セリフ集62 ※女性主観セリフ


セリフ集62



62-①「ねぇ、◯◯さん。貴方が話してる怪力ゴリラって誰の事なのかしら?いつも和服を着ているそうね、その方って。偶然だけど私の家、着物屋で店の商品の宣伝兼ねて私も常に和服なんですけどね。ウフフ。
あらぁ?何でそんな怯えた表情(かお)してるのかしら?少しお邪魔さて下さいね。能登さん、お隣いーい?いいわよね?いいに決まってるわよね?そうよね、じゃぁ座るわよ。

えぇ。たまたま通りかかったら ◯◯さんと能登さんがお茶してるのが見えて、声掛けようと近付いたら随分とまた楽しそうなお話してたみたいで..その怪力女さん?どなたの事を指して言ってるのか分かりませんけど、私もその話に混ぜてもらえないかしらぁあ!!

あらぁ、ごめんなさい。痛かった?そんなに叫び声上げて..。 少し驚いちゃったわ。
いや だって、◯◯さんの手が美味しそうなドラゴンフルーツに見えたから思わずフォークで突き刺しちゃった。よく間違えられるでしょ?貴方の手。ホクロが丁度 種みたいに見えて..やだ何?凄い勢いで手を引っ込めたりして。ウフフ、流石にもう見間違えたりしないわよ。アハッ、変な◯◯さん。

..それにしても大丈夫?..◯◯さんったら、すごい汗。私、心配だわ?拭いてあげようかしら。
あら、いいのよ、遠慮しないで。ここに拭き物もあるみたいだから、ほら。
あ、ダメよ。動いたりしたら、手元が狂って目に入っちゃうかも知れないわ。あ!でも、◯◯さん。貴方の目、とっても汚れてるみたいだからついでに綺麗にしてあげようかしらね!
え!?だってそうでしょ。和服着た可愛いどこぞの女の子が、怪力のゴリラに見えちゃうなんて重症よね?この際だから、まともに見える様にお掃除してあげますからぁ!
おぅゴラァ!謝んなら、最初から言うな!この低俗低能のドチンピラがあぁぁぁあ!!

※ガシャーン(◯◯と能登の頭を持ちテーブルに打ち付ける)
あら、やだ..お店のテーブル割れちゃったわね。

あ!?お前、今、また【やっぱり怪力ゴリラじゃねぇか】って言ったか?..今度こそ殺すぞ?
おぅ、◯◯。修理代はお前達で何とかしろよ。返事は!?..よーし。
じゃぁ、私行くわね?◯◯さんに能登さん。ごきげんよう(ニッコリ)。」



62-②「何でよ!?全然、納得出来ないわ!
【女だから剣聖(けんせい)になれない!?】は!?本当に意味分かんない!!

剣聖とは剣を扱う者の頂点な訳よね?
なら、性別なんて特に関係ないはずじゃない!?誰よりも剣技が優れてる人のとこにその栄誉が与えられているんでしょ?だったら、女だからとかそんな理由で試剣試合(しけんじあい)をも受けられないだとか..ハッキリ言って時代錯誤もいいところね!!
そんなだからこの国の騎士道は強く育たないのよ!

アンタじゃちょっと埒(らち)が明かない..どいて!
いるんでしょ?大臣に直接文句言ってくる。

って..!!..っと..ふふん、抜いたわね?
貴方、剣を抜いて私の首にその刃先を向けた。これはもう決闘と捉えて構わないわよね?

面白いじゃない!乗ってあげるわよ!!
ここじゃ流石に人が多くて邪魔だから外に出ない?
宮殿の庭で思いっきりやり合いましょうよ。
何よ、今更..もしかして怖いの?..フッ、なら行きましょう。着いて来なさい!※衆人環視の庭に着く

さて..おじさん。だってどう見たっておじさんじゃない。おじさんだからおじさんって呼んだのよ。
えっ!?アンタって最高試験官だったの?嘘!ラッキー!
ねぇ、おじさん!!いやだって、名前分かんないんだもん!あー、ウェルト上官って言うのね!はいはい!
じゃぁ、改めてウェルト上官。勝負の前に聞いて欲しいお願いがあります!
この勝負、もし私が勝ったら..試剣試合に参加する権利を与えて下さい!
冗談なんかじゃないわ..私は至って本気よ。は?私が負けた場合はどうするのかって?
あ、じゃぁまぁえーーっと。そうね..あ!その時は一日専属メイドになって何でも言う事を聞いてあげるわ!..そう。なーんでも。あんな事やこんな事も、うふふ。さぁ、どうなの?受ける受けない!?

