【閲覧注意】襲い受け羂索


【注意書き】
※髙羂(紛れもなく髙羂)
※短い
※書いたやつはスケベを書くことに慣れてない
※羂索に過去肉体関係がありまくっている
※問題があれば消す
※なんでもアリな人向け

【成分表】
・襲い受け
・受けによるお口でのご奉仕
・↑受けのご奉仕が気持ちよくて攻めがほんとちょっとだけ喘ぐ

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  片手で押すと、髙羽の身体は簡単に後ろに倒れた。意外とチョロいな。
 よいしょっと、なんて言いながら髙羽の身体の上に乗り上げた。意外と厚く逞しい体だ。見下ろす顔はきょとんとしている。見たところ、多分30代後半の売れないさもしい芸人なんだろうが、よく見てみれば可愛らしい顔をしているものじゃないか。

「え、なにこれ?え?」
「まぁまぁ。お楽しみはこれからだから」

 地面に押し倒してやった髙羽を見てみれば、ふふ、動揺してる動揺してる。大きな目を開きながらこちらを見上げる髙羽はなんとも愛嬌を感じてしまう。ふと、指先で髙羽の頬に触れてみれば、瞬く間に髙羽の顔は赤くなる。そういう赤はご法度じゃないんだね。

「さて、次の勝負を始めようか…」
「いやだから何言ってるんだって…!」

 髙羽の術式『超人』に散々翻弄されてきた私だったのだけれども、今ここでさらに勝負に打って出る。
 力を以てして彼のトンデモ術式に対抗してきたが、暖簾に腕押し、糠に釘。特急叛霊までトラックの餌食になるなんて誰が思う。普通に勝負をしていては、私は負ける。勝つ為には潔い切り替えも大事。次は彼の土壌……お笑いの舞台に立って彼を満足させてやることは考えたが、まだ今ではない。私にとって、千年のノウハウは術式だけではないのだから。
 これは別に言う必要がなかったから誰ぞに言ったことはないのだけれども、これでも近年において私は一人の可愛い可愛い息子を産んだ経産婦。まあ今の身体で出産をしたわけではないにせよ、それでもどうあれ男を悦ばせるノウハウぐらいは、とうの昔に身につけているわけ。
 たかだか押し倒されて跨がられたぐらいで、顔を赤くしちゃってさ。髙羽の過去女性歴なんて知る由もないけど、まあ高く見積もったところでどうせ一人二人居たか居なかったかだろう。私との経験の差なんて雲泥の差だろうね、可哀想に。せっかくだから追い打ちしてやろう。もう普通の女じゃ満足できなくしてあげようじゃないの。

「そんなこと言ってさぁ。君、意外と期待してるんだろ?抵抗してこないじゃん」

 髙羽の頬に触れていた手は、そっと床に触れる。そこは先ほどまで固い土だったはずなのに、柔らかなシーツの海が広がる、大の大人二人が寝転がっても余裕のある大きなベッドだった。
 今はまだ彼の術中なのだから、髙羽からであらば容易に拒絶できるだろう。けれど、彼はそうしない。本当に嫌なら、そもそもこの勝負は成り立たない。髙羽は十中八九無意識だろうけど、しっかり期待してくれているようでなにより。まな板とか出されて、どちらかが鯉にでもなっていたなら多分失笑していたので内心安堵した。存分に期待に応えて、シーツの海に溺れさせてやろう。

「それにほら、君もちゃんと反応してるじゃん。ご無沙汰だった?」
 そう言いながら髙羽のソレをさすってやれば、まあびくんびくんと鼓動する。
「期待とかそんな...!というか!そんな触り方されたら誰だって反応しちゃうって...!いやあの本当にまずいから、あの…!」
「やめるわけないだろ、これからだよ。それに安心して。私にハメて悦ばぬ男はいなかった」
「決め顔で顎が伸びそうなこというのやめてもらっていい?」

 シーツに触れていた白い手は、髙羽の下半身に触れている。まずは指先でなぞるように、優しく。優しく触れたと思いきや、今度は手のひら全体で揉み込むように。なるべく、手の動きは嫋やかに。それはもう面白いぐらいに髙羽の下半身がどんどん膨らんでいく。

「まっ...!まって…!マジなの?!」
「マジも大マジ。天井……はないから、シミを数えるなんてできないけども。空の雲の数なんて数えられるような思考の隙なんて、貰えると思わないでよね?」
「お、俺どうなっちゃうの…?!」
「え、こうなる?」

 なんて言いながら。今度は爪先で緩くかりかりと爪弾いてやれば、彼が半身に纏っていたふざけた布が、彼自身の我慢汁で沁みていく。布に押し上げられて窮屈そうだ。これを取り出して、好き勝手やったらどうなるのだろうね。私も気づかないうちに、尻を物欲しそうに揺らしてしまっている。ご無沙汰しているのは彼だけではなく、私もだ。
 胸が高揚しているが、この高揚だけは術中でもなんでもない。はてさて。私は舌なめずりをしながら、髙羽の前を寛げ、私は自身の脚絆を脱いだ。

「ん…。意外と大きいね…悪くない」
「お前がそういう触り方するからだろ!」
「こんなの序の口だよ、坊やだねぇ。ママのおっぱい飲む?」
「お前はママじゃないだろ!!」
「ハ?私は経産婦だぞ」

