【第六猟兵】終夜日明設定メモ


○概要○#

ある世界のある組織で徹底的に戦闘訓練を施された少年兵士兼工作員にしてキャバリアパイロット。
一応言っておくと彼に関しては非人道的物騒な教育背景は存在しておりません。
組織では幼少に力に目覚めた子供を保護し、一般常識や能力のコントロールを教えると共に人々の日常を護る為の戦士として育て上げる風習がある。
両親がその組織の人間であった彼も例外ではなかったというだけなのだ。

数世紀に一人は必ず生まれる《蠱毒》と呼ばれる生命特効の特性を有する。
この特性を持った者の使用する能力や魔術・技術はすべからく生命に対しての脅威となり、例え最強の種である竜であろうと生命であるならば簡単に死に至らしめるまでに追い詰める。
謂わば"世界の生命全ての癌細胞"にも等しい存在であり、そこにいるだけで他者の生存本能を刺激し恐怖させる。
逆に言えば、生命でない存在には純粋に自身の持つ能力と技術・実力で勝負するしかないとも言う。
猟兵として覚醒したことにより、この力はオブリビオンに対しても強力な猛毒となる。

《蠱毒》は生命を死に至らしめる猛毒である。それは宿主も逃れられない。
事実、彼の内臓器官は《蠱毒》により大部分が壊死。
人工器官に入れ替え、同時にパワーコンバータにより被害を可能な限り抑えることで活動ができているといった満身創痍の状態である。
ユーベルコードの代償で寿命を削ることも厭わず戦う為、彼の寿命は10年持てば奇跡かもしれない。

○性格○#

普段は冷静沈着で物腰柔らかだが実際はかなり短気で喧嘩っ早い性格。割と過激派。
本人も自覚しており感情コントロールをみっちりと教え込まれている為普段の冷静さを保っている。
《蠱毒》の特性により他者からは怖がられたり避けられやすいのでぼっち生活が非情に長く寂しがりだが、頭が結構回る子な為状況を察してぐっと飲み込んで我慢することが多い。
友達になってあげるとめちゃくちゃ喜ぶ。
細身な上中性的な顔立ちなのがコンプレックスでもうちょっと男らしくなりたいなあと思っている。

好きな食べ物は筑前煮と鮭の塩焼き。
好きな飲み物は緑茶。
趣味は読書とゲーム(主にパズルゲー)。
年相応な部分と年の割に枯れた部分が同居している妙な少年。

○内に秘められたドス黒いモノ(2021/5/16追記)○#

普段は決してそういった素振りは見せないが、他者を傷つけることに後ろ暗い悦びを覚える強い加虐嗜好の持ち主
これは彼の持つ《蠱毒》の特性に精神が引き摺られたことに起因するものである為先天性でもあり、後天性でもある。
元々の寂しがりな性格故に他者が恐怖に慄いた目で自分を見ることを「自分を見てくれている」と認識し幸福感を感じてしまう自分自身を日明は嫌っており、何があっても理由なく力を振るわないよう常に自分に言い聞かせている。
……が、大祓百鬼夜行中に皮肉にもユーベルコードで呼び出した《蠱毒》の具現体に暴露されてしまった。南無。
(ソース:https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=34093

○レムレス(2021/5/16追記)○#

ユーベルコード【《蠱毒》権限/舞台脚本『破滅人形』(ゲーブレッヒェン・プッペンシュピール)】で呼び出す《蠱毒》の力の具現体。
日明と全く同じ姿をしており、装備も同じものを見に付けている。日明が行使することのできる能力は全てレムレスも使用可能であり、彼よりも制限なく使うことができる。
UDCアースにて邪神に関係する事件(https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=29990)に携わった時、自分自身の中にいる「けもの」を日明が見つめ直し、受け入れたことでユーベルコードを介して具現化し行動できるようになった。

性格は日明曰く「化け物としての自分の象徴」。
上記の加虐嗜好を直に反映させたようなものであり、冷静で理性的な行動を心がけている日明とは正反対に本能のままに直感で動く。
負けず嫌いで悪戯好き、人をいじめるのも好き。でもそれよりも強い"生命"と戦ってそいつが苦しむ様を見るのはもっと好き。

尚、日明とレムレスの仲であるがはっきり言えば最悪の一言に尽きる。
日明は本能のままに他者を傷つけても何とも思わないレムレスが大嫌いだし、レムレスもドス黒い部分を抱えておきながらいい子ちゃんぶって正義を気取る日明が大嫌い。
けれど、そんなくそったれな互いでも「自分自身であることに変わりはない」。日明が猟兵として、兵士として日常を脅かす脅威と戦い続けることができているのはレムレスがいるからで、レムレスも自分が自由気ままに振る舞う体を持つことができたのは日明が歩み寄ってくれたからだ。
どうあがいても切り離せないものを、自分自身でないと否定したところで何の意味もないし互いに利用するだけ利用しているその関係性自体に不満はない。
その姿は多分、人間の概念でいう「悪友」に近いところがあるのだろう。

「生命をくれてやる。力を貸せ、レムレス」
「しょうがないなあ、一緒に遊んであげるよ。日明」

○猟兵として○#

子供の頃から戦いに身を置いている為戦闘技術に関してはベテラン顔負けのものを持っている。
対人であれば生身で、対巨大生物や対キャバリアでは組織で自分用の専用チューンナップを施された機体《オルトロス》を駆り戦う。
電脳魔術士であることから脳波コントロール技術に精通しており、自身がコックピットに搭乗せずともキャバリアやキャバリア専用武装を操ることができる。
基本後方からの射撃を主としているが、接近戦も問題なくこなすことが可能。

○【Code-Week】Mk-Third《オルトロス》○#

日明専用の黒い騎士のような外観のクロムキャバリア。
搭乗する際は機体と自身の神経を接続し思考制御で動かすBCI型操縦の機体。
パイロットが電脳魔術士であることから脳波コントロールによる制御に特に特化させており、オルトロスをほぼ自身の手足同然に動かすことができるだけではなく専用武装も一部機体を介さず直接コントロールができる。

以下武装説明。

・CW-MkⅢ:シュヴァルツ・シルフィスティ
 対空装備の一つである黒き機械の翼剣。脳波制御に対応しておりキャバリアに搭乗ができない場合はキャバリアの代わりにコレを纏って戦うこともある。

・CW-MkⅢ:アストラル・ビットVer.C
 CはキャバリアのC。日明自身が普段ユーベルコードとして用いている「アストラル・ビット」をキャバリア用に新造、改良調整を加えた無線式遠隔操作端末。
 最大操作可能数はメタい話を言うとユーベルコードと同じようにレベル×5体分になるのでレベルが上がればその分増える。

・CW-MkⅢ:MU-Sickle
 Meth Ush Sickle、死を先導する鎌、即ち死神の鎌の意。ビームサイズ兼ビームライフルであり、柄の反対側が銃口になっている。

・CW-MkⅢ:プリュームドクルーエル
 日明の持つ《蠱毒》の特性を機体を介してエネルギーの翼として具現化させた装備。状況に応じてシュヴァルツ・シルフィスティと使い分けている。
 その特性通り生命に対して非情に強い特効を持つ。キャバリア相手だとジャイアントキャバリアに対して有効。
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