よし!じゃぁ、決まりね!後でやっぱり無しとか情けない事言わないでよね!
さぁ、始めるわよ!掛かって来なさい!!」



62-③「えへ..えへへ。ごめんね、風海(ふぅみ)が先頭で転んだせいで皆まで巻き添えにさせちゃって..また失敗して皆に迷惑掛けちゃったね。ほんとにいつもいつもごめんなさい。えへへ。いいの、優季ちゃん。風海が鈍臭(どんくさ)いのがいけないんだもん..千秋ちゃんと出雲(いずも)ちゃんに怒られても仕方ないよ。
さ、早く宇宙船式移動シェルターに行こうよ!間に合わなくなっちゃうよ!
きゃっ!【お前が言うなって!?】ごめんなさ~い!びぇ~ん。
出雲ちゃん..大丈夫?喘息(ぜんそく)苦しくない?
えへへ。何言ってるの?友達でしょ?出雲ちゃんをあのまま置いてなんて行けないよ。気にしないで!

わっぶ!あいたたた..どうしたの?急に止まって。ん?ねぇ、千秋ちゃん?なんで中に避難しに行かないの?
えっ!?な、何これ!?に..人数制限?..嘘..。
あ、見て..本当だ。船の中、街中の人達で溢れ返ってる..。もう扉が閉まる通路ギリギリまで。まるで満員電車みたい..。これじゃ外から無理矢理でも押し込まないと私達全員は..入れない。

!!..優季ちゃん!ダメだよ!落ち着いて!!船長さんや中にいる人達に怒ったって意味ないよ。仕方ない事なんだから。遅れて来たのは私達の方。

そっか..誰か一人犠牲にならないとダメ..だね、これは。外から誰かが押してあげて、それでドアさえ閉めれば 私達の内三人は何とか..。
えへへ。よし、じゃぁこうしよう!ごめんね、皆。大丈夫だよ..えい!!!

※シェルターのドアの内側へ三人を押しやり、すぐにドアを閉める。

船長さん!聞こえますか!?船をすぐに出してください!
えへへ。皆、これで助かるよ。だから心配しないで。アハハ..何言ってるのかもう聞こえないよ。爆風に耐えられる分厚いドアだもん。じゃぁね..皆..バイバイ。

※動き出す宇宙船。空へとゆっくり電車の様に走り出すのを見送る風海。

風海、思うの。
アタシはこの時の為に産まれて来たんだって。
皆の事、護る為にアタシはいるんだって。優季ちゃん、千秋ちゃん、出雲ちゃん、風海の分まで生きてね。今まで..ありがとう。サヨナラ。えへへへ。」



62-④「離して!何なのよ、瑞穂!
アンタには関係ないでしょ!私は圭介を嫌いになったから振ったの。もう嫌いになったから別れるだけ。それ以上でも、それ以下でもないんだから!
..ねぇ、分かった?ならいつまでも襟元掴んでないで、さっさと離しなさいよ。

は?理由!?
..今言った通りよ。飽きたのよ、単に。もうどうだっていいでしょ?別れたんだから..。
圭介が教室で泣いてた?
か、関係ない。知らないわよ。そんな事今更言われたって..アタシはどうもしないわ。
正直に話せって..話してる!アタシにとってのアイツなんてその程度だっただけなのよ!

(瑞穂に平手打ちをされる)

あっ!っつ..な、何すんのよ!

(そのまままた制服に掴み掛かってくる)
く、この!こっちが大人しくしてれば調子に乗って!何にも知らない癖に関係ない奴が出しゃばって来ないでよ!

(瑞穂の手を払いのける)
アタシは卒業したらアメリカの大学に行く!このままいい顔して付き合っててみなさいよ!あの自分の気持ちに馬鹿正直な男は..自分の叶えたい俳優になる夢 放り出して、家族も、友達も全部を犠牲にしてでもこのアタシに着いてくるに決まってる!

嬉しいわよ!嬉しいに決まってる!正直、そこまでしてアタシと一緒に居たいと思ってくれる事が。
でも、そんな事になったら、最初の内はいいよ。一緒に渡米して少しの間はそれでいいかも知れないけど..アイツは..圭介は自分の夢を諦めた事をいつか絶対に後悔する!このアタシに着いてきた事をきっと後悔しちゃうの!そんな事になってみなさいよ。アタシはその時圭介に何て言葉を掛けてやればいいの!?瑞穂!分かる!?アタシはその時、どんな気持ちで圭介に何て言えばいいのよ!?

