真名:エメラルドのプリテンダー


「サーヴァント・プリテンダー。真名をオスカー・ゾロアフター・ファドリグ…以下略。
又の名をオズ。エメラルドの都の支配者にして魔法使い。その正体である臆病な老いぼれペテン師…の代わりに戦うオズ役の人。それが私だ。
あまり知られていないがオズは主に忠実だ。安心して頼るといい!
ハハハ!なんて胡散臭いんだろう!」

真名:オズ
性別:██ 身長:176cm 体重:64kg
容姿:銀髪翠眼を共通点とした色男、麗人
クラス:プリテンダー 属性:中立/中庸
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A-- 幸運:B 宝具:EX
クラススキル
陣地作成:B 道具作成:B
固有スキル
魔術(偽):A---
基礎的な魔術の習得を表すスキル。
よく知られている「オズの魔法使い」の物語の後、「オズ」は紆余曲折あって魔女の下で修業を積み魔術を収めている。
本来であれば高位の魔術師と遜色ない実力を有しているが、後述するスキルにより大きく弱体化している。

変装:A
技術により外見を偽装するスキル。
人型でないものにも姿を変え、かつ違和感を与えないレベルの変装が可能。
幻術による姿の偽装、変化による肉体そのものの変化も本来であれば可能だが、後述するスキル・宝具の都合上、基本的に彼は変装を用いる。

おいぼれペテン師:A
『無辜の怪物』の亜種である、完全なデメリットスキル。
「オズの王は魔法使いではない。ただの老いぼれたペテン師である」という大衆の認知による呪い。
世界における「オズの魔法使い」という物語の知名度に応じて、彼の魔術はその力を失っていく。
彼の魔術は大きく性能を減じており、魔力を用いた魔術の行使は不可能と言える。
また、このスキルを持つオズはキャスターとして召喚されることは無い。

【宝具】

『偽りの褒章、真実の効能(リワード・エメラルド)』
ランク:B 種別:対真実宝具
オズの物語の再現、約定の満了。真偽の逆転。
紐釣り仕掛けの大火球、影姿の麗人、世界のテクスチャを超える気球。
オズの設計した仕掛けや小道具を本物に変え、相応の力を与える。ただしこの宝具のランクを超える性能は発揮できない。
これを用いた変装スキルによって、オズは姿を自由に変えられる。
ただし、効果があるのはオズの真名を知らない者、または彼の「友人」に限られる。


「黄色いレンガの道を辿り、かくして君たちは辿り着いた。」
「偽りにて瞳を覆い、魔法を以て汝らの願いを叶えよう。」
『侵食証明・翠晶王国(オズ・リべリエ・テリトリー)』
ランク:EX 種別:対軍宝具
固有結界としてオズの統治したエメラルドの都市を顕現させる。
「オズの統治下のオズの国」という点に重きを置き再現され、特性は「不死性の否定」。
回復・復元能力や「~によって傷つくことは無い」といった概念防御を無効化し、「サーヴァントは神秘がなければダメージを負わない」という大原則も覆す。
また、この世界にオズの魔法を疑う者は誰一人として居ない為、固有結界内においてはオズは紛う事なく大魔術師となる。
欠点としては固有結界という魔術である事。つまり第一宝具を経由しての起動が必須である。
『オズ』という外装が致命傷を受けた時に、完全に消滅させるフェイルセーフとしての役割も持つ。

『O・R・T(オズ・R・シング)』
ランク:EX 種別:対人宝具
『R』は『究極』であり『夢想』
「オズ」とは、空想であり、文明であり、人間であり、席であるという概念。
異界へ渡り、詐術によって支配者となったキャスター・オズもまた、空席の王位を簒奪したプリテンダーである。
よって、「オズ」という霊基は外装、レッテルとしての性質を持ち、その席に着けば「オズ」として能力が定義される。
極論を言えば、プリテンダー・オズは「オズっぽい人」であれば誰でもなれる。

この性質を最大限生かすために選ばれた者こそ、オズの役を羽織る資格を持つ者の中で最強の個。遍く世界における究極のオズ。
死の存在しなかった世界の王の犠牲と、4人の大魔術師により、世界を守護する王たる役目を被り
その性能を以て最大の脅威となる自らを封じた、ソラからの来訪者。
翠晶の巣を張った一匹の蜘蛛である。

【人物】
「オズの魔法使い」に登場する、オズの国における君主であり偉大なる魔法使い。
死の概念が「発生」した世界を治める為に呼びこまれた一人のペテン師。
世界を渡った漂流者。
████。
本来召喚出来ない英霊「オズ」。その枠の持つ性質(キャパシティ)を最大限活用できる、その特異性を評価され記録された者。
成り立ちのみで言えば抑止力製のクリュティエ=ヴァン・ゴッホ。

基本的に陽気で友人想い。必要のない噓を好まず、陥れる為の偽りを嫌う。ただし臆病な面があり聖杯戦争自体には消極的。
最後には逃げ出すようにして国を離れたが、時期が来るまでは王様でいるつもりであったように責任感は強い。
老人であるキャスター・オズを意識して年老いたような口調で話すこともあるが、年齢の自任は本人にも曖昧。
聖杯にかける望みは「オズの国の繁栄」。今も残っているか分からない世界の国の繫栄を、強く信じて願う。


オズとしての役、魔女たちの偽装、究極の一によるプロテクトにより、自分の怪物性には無自覚的。
というか、自分の事をオズだと思っているし、オズとしての記憶もあるので疑う理由がない。

サーヴァントとしての性能もほぼオズのものだが、人類文明に対する侵略者と相対した場合のみ、本来の性能を発揮する。
その間もORTとしての機能は復旧を続ける為、時間が経つにつれて星の収穫者としての自己を取り戻す。
対策として、この状態となると現世への楔が喪失する。あくまで制限時間付き。
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