「あらゐけいいちを語るスレ」風にあらゐけいいちを語る2


1 :お便りの角度:2020/04/29(水) 20:30 ID:kumomajin
スラマッパギ!
このスレは2年ぐらい前まで5ちゃんねるに存在していた「あらゐけいいち総合スレ」

みたいなフォーマットであらゐ先生の漫画についての感想や記録を書いていくテキストサイトです

前スレ「あらゐけいいちを語るスレ」風にあらゐけいいちを語る1
https://writening.net/page?LAmBsm

       ハ
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   l/ | l 三三ミ    三三三 l    :.|
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    ヽ.    マ ̄ ̄ ¨ ‐-、 U |l    .l
    V> ..._ l!       i_,,...l    !
     V\ハヘ二ニニオァ。tォ''iヽハ!ノ、ル'ン
           /li |l工コヽハ
            ,' li l!工l/  l
              L_{_l l__|_L__」
             l 「:l. l | l:! .li


2 :お便りの角度:2020/04/29(水) 20:30 ID:kumomajin
自分は今、同人活動であらゐ先生の活動記録をまとめています
その過程で、先生に関して色々と調べていてわかったことや
他のあらゐファンに共有しておきたい事柄をツイッターに書いてきました

それで別に問題はなかったのだけど
ここ最近は思うところがあって、一旦SNSから距離を置いて自分の中だけで考えをまとめたいと思いました

そこで、旧弊な、しかし思い出深い2ちゃんねる(敢えて昔の名前で呼びます)風のテキストサイトで
ひとまず5月の間はあらゐ先生に関する情報をここに(一人で)書いていきたいと思います

3 :お便りの角度:2020/04/29(水) 20:31 ID:kumomajin
なにせ十年以上前のことなので、思い出補正で過大評価している節があると思うのですが
『日常』アニメ化前の2chは心地がよかったと振り返って考えます
あの時匿名の一住人として参加していた自分としては
あの時の初心に帰りたいとふと思ったのでした

4 :お便りの角度:2020/04/29(水) 20:32 ID:kumomajin
本当はこんな2ch風のテキストサイトではなく実際に現5chにてスレッドを立てればいいのでしょうが
今は自己完結的にあらゐ先生の話をしていたいと思います
一つ二つのレスを自作自演をするのはせせこましいかもしれませんが
しかし百のレスをすべて自作自演するのであればそれは見る人にとっても壮観だろう
と言う目論見に立って始めていきたいと思います
よろしくお願いします

5:お便りの角度:2020/04/29(水) 20:34 ID:kumomajin
以上テンプレ

6 :お便りの角度:2020/04/29(水) 20:34 ID:kumomajin

      ヽ   /        ,    \           /
 お  チ .|.  , '    , l /i ∧ i 、 ヽ.         /
       | ,' ,:'   /}./l,.' |/  V ヽ}、  ム       .,'    >>1
 つ  ョ  .| .l :l  ; / / ̄`ヽ   '-―、lノ  l       !
       | .! :i :i r'゙ ,ヘ./\   __   |. l./       l      か``
 い  | / | /゙iヽ!/ .:::  .::/  Tニカ=、!/'       __>
____二l | l ! | >  .::::: >  !:::::| ,' }        ヽ/\
   r‐=:i   ! ヽ| .|:::\_:/ヽ/   └┘::l/   ,-、        `''ー---―'"
   l  .l   l   | .|    __      }  ,'  )
   ゙7  ヽ、 |   :、 |ヽ.  (   ヽ   ,,.イ  ,.'  ノ
   ヽ._,  ゙''!   .ヾ .二コーr‐''―''"  :|./ 、__ノ
     ゝ.._l     ./  ヽ_><_/`ヽ   :|゙ー''゙
       l/!.    ,'     「゙i    |  :l l
       l. l   l    ´¨`   |  ./リ

