[オイルマッサージ編・先生視点]


 別室で隠しカメラに映るウミカを私は見ていた。
 隠しカメラは複数台あり、全体像だけでなくウミカの表情も良く見える。
 ウミカの痴態、その経過を見て、Aさんを選んで良かったと確信した。
 本職であるが故の確かな各種マッサージ技術と話術でウミカの緊張をほぐし、通常のマッサージからオイルマッサージへと移行させ、徐々に性感マッサージを織り交ぜている。
 加えて、部屋に焚かれたアロマと使用しているオイルには媚薬効果もある。
 これによってウミカは徐々に、だが確実に性感が高められて、理性が解かされている。
 Aさんの口調もそれに合わせて、徐々に有無を言わさぬ断定と命令のニュアンスが含まれたものへと変わって行き、ウミカも従うようになっていっている。
 他の男に抱かれるウミカを見るのとは違う興奮がここにはあった。
 たとえ快楽に流されようと、そうなるのも含めて、あくまでもウミカが私の望みに答えているという形だった。私に喜んで欲しい、私に褒めて欲しい、プレイ後に私に可愛がって欲しい。あくまでも主体が私なのだ。
 しかし、今、ウミカはウミカ自身の快楽に流されて、Aさんが与えてくれる快楽に身を任せている。
 あのウミカが快楽に溺れようとする姿が今、カメラ越しに展開されている。
 嫉妬も焦燥も悔しさもある。同時にだからこそ興奮する。ウミカがどこまで行ってしまうのか見ていたくなる。
「さて、ウミカちゃん。これが欲しくないかな?」
 そして、いよいよ最後の境界線。
 ウミカが果たして他の男を受け入れてしまうのかどうか……。
「だ、ダメ。ダメです……」
「そう? こんなにヒクヒクして物欲しそうにしてるのに……ほら」
「――あっ♡」
 明らかに蕩けた顔と声を出してしまうウミカ。
 ――Aさんとは事前に取り決めていた。
 可能ならウミカを抱くが、どうしてもウミカが最後の一線を保つようであれば、多少の追い込みでも拒否するようであれば、今後のプレイに差し支えるだろうから、私とグルだということは明かすと。その上で、今後に展開次第で、また誘惑してみる方向で行くと。
「今、これを生で入れたら凄い気持ちいいよ」
「♡ …… ん、うぅ~」
 また、私とグルであると明かしても可能であれば生は了承させてみると。
「だ、ダメです……もう終わりにしてください」  
 ――ウミカは耐えた。
 何度もイッて、涙や涎でくしゃくしゃになっていた顔が、今は目に強い意志が戻っている。
 これ以上は無理だろうな……。Aさんもそう判断して、カメラ越しに会釈を送ってくる。申し訳ない、堕とし切れませんでしたと謝っているようだった。
 ここからは事前の取り決め通りに行こう。
「ごめんね。追い詰めすぎちゃったね。……これ聞いてくれるかい」
 Aは施術台の横に置いたスマホを持って、事前に録音しておいた音声を再生させる。
 私がウミカにこれは私がAさんに頼んだものだということを説明した音声だ。
「……え? え、ええ? ……先生見てるんですか?」
 困惑から目を白黒させて、キョロキョロとカメラを探す……が。
「ということで続きしようか」
「――ひゃん!」
 再び、ウミカの蜜壺にグロテスクなものの先端を当てる。
「な、生はダメですぅ……」
「それは生じゃなければ入れて良いってことだね」
「そ、それは……はい」
 目線を反らし、恥ずかしげに答える。私がグルだと分かり、我慢する必要が無くなり、もうすぐにでも入れて欲しくなっているのだろうか。ウミカの蜜壺の口は先ほどよりもヒクヒクとしているように見える。
「そうじゃなくて、ちゃんと答えて」
「ひっ……!!んんん……っ!あぅ……ッあっ……♡」
 ウミカがはっきりと口にして言わないと許さないとばかりに、蜜壺にデカマラの先端を押し当てたまま、両手で臍下を揉み、押しつぶして体外からポルチオを刺激して行く。
「どうして欲しいの」
「い、いれ……あっあぁん……い、入れてくださいぃっ!」
 ウミカに自分がどうされたいのか、どうされるのか言わせるのがAさんとしては重要ということなのだろう。実際、エロい。
「じゃあ生で良いね」
「ああぁっ♡ ん…っ! え、え? んんっあ……わ、わかんない……です」
 思考する間も与えないようにポルチオへの刺激を続け、畳みかけて行く。
「ちょっと先っぽだけ入れてみるよ」
「あ゛ああァっ!!!」
 ツプッと亀頭の部分だけを中に収めると、それだけでもかなりの刺激があるようで、ゾクゾクと全身を振るわせて全身で感じているようだ。
「なに、これ……気持ちいい……」
「でしょ。ちょっと動かしてみようか」
