目見れるようになったよ④


虎杖「~~っぁ゛、っ…!ふ、ッ、……♡!」

虎杖(さっきからわざと俺の気持ちいいとこばっかり突かれてる…止めたいのに、声抑えるのに精一杯で抵抗できねぇ…!)

日車「ずいぶん、辛そうだな…」
虎杖(誰のせいだと思ってんだよ…!!)
日車「いっそ声を我慢しない方が楽になるんじゃないか」
虎杖「…!?…っ♡……く、っん゛、…!」ブンブン
日車「ふ、必死に頭を振って…そんなに嫌か」
虎杖「…ん゛、っ……ん、ぅ…!」コクコク
日車「……分かった。ならやめよう」



虎杖「~~~っあ、♡?…?」

虎杖(急に動きが止まった…けど、イきかけてたのを突然止められたから腹の中ぐるぐるする、あつい、)

虎杖「…ぁ…な…っな、んで」
日車「声を我慢するのは辛いだろうから、止めてやるべきかと思って」
虎杖「っ…は……?…っやだ、ひぐるま、」
日車「ああ。これ以上するのは嫌だもんな」
虎杖「…っそうじゃ…なくて……ッ…!」

虎杖(もう少し動いてくれたら気持ちよくなれるのに何で止めるんだよ、嫌って言ってもやめないでほしい、さっきみたいに俺が抵抗できないくらいガンガン突いて、擦ってほしい…イきたい、イきたいイきたい…!)

パチュッ…パチュッ…

虎杖「~~っは、っあ…♡!ぁ、あ……♡」
日車「…こら、腰を動かすな」
虎杖「ちが、ッ…かってに…っひ♡うごいちゃ…て、とまらな、あっ、あ♡」
日車「っ……」

日車(本能に抗えず俺の体を使って喘ぐ彼は淫靡と言うより他は無い。壁と俺の体に挟まれてうまく動けないのか、辿々しい動きで腰を揺らしながら何とか快楽を得ようとしている)

日車(だが、拙い動きでは達することもできずもどかしいんだろう。中途半端に得てしまった快楽に逆に追い詰められ泣きそうになっている)

日車(……無邪気で明るく、高潔で、不器用で…そんな彼が二回り近く年上の男に手酷く抱かれて、ここまで乱れる姿を誰が想像できるだろう)

虎杖「…っもう、やだ…!これじゃたりない、っいけな、い…っ…うごいて、日車…!」
日車「…いいのか?声を聞かれて、セックスしているのが知られてしまっても」
虎杖「いい、っ…!いいから、せっくすしたい、きもちよくなりたい……!」
日車「…ッ…はは……!」

日車(知っているのは俺だけだ、俺だけでいい…)
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