 これから披露する私の千年のテクを舐めてもらっては困る。まあこれから私が舐めるわけだけど。押し上げられて窮屈そうな布から、髙羽自身を取り出す。ぶるんと揺れるそれは私の手を少しだけはたく。術中であるので本当かどうかは分からないけど、まあまあやるじゃないかといった感じの大きさ。満足できそうじゃないか。
 髙羽のソレに顔を寄せると、なんとも言えない臭いがする。獣くさいというか、蒸れる臭いというか。決して良い臭いではないのに、早く口に含んでその肉をしゃぶり尽くしたくなるような。変な感情を促してくる、そんな臭いだ。いけない、なぜこんな見入ってうっとりとしてしまったのか。先端に軽く口付けをして、吸い上げながら、下の竿の部分を擦り上げる。

「んん…っ!やば…やばいって…!」
「はんはいひひ、ほうへははなんへひふはへ?(なんだい君、もうへばりそうとか言うわけ?)」
「…あ~~!喋りながらはもっとだめだから!」

 やばいだとか言いながら、私が髙羽を好きにしているのに、先程から全く抵抗してこないじゃないか。全く。まあ抵抗されても今の私は彼の急所を物理的に抑えたも同然なので好き勝手やらせてもらうわけだけど。

「うっ…!」
「んぅ…」

 わざとらしくじゅるじゅると音を立てて吸い上げたり、舌先で鈴口を突いたり舐めたり、空いた手で下の袋を揉み上げればあっという間に髙羽のモノは更にそそり立ち硬度を増していく。私は口を大きく開けて、髙羽を腔内へと受け入れる。歯は立てないように、けれど一層強く吸い上げながら口を上下に動かす。髙羽の熱い杭が腔内で熱く跳ねようとする。あ、出しそうだコイツ。だめじゃないか。

「ちょっと!頭強く抑えるのやめてくれる?!女の扱い下手くそだね君?!」
「お前女じゃないだろ?!というか!しょうがねえだろ!出そうだったんだ!お前が悪い!」
「ハ~~~???私のテクニックが超絶技巧だからさ、君がすぐ雑魚になっちゃうのはわからないでもないけど。でももうちょっとだけ我慢できるでしょ?して」
「えぇ……?」

 髙羽のものを口に含んでもてあそぶと同時に、自身の後孔へと片手を伸ばす。この術中であっても、流石に潤滑剤は出てこないらしい。それぐらい出せよ。気が利かないなあ。やっぱり普通の女にはモテないだろ。まあいいか…。髙羽の我慢汁でも充分だろう。指先にたっぷりと汁を絡めて、後ろを弄り始める。

「うぁ…っ!そこ、そこほんとだめ…!」

 くちゅくちゅとはしたない音を聞かせるように後ろをいじっていると、髙羽の荒い声が聞こえる。意外と低音のそれはなんだか耳に、下半身に響く。私の思った通りに、いいようにされて、殺しきれなかった声を漏らしている。いいざま。竿の下の袋を軽く食みながら、空いた片手で竿をさすってやった。
 ふと、どんな顔で声を漏らしてるんだろうかと顔を上げてみれば、目を閉じて与えられる快感を受け入れてるではないか。は?舐められることじゃなくて、私の痴態に興奮しろよ。そんな気持ちを込めて、あえて口を緩めて、後孔を解く手を激しく動かして、もっと激しい水音を聞かせてやった。

「はぁ…。はぁ…。す、寸止めってきついんだけど…」
「良かったようでなにより。でもまだだめだよ。お楽しみはこれからだって言ったじゃないの」

 やっぱり着物はいいよね、こういうときにすぐ準備できるから。一旦髙羽の逸物と、自身の後孔から手を離して、己の着物に手をかける。せっかくなので見せつけるように肌を晒してやれば、案の定尻に当たる髙羽の熱が震えたのを感じた。まあね、私がこうしてるんだからそうして貰わないとさ。
 さてどんな感じかなと、また髙羽を見上げてみれば、目を大きくして、鼻息は荒く鼻も膨らんでいる。いい顔じゃないか。私のことが欲しくて欲しくて、食らいつきたくて仕方ないだろう、男の顔。けれどまだ。まだだめだよ。私の体を求めるなら、もっとヒリついて貰わなきゃ。

 そう思っていたはずなのに、急に視界は暗転する。
 背中にはまだ柔らかいシーツが当たっているから、まだ術中のはずなんだけど。なんて考えていたら、髙羽の顔が前に、上にある。さっきと変わらない、私を求める欲望の獣をした顔。両手を押さえつけられ、今度は私の上に髙羽が覆いかぶさっていることを、漸く理解した。
 
「…は?」
「……もう止められそうにないんだけど!いいよな!?」

 何を馬鹿なことを言っているんだコイツは!
 私の手練手管でひいこら言って、情けない声と顔を晒すことしか許してなかったはずなのに。なんでだよ。なのに、なぜ。私はコイツの手を振り払えないのか。力が入らない?そうではない。コイツの抑える力が強い?そんなことは、ない。どうして。

「おい!何を図に乗ってるんだお前は!」
「なんだよ!お前だって!お前だってさ!期待してる顔してるだろ!」

 どうして、憤れないのだろう。どうして、胸の高揚が収まらないのだろう。
 こうして、髙羽が形勢逆転してくることを、ただただ押し倒されたままでは終わらないことを、期待していたとでも言うのか。望んだのか、この私が!
 今もなお振り払えない手と、押し倒されるがままで動こうとしない体。そして目の前の興奮している髙羽を前にして、ああ、そういうことだったのかと気づく。

「フリが長いんだよ!」
「…君が気づくのが遅いだけでしょ?」

 君の目からそう見えたのであれば、そうなんだろう。
 ちょっとだけ血走った目をした髙羽の顔がなんだか面白くって、笑いながら彼の首に腕を回してあげるのだった。
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