「ダ、ダメ……あぅ……ッ!  はぁ……やめっ!」
 くちゅちくゅと入口の部分で抜き差しするだけでウミカは痙攣のような身震いをした。
「ははっ、ウミカちゃん。凄い吸い付いて奥に引き込もうとしてるよ」
「そん、なの……知らないっ……ああぁっ♡」
「でもね、ウミカちゃん。僕はもう動かしてないのに、ウミカちゃんが自分で腰動かしてるよ」
「っ!? 違ッ、ひっ♡ 知らない……わたし、うぅっ」
 Aさんの言う通り、一度動かした後はウミカが自分で腰を動かしていた。Aさんが後ろ手について、身体を反らしてもそれを逃がさないようにヘコヘコと情けなく腰を振り、亀頭を逃がさないように吸い付いている。まるでAさんのデカマラを使ってオナニーをしているようだ。
 それを指摘され、自分の姿を確認したウミカは違う違うと呟いて、自分の顔を両手で覆って恥じらっている。それでも腰は逃がさないままで、身体が快楽に負けているのは明らかだった。
「ごめんごめん。意地悪しちゃったね」
「ううぅ……」
 恥じらって今にも泣きだしそうなウミカの頭を撫でて慰める。
「じゃあ一度、奥まで入れてみようか」
「え……ダメ、死んじゃう」
「ははっ、大丈夫。イキ狂う姿も先生は喜んでくれるよ」
「ダメですって……」  
「奥まで行くよ?」
「ああぁ……」
「どうするの?」
「…………」
 ウミカは黙ってしまった。
 目が右に、左にと忙しなく動き、キュッと唇を固く結んで、しかし身体はAさんからまったく逃げようとはしていない。
 何を考えているのか。
 やがてウミカはAさんの肩に両手を回して、目を閉じて――
「……奥まで入れてください」
 その瞬間体の汗がドバっと出た。
 あれだけイかされてもAさんを拒絶したウミカが、私の了承があるとはいえ、人間の男を生で受け入れようとしている。もちろん、私と生での経験もあるとはいえ、それは安全日やピルを飲んだ時に限ってであり、妊娠には気を付けていたウミカ。
 そのウミカが快楽に負けて求めてしまったという事実が、たまらなくエロく感じられて、敗北感を通り越して衝撃的で倒錯的で、今までで一番興奮した。
「わかった。行くよ」
「――はい」
 ウミカの返事と共に、Aさんは一気に、力強く、そのデカマラを蜜壺へと突き刺した。
「ぇ……ッ♡ ぁ、あっ? あ、アァァッッ!!  え゛ぅッ! ……ッッ♡♡」
 それだけでウミカはイッてしまった。
 反応からポルチオを押しつぶされ、その刺激でイキ、マッサージの時のように長い絶頂へと導かれている。結合部ではまるでダムの決壊のように、ウミカの潮が溢れ出して、その快楽の深さを物語っている。
 さらにここで畳みかけて、拒否する間を与えないようにAさんは抽挿を繰り返し、容赦なくウミカに快楽を叩きこんで行く。
「ぅあ゛ッッ♡ かぁはっ♡ は、はひッ♡」
 強烈な快楽を叩きこまれて、けれどもウミカの身体は逃げようとせず、逆にAさんの肩に回していた手にはギュッと力が籠められ、体格差から腰に回り切ってはいないが足もAさんの身体に絡みついている。
 いや、そもそも体格差から逃げようがないのだろう。ウミカの身体を覆い隠すようにAさんの身体はでかい。それでもウミカから抱き着いているのも事実ではある。
 カメラをウミカの顔のアップに切り替えると、喘ぎ続ける口からはだらしなく唾液が垂れ、舌まで出して、必死にその身体で快楽を受け止めている。
「おがじぐなっで! おじさま……も、もぅ…だ、め………あひゃんっ♡ ひゃんっ♡ オ゛ッ………らめッ♡ あぁ……アッ♡ あぅッ♡」
 幾度目かウミカがイッたタイミングで、Aさんはウミカらから抜いて身体起こす。それによってAさんの身体で隠れていたウミカの全身がカメラに映る。
 オイルだけでなく、大量の汗でテラテラと光り、煽情的な裸体を晒して、ハッハッと犬のように浅い呼吸を繰り返す。その股間からは潮だけでなく、白く白濁とした汁、いわゆる本気汁が大量に出ていた。
「ウミカちゃん、次で終わりするから自分で足を抱えてごらん。こうやって……そう、良い子だね」
 ウミカを手と掴んで、足に誘導して、その形を作る。ウミカはおとなしく、それに従い……両踵の裏に手を入れて支え、大きく股を開いた――いわゆるおねだりポーズ。自分の蜜壺を男に捧げる完全屈服のポーズをする。
 Aさんが良い子だと頭を撫でられながら、うっとりと情欲一色の目をAさんに向けて媚びている。
 完全にAさんの生のデカマラを再び入れられることを待ちわびた表情だ。
 Aさんがウミカの耳元に何かを囁くと、ウミカは一度目線を横に反らし、数秒後、Aさんを見つめて、言葉を紡ぐ。