7:お便りの角度:2020/04/29(水) 20:36 ID:kumomajin

      _                       
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   /      ∨      ,.ィ'".::.::.;、::.:i:.::.::.::.::.::.:::\ 
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  |    乙   |    ,'.::.::.;:.:; l::.;  Vl >f、:、.::.::.::.:'l    
  |    に   |   ,'.::.::.:;l゙メ、l/   ヾf-‐-ミ、l、::.::.::.、    
  |    な.    |   !::.::.::ハ!,ィニミ   'fJミt. ', .}::.::.::<_,
  |    .っ   |    l::i.::、! i i三li   !三リ ,, l::.::.::.l
  |    ち.    |   、{';:.ム ゙ マり   ゞ‐'   ';.::.::.::',
  |    ゃ.    |     ヾ:ハ,,.     _,,.-‐.、  ,',.::.::.::'、
  |    っ.    |       }:i    f     },.ィ゙:::',::.:i.、_ミz-
  |    た   |_    l:::ゝ...,,__ゝ_,,..ィ':::{:;、:;::ヽ:l
  ',        r‐┘    ,'.::,;、::::::::::::::;ィリ_ ,.'  ,zt、
   ',       .,'    /''" ∨>f゙ ';---ィ゙ ,.イミチ">、
   \___/          /{マミzz,.(ス==チア´/  ,ヽ.
                  ,.'li  `'ー/:/:ハ:';ヽ―''"   /  ∨
                 ,.' リ   L;;;ノ:ヾ;:ノi-----i i   l

8:お便りの角度:2020/04/30(木) 20:47 ID:kumomajin
あぼーん

9:お便りの角度:2020/04/30(木) 20:51 ID:kumomajin
あぼーん

10:お便りの角度:2020/04/30(木) 23:57 ID:kumomajin
ふたりサッカー探偵編、ウィットに富んでいるが生真面目な倉敷さんの小説とあらゐ先生の飛び道具的な挿絵を楽しむものだと思って読んできたけど
結構な序盤(連載7回目)で倉敷さんの方も「蹴都の都市では隕石のように宇宙からサッカーボールが降ってくる」というぶっ飛んだ設定を唐突に出してきて大いに笑いました

11:お便りの角度:2020/04/30(木) 23:57 ID:kumomajin
そうか、蹴太郎の助手のピッポちゃんって、単純にイタリア人名に由来しているのかと思っていたんだけど、
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズに登場する伝書鳩「ピッポちゃん」にも引っかかっているのか
ほかにも見落としている要素がなんかありそうだな

12:お便りの角度:2020/05/01(金) 21:56 ID:kumomajin
ふたりサッカー探偵編内の倉敷さんの小説、あらゆる物事がサッカーに結びついている世界観なので、
神社で新年に引くお御籤が凶だと御籤の代わりにイエローカード、大凶だとレッドカードが出てくるみたいな細部(第11回)がすごい面白いな
単行本1~2巻のエッセイ形式よりもサッカー知らなくても読みこめて面白いと思うんだけど
変化球すぎたんだろうか

13:お便りの角度:2020/05/02(土) 11:45 ID:kumomajin
僕は「あらゐけいいち資料集」を作成するこの二年と三か月の間
あらゐ先生のことを大好きな読み手が、自分の原稿を受け止める未来を思い描いてきた
そしてほとんど全ての創作者がそうであるように
自らの思い描く甘い未来が実現するに違いない、と無根拠な期待を胸に抱いてきた
そうして生きていくなかで、僕は、創作行為は「未来を信じる」ことで成り立つのだと身をもって実感した

14:お便りの角度:2020/05/02(土) 11:59 ID:kumomajin
創作活動は、誰かに受け容れられる未来を信じることで成り立っている
そこからたどり着く自問自答は、「どれぐらいの期間、読み手に作品が受け入れられる未来が続いてほしいのか」ということだ

無事に僕の空想する幸福な未来が訪れたとしよう
読み手が「あらゐけいいち資料集」を受容する未来が実現したのだとしよう
そうだとして、僕のあらゐ先生に関する資料が一瞬間だけ読み手の好奇心をくすぐり、その後永遠に思い返されないのだとすれば、僕は目的を果たしたといえるのだろうか

もちろん、それだけで満足だと考える作者もいるだろう
移り変わりの早い苛烈な市場の中に作品を手あたり次第投げこんで、一時だけでも大衆に消費されることを望む
それも創作物の一つの在り方であって、無下にされるいわれはない
しかし僕は、「あらゐけいいち資料集」が、数日かそこらで読みが途絶えてほしくないと思った

15:お便りの角度:2020/05/02(土) 12:07 ID:kumomajin
それでは僕は、どれだけの間「あらゐけいいち資料集」が読み継がれてほしいと考えているのだろう
一年? いやまだ足りない
百年だ
僕はいま作っている資料集が、少なくとも百年間は持続して読み継がれるような原稿として仕上がっていなければ意味がないと考えているのだった

16:お便りの角度:2020/05/02(土) 12:12 ID:kumomajin
資料集の原稿を書きながら、百年後の未来を思い描く
僕はもう死んでいるだろうし、あらゐ先生もいないだろう、初めに「あらゐけいいち資料集」を手に取ったあらゐ先生の読み手も、みな寿命を迎えているはずだ

