっっっっ嫌いだった。いつも2人で行動していて、仲が良い。
俺は1人だ。なのにこいつらは仲良さげに話すんだ。まあ、別に羨ましいとか思ってないけど。
しかも俺はパートナー、そして息子さえも消えてしまうかもしれない。

そして、仕事が終わり家に帰る。
毎晩、妻からは説教の連続である。そして、最近では大きな声でリストラされたかも聞かれる粗末。
だが、家に帰るとなぜか今日は電気がついていない。
いつもは帰る時電気が毎回つくのに。
そして時計を見ると0時を回っていた。だが・・・
部屋を見ると妻が死んでいたのであった・・・
『まっ、まさか・・・これで離婚ができないとか言うんじゃないよな・・・』
俺は背筋がゾッと凍り始め、顔は真っ青になった。

そして、妻は血まみれで倒れていたのだ。これは確実に殺された。
でも、誰が?何故殺したのかわからない。動機も不明。ただ、1つだけわかることがある。
犯人がまだ近くにいるということだ。
俺は急いで警察に連絡しようとしたその時、急に電話が鳴り始めた。
「これで・・・りこんは・・・でき・・・ない・・・よ・・・ねがい・・・かなった・・・ね・・・ふふふ・・・かんしゃ・・・まって・・・・・・る・・・よ・・・」
そう言って電話が切れた。俺はその瞬間全身の血の気が引いた。
願い事なんてしなければよかった。いや、もっと願えば良かったのか。
俺には後悔しかなかった。願い事なんてもうしない。
そんな言葉を使いたくもないさ。
そして、次の日ニュースで殺人事件が起きたことが取り上げられた。
被害者の名前は俺・『佐藤隆二』の妻の『佐藤美琴』が死んだというニュースであった。
だが、昨日の電話で言っていた意味がわかった。離婚できないという意味である。
しかし、あいつが殺されてせいぜいしたわ。やっぱり願い事は神だな。
『アハハハハハハハアハハハハハハハアハハハハハハハアハハハハ・・・』

すると、急に電話がまたもや鳴り始めた。
「あした・・・むすこ・・・がくりょく・・・あげ・・・る・・・・・・ア“ァ“ァ”ァ“ァ”ァ“ァ”ァ“ァ”ァ“」
すると、また何か不吉な予感がした。
それではなんだか、不安と機体が混ざり合ったような複雑なものだった。
おまけに吐き気もしてきた。俺はビニールに不安を吐き出した。
すると、少し気分が良くなった。
そして、気分が落ち着いたところで明日に備えて寝ることにした。
そして、次の日の朝ー
俺は朝から気分が悪かった。何か悪い夢を見たようだ。
だが、今は仕事中である。仕事をしなければいけない。
だが、気分が悪くなりトイレに行くことにした。

すると、後ろから誰かにトンカチで頭を打たれる。
『やっ、やめ・・・てくれ・・・やめ・・・て・・・・・・お・・・おま・・・えは・・・・・・』

男はその後、絶命したという。脳が出血したとかなんとか。
やれやれ。お陰で俺は学力が上がった。
なにせ、あいつら勉強してる時に野球の実況見てうるさいし、タバコの煙をこっちにやってくる。
そして喧嘩がうるさいんだ。
俺はあいつが死んでせいぜいした。リストラも無くなったし。
きっと天国で笑ってるよな。アハハハハハハハアハハハハハハハ

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◆願望神◆

社会の欠点は数えきれないほど存在しています。
ほら、今死んだ男が運ばれている周りに人が集まっているでしょうー?
これこそ、社会の欠点なのではないでしょうか?
次回はもっと面白いものを取り上げます。それではー
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