「中に……奥に一杯出してください」
 ウミカの完全おねだりポーズでも種付け懇願。
 まさか、ウミカが生を受け入れた時の衝撃を更新してしまうとは……。
 その言葉を聞くと、Aさんはヒクヒクとデカマラの再突入を期待して蠢き、本気汁をダラダラと垂らす蜜壺へと上から突き刺して行く。そのままウミカを押しつぶすかのような種付けプレス。
「ふぁ、あ゛あっ♡ や゛らあぁッ♡ あ゛あぁっ……オッ、オッ……ッッ♡ あ゛ああァっ♡♡ ひッあ゛ああァッ♡ あ゛っ、んああ゛あぁッ!?」
 ウミカが快楽から両手を離しても、しっかりとAさんの腕が固定しているため、その姿勢は崩れない。
 上から打ち付けるかのような抽挿に合わせ、ウミカの恥部は愛液を飛び散らせ、たわわな尻肉が波打ち淫らさを加速する。足は耐えるように指をキュッと締める時もあれば、足全体、指の先までピンと張る時もある。
 時たま抽挿を止め、施術台にウミカの尻が沈み込むほど、奥に押し付け、グリグリと激しく搔き回す。するとアナルがキュッと締まり、泡立った愛液が結合部から溢れ出す。そして次の瞬間、潮を吹きだして絶頂する。
 まるで獣のような交尾。
「きもひぃっ♡  そこッ♡  も、とっ♡  もっと♡  とんとん、ッて、ぁ、し、てぇ…………ッッ♡ くださいぃ♡」
 抽挿を再開すれば、ウミカからはおねだりの叫びが出て、その腰はAさんの抽挿に合わせて動き、もっともっとと快楽を求め動く。
 ……おそらく、ウミカの頭にはカメラの向こうに私がいるという事実が吹っ飛んでいるだろう。それほどの快楽を受け、全身で悦びを得ている。
「っ……そろそろ出すよ」
 どうやら本気の抽挿でAさんも限界が近いようだ。
 Aさんの言葉を受けて、ウミカの恥部がキュッと締まるのをカメラが取らえた。
 2人の性器が絶頂に向かって擦りあい、睦び合う。
 蜜壺から壺が壊れてしまったのではないかと言うほど愛液を飛び散らかせて、デカマラに絡みつく姿は発情した雌の姿そのものだった。
 そして、Aさんがグッと腰に力を入れて振るわせて、絶頂する。その動きに合わせて、ウミカはその射精をまるで一滴も逃さないとばかりにAさんの腰に足を絡みつかせる。蜜壺の一番奥で射精され、絡みつかせた足を震わせて絶頂する
「イッくぅ゛……っっ♡  ぃくッ♡  いく♡  い……っ、ッッ♡ んっ……っ♡ 」
 ズルリ……とお互いに腰を震わせて、暫くの間、絶頂の余韻を味わった後、Aさんがそのデカマラを引き抜く。
 良くウミカの中にこれほどのものが入っていたものだと思うほどのデカサ、長さだ。
 ウミカの蜜壺は巨大なものが抜かれた後も、その口を閉じず、ゴポゴポとウミカの呼吸に合わせて、大量に出されたザーメンを吐き出していた。
「ウミカちゃん、記念撮影もしておこうか。ほら、先生に向かってピースして」
 Aさんが撮影用のカメラドローンを一つ手元に持ってきて、ウミカに向けて話しかける。
 その声に反応して、なんとか顔を上げて、潤んだ瞳で笑顔を浮かべ、右手はピースし、左手はザーメンを溢れさせた恥部をクパァと広げてくれる。
「せん、せいぃ……いっぱいダちゃれちゃいましたぁ」
 パシャリとフラッシュが炊かれ、カメラドローンの写真機能が使われ、ウミカの淫靡な姿が写真として残される。……ありがとうございます。
「せっかくだから他にも撮っておこうか」
 さらにAさんは私が喜びそうな写真を何枚か取って行く。どれも良かったが、特にウミカの目を、そこに置いたデカマラで隠して笑顔ピースしてる写真は良かった。
 そうして、写真撮影も終えて、そろそろ終えようかというところでウミカが私もAさんも予想外の行動に出た。
「チュッ、れろ……んん、チュッチュッ……」
 自発的に、ウミカがAさんにお掃除フェラを開始していた。
 Aさんは驚きつつも嬉しそうにウミカの頭を撫で、その奉仕をそのまま受ける。ウミカも撫でられて目を細めつつ、より奉仕に熱を入れ、丹念に行為の残滓を舐めとり、綺麗にして行く。
「えー、先生。もうそろそろウミカちゃんを返そうと思ったんですが、掃除してくれるようなんでそれが終わってからシャワーを浴びさせて、そちらにお返ししますね」
 Aさんがこういうのはわざとだろう。私をあえて煽り、興奮させると共に、それをウミカに聞かせることで……ウミカがこのまま帰るかどうか試そうというもの。
 あえて、ウミカにもわかるようにカメラの電源を切る。

 さて、ウミカはどれぐらいで帰ってくるかな?
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