百年後も人類は生存しているのだろうか、
全滅とまではいかなくとも、戦争や災害に苛まれ、文化を享受できる状態にないのではないか、
日本語の話者はいるのだろうか、
漫画という文化は腐らずに残っているのだろうか、
そこで暮らす存在は、今よりも幸せだろうか

さまざまな問題が頭をよぎるが、僕は百年後の未来にもあらゐ先生の読者がいると強く信じる
平成から令和の時代を駆け抜けた、一人の個性的な漫画家に惹かれる「古典文化」の研究者が一人でも現れていると信じる

17:お便りの角度:2020/05/02(土) 12:17 ID:kumomajin
百年後の研究者の中のひとりは、『日常』『CITY』そして次なるあらゐけいいちの漫画作品に魅入られているはずだ
何せ百年前の風俗にしたがって描き出されているので、意図の分からない箇所も多い
しかしあらゐ先生の漫画なのだ、未来に生きる人物にも通用する、普遍的な、不思議と心惹かれる箇所があるはずなのだ

そんな研究者に向けて、僕は「あらゐけいいち資料集」を送り届けなければならない
当時の文化を紐解きながら、「あらゐけいいち資料集」を読むことで、そこに隠されていた真意を百年後の研究者に辿らせなければならない
そして遠い昔に過ぎ去った、漫画文化の最盛期であった21世紀前半という時代に思いを馳せるよう、研究者を誘導しなければならない

それが僕が資料集に願いを込めようとしている、「理想的な未来」だ

18:お便りの角度:2020/05/02(土) 12:29 ID:kumomajin
あらゐ先生の作品は百年後も誰かが読んでいる、それは間違いない
そんなあらゐ先生の作品に見合うだけの力強さを、僕は資料集に込めなければならない
百年後にも続く文体と考察、そして愛

百年後に僕を知る者はいないだろう
いや百年を待たずとも、数十年、数年のうちに僕はいなくなり、やがて忘却されるだろう
僕はそのことに異存はない
しかし、ひとつだけ願いが叶うのであれば、あらゐ先生を読んだ記録と記憶だけは百年後もどこかに遺っていてほしいと思う
資料集を編みながら、そんな夢のような未来が訪れるのを信じて、僕は遠い未来を手さぐりする

19:お便りの角度:2020/05/02(土) 22:40 ID:kumomajin
CITYの10話「夢」~11話「指南」の落差が顕著なんだけど
ちょっと真剣な感じの話をした直後にものすごいくだらない話をするのがあらゐ先生が漫画を描くときにもっている「バランス感覚」だと思っていて
たとえば自分が>>13-18の話を受けた次のレスであるここで
おそろしくくだらないレスを披露することができたのならあらゐ先生に一歩近づけるんだと思う

20:お便りの角度:2020/05/02(土) 22:43 ID:kumomajin
笑うように生きる

21:お便りの角度:2020/05/03(日) 20:27 ID:kumomajin
ふたりサッカー探偵編第12回で
蹴太郎が《ラーメン青葉とのコラボ~》と話す場面があるのだけど
作中に登場するラーメン屋の名前は「三葉」なので誤植かなと思いました
でも「ラーメン青葉」が何らかのサッカーネタで誤植じゃない可能性もあるんだよな…

22:お便りの角度:2020/05/05(火) 22:42 ID:kumomajin
「46 Spring②」完了

残りはCITYを除いて

2012年
・ふたりサッカー探偵編/ほぼブラジル
2013年
・日常9巻
2014年
・ヘルベチカ絵
2015年
・日常10巻
・そのほかの細かい日常の活動
2016年
・CITY連載開始前

ノルマ的にだいぶ減ってきたけどドデカイ山がいくつか残っているな…

23:お便りの角度:2020/05/05(火) 23:18 ID:kumomajin
桜井家の過去編は「9~7年前」ってことがわかるんだけど
(作中で24歳の桜井先生が高校生=満15歳~17歳のため)
東雲研究所の未来編がエース付録の日めくりカレンダーの記述から「7年後」と判明しているので
(2015年1月~12月の日付が載っている日めくりカレンダーで、未来編が平成33年=2021年と記載されていることから)
未来編と合わせる形で過去編も「7年前」で統一されていたのかなと考えました

24:お便りの角度:2020/05/05(火) 23:43 ID:kumomajin
あとで確認する事柄
→あらゐ漫画でバイクのエンジン音「グルキュフ」はサッカー選手ヨアン・グルキュフからの引用

25:お便りの角度:2020/05/06(水) 0:26 ID:kumomajin
あらゐ先生は、「感覚で描く」「頭で考えるとよくない」と執筆方法を明かしている
この方針は、実作によく反映されている
あらゐ作品には、先生の美学に従って表現されるが、思想的な主張がない
別の言い方をすれば、あらゐ先生自身が「好き」だと感じた作品群に駆り立てられて筆を走らせることはあっても、「好き/嫌い」の線引きを論理的に見定めながら考えを訴えることをしないのである

これはとても本質的で、重要な特徴のように思う

26:お便りの角度:2020/05/06(水) 0:45 ID:kumomajin
あらゐ先生は、主張を撤廃して表現の段階で留まっているために、「好き」だけで構築される一元論の作品世界を作り出している
多くの創作物が、あらゆる物事を「好き/嫌い」「善い/悪い」「美しい/醜い」によって分断した上で、前者の優越を主張し、二元論な思想を開陳していくのとは対照的だ

あらゐ作品の世界には「嫌い」がない、というよりも、物事が「好き/嫌い」に分かれていない
価値観がすべて「好き」で統一されていて、ゆえに作中のあらゆる事物が肯定される

27:お便りの角度:2020/05/06(水) 0:55 ID:kumomajin
周囲に広がる世界は、思わず「好き/嫌い」を主張したくなるような誘惑で溢れている
現実問題として、主張しなければ、不利益を被る場合だって多くある

しかし、表現とは、本来あらゐ作品のようでなければならないと思う
あらゐ作品に見られる一元論的な「好き」の表現(主張の撤廃)
そして、人々の世界認識もまた、あらゐ作品から学ばねばならないところが多くあるように思うのだ

28:お便りの角度:2020/05/07(木) 9:57 ID:kumomajin
見富拓哉さんってweb漫画版ヘルベチカにも登場しているぐらいなのでてっきりあらゐ先生と同年代だと思っていたんだけど
大沖さんよりもさらに年下で2004年時点でまだ18とかなのか

29:お便りの角度:2020/05/12(火) 8:41 ID:kumomajin
あらゐ先生のyoutube登録者数3日で3倍ぐらいになってる(約3000人→9300人)

30:お便りの角度:2020/05/14(木) 0:29 ID:kumomajin
>>31
現時点で2万人超えた
あらゐ先生の人気がすごいのは前提のこととして
ここで驚くべきなのはむしろ「あらゐ先生(日常)にそこそこ興味はあるけど自発的に検索して探し回るほどではなかった」潜在的なライトユーザー層を1万7千人も抱え込んでいたyoutubeユーザー数の圧倒的な多さなんだろうな
他の動画サイトではこうはいかないはず
同じく母数の多いビリビリ動画だと分からないが

31:お便りの角度:2020/05/14(木) 8:07 ID:kumomajin
便宜上今作っているあらゐ作品のまとめ資料を「資料集」と呼んできたのだけど
評伝的な要素が増えてきて純然たる資料集でも無くなってきているので出版時はどのような名称を付けようか迷っている

・「あらゐけいいち資料集」「あらゐけいいち Art Works」
→あらゐ先生のイラスト仕事だけを期待する読者にとって若干タイトル詐欺に映るかも

・「評伝 あらゐけいいち」
→このタイトルならあらゐ先生の来歴にもっとフォーカスを当てないといけない

・「あらゐけいいち全作品記録」「あらゐけいいち全作品事典」
→ここら辺が無難かなと思う

・「あらゐけいいちの漫画を読む」
→野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を読む』が面白かったのでオマージュしたい

・「あらゐけいいちの研究」
→ばるぼら『岡崎京子の研究』が面白かったのでオマージュしたい

・「あらゐけいいちの探究」
→柄谷行人『探究』が面白かったのでオマージュしたい

・「あらゐけいいちの角度」
→桜玉吉が自作『しあわせのかたち』から名前を取って評伝『桜玉吉のかたち』を作ったことを踏まえると
 あらゐ先生の同人デビュー作「幸せの角度」から取って「あらゐけいいちの角度」と名付けるのもよいかなと思った

32:お便りの角度:2020/05/14(木) 16:45 ID:kumomajin
日常を読み返していて
みおは平常時のテンションだと「ゆっこはバカだなあ」なのに
頭に血が上って余裕がなくなると「アホか!」と叫んでいる場面でふと
「ああ、日常は関東を舞台にした作品で、あらゐ先生も関東に住んでいて、自分とは似て非なる文化圏にいらっしゃるのだな」とふと気付かされる思いがしました
(近畿圏だとアホは使うけどバカは使わない、最近はSNSで標準語に慣れているので変化しているかも)

33:お便りの角度:2020/05/14(木) 16:57 ID:kumomajin
出版文化(書き言葉)は完全な東高西低であり
漫画作品も出版物の一つなので
特殊な設定が付与されていない限りほとんど関東基準の標準語で書かれている
(「ご当地」を題材にして地方が持ち上げられる作品も少なからずあるけど、これは首都圏基準で文化が定まっていることに端を発した、一種の逆差別と考えるべきだろう)

一方で「お笑い」の話し言葉は関西独自の文化がまだ生き残っているとも思う

じゃあ「お笑い」の話し言葉を出版文化に当てはめたギャグ漫画はどうなんだろうとふと考えてみる


34:お便りの角度:2020/05/15(金) 22:41 ID:kumomajin
ふたりサッカー探偵編のイラストをスキャンしているのだけど
あらゐ先生の描いたスティーブン・ジェラードの渋い似顔絵が
虹彩を黒くしたらWチーズバー子師匠そっくりになるなと思いました

35:お便りの角度:2020/05/15(金) 22:45 ID:kumomajin
ジェラードの似顔絵とスティーブン・ジェラード本人の顔は似ていて
ジェラードの似顔絵とWチーズバー子師匠も似ているんだけど
Wチーズバー子師匠とスティーブン・ジェラード本人は似ていないのは似顔絵の不思議ですね

36:お便りの角度:2020/05/15(金) 22:49 ID:kumomajin
今週のCITYで
男子トイレで立涌と隣合わせた海賊が、立涌の使用している小便器を何気なく覗き込んだら衝撃を受けて敬礼する場面
やっぱり立涌のアレが大きかったってことなんだろうか
他の漫画だと何とも思わないけれどもあらゐ漫画でそういう描写されると変にドキドキしますね

37:お便りの角度:2020/05/16(土) 16:43 ID:kumomajin
日常が初めて掲載された時点では読み切り作品扱いで
連続して読み切りを載せていくうちに人気が出たから正式に連載開始という経緯は周知のとおりなんだけど
読み切り版「日常」はそれぞれの作品が完全に独立していたのかといえばそうではなかった

掲載順に日常の話を読んでいくと、時定高校パートが「文化祭」実行に向けてゆっくりと動いていっていたことがよく分かる

38:お便りの角度:2020/05/17(土) 16:47 ID:kumomajin
当時の読み切り版「日常」の掲載エピソードを追っていくと、

①「日常の5」(笹原とみさとの文化祭準備)
②「日常のプロトタイプ1」(プロトタイプみおの「クマスク公演」練習直前)
③「日常の8」(教室に「クマスク公演」の張り紙)

と来ているので、そのまま順当に進めば

・文化祭当日に「クマスク公演」を演じるみおや笹原の話
・みさとや笹原の準備した文化祭企画の話
・単行本のカバー裏で明かされている風船を上げるという文化祭行事の話

辺りが描き出されることになったのだと思う

39:お便りの角度:2020/05/17(土) 16:49 ID:kumomajin
「日常の8」が掲載された少年エース2006年12月号の時点で日常が連載決定になったので
あらゐ先生は改めて「新連載第1話」のネームを作ることになった
そのため文化祭関連の話の伏線はすべて無かったことになった

だけど、もし、日常が連載決定にならず掲載終了の方向に舵を切っていたとしたら
少年エース2007年1月号にはみんながよく知っている「日常の1」ではなく
別の形で登場人物同士が交錯する時定高校文化祭編が描き出されていたのだろうなと想像する
掲載時期的にもちょうど文化祭シーズン(11月)で丁度よかっただろうし

40:お便りの角度:2020/05/17(土) 16:49 ID:kumomajin
日常が連載になったのは幸運であったのだけど
文化祭編というもう一つの未来も見てみたかったと少しだけ思う

41:お便りの角度:2020/06/04(木) 17:01 ID:kumomajin
『日常』9巻完了
『Helvetica Standard絵』完了
『ふたりサッカー』探偵編・ほぼブラジル完了

今後の進捗予定
6月中に日常10巻×巻・CITY開始直前
7月中にCITY2016~7年度掲載分
8月中にCITY2018年度掲載分
9月中にCITY2019年度連載分
10月中にCITY2020年度連載分
11月中にプロローグとエピローグ
12月中に第一部第二部加筆修正まえがき完成
1月中に第三部加筆修正あとがき完成
来年5月に出版
お知らせ
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