アンタみたいに思った事を思った通りにやれればいいよ!相手の気持ち考えずにそのまま何でも言えたらさぁ!
でも、アタシには..出来ない!!
アタシは圭介が圭介らしく居られる様に、後悔のない様に生きてもらう為に..嘘ついて..身を引く事くらいしか..してあげられないの。

..ゎかった?分かったかって聞いてんのよ!
全部 正直に話したわ!これで満足でしょ..もうアタシ行くから..。どっちも馬鹿だって事くらい..分かってんのよ..。」



62-⑤「あーーー!冷めた!一気に冷めたわ!
何?散々格好いい事言って私を組織に繋ぎ止めておきながら、敵グループに追い詰められたら泣き言抜かして逃げようっての?

これってどうにもならない程の窮地(きゅうち)?
何とかして切り抜けようとか考えたりはしないの!?

..は。だっさい..何それ?バッカみたい!
ふざけないでよ!私はまだまだこれっぽっちも諦めたりしてない!例え自分の血を流そうとも最後まで足掻(あが)いてみせる!戦う前から降参なんて絶対にイヤ!外の人間に連絡して上手い事作戦立てればこれぐらいのピンチ、いくらだってどうにかなるわよ!ねぇ ちょっと話聞いてるの!?..?..アンタ何してるの?

..!!..え!?まさかそれ..ダメよ!
よして!こんな時の為にオーブを集めたんじゃないわ!アンタの保身の為に全員が頑張ってきた訳じゃない。何考えてんの!本当にどこまでも自分勝手な男ね!言っておくけど、もうアンタはアタシの上司でも何でもないから!命令されても従わないわよ。

返しなさい!それを!..うるさい!いいから返せ!
..よし、分かった。なら、実力行使ね。後悔しないでちょうだいよ。私の能力は他でもないアンタが一番よく知ってるはずでしょ?

はぁあ!?今、それ言う?
アンタなんかに育てられたつもりはない!私は自力でここまでやってきたんだ!その事だけはこの先だって何人(なんびと)足りとも否定させない!
もううんざり!会話すらしたくない!
私はねぇ、アンタみたいな男が一番大嫌いなんだ!
私の全てを賭けてアンタって言う人格..いや、人間事否定してやる!!絶対に許さない!覚悟しな!」



62-⑥「◯◯君。聞こえる?
今日も□□□(自分の名前)は、最近 どんな日々を過ごしてたか報告しに参りました。
◯◯君は相変わらずだね。どんな夢を見てるの?その夢に□□□は出て来てますか?なんて..えへへ。

もうすぐ1年になる..ね。◯◯君が眠り続けてから。
ねぇ、◯◯君、聞いて。私ね、皆からは【少しだけ大人っぽくなったね】なんて言われる様にはなったんだよ。自分ではあまりよく分からないけど..。
だからね、もしかしたら目が覚めた時、□□□だ。って気が付かないかもよ?
あ、でもでもお胸の方はあんまり変わって..ない..かも知れないけど..。くはは。

【生きてくれてる】こうやって顔を見に来るだけ..◯◯君の側に座って 話し掛けられるだけでも、本当に奇跡だし、神様には凄く、凄く感謝しなきゃいけないんだろうけど..。◯◯君、ごめんね..。
う..うぅ..本当はね..や、やっぱり寂しいし..苦しいの..!
私ね。◯◯君の指も髪も肌も好き。走る姿も、流れる汗も、◯◯君を形作る全てが愛おしいよ。
でも..でもね..!やっぱり、声が聞きたい!□□□って優しく名前を呼ぶ声が聞きたい。こうして触れれば温かいけど、その閉じた瞳にもう一度..もう一度だけ私を写して!
聞こえる?◯◯君。ねぇ、いつまで愛し続ければいい?いつまで耐え凌(しの)げばいい?
いつまでこうして手を握り続ければいいの?この日々に終わりはやって来るの?..こんな願いは、神様..わがままなの?
お願い..◯◯君..答えて..応えて欲しい..!!
◯◯君は..いつ..いつになったら目覚めてくれるの?..うぅ..うわあぁん..う..うぅ。

!!..て..手を握り返えして..る..!?..ハッ!!
※ナースコールの受話器に向かい
だ、誰か!◯◯君の..◯◯君の意識が!!

..!!
※意識が戻り、目を覚ます◯◯。体をゆっくりと起き上がらせる。

..う、嘘..嘘みたい..。
えへ、えへへへ。ぐすっ。
◯◯君、おはよう..お帰りなさい!(最高の笑顔)」



62-⑦「ねぇ、◯◯君..夜の海って怖いと思わない?
昼間はあんなに人が溢れ返って賑わってたのに、今はこんなにも静か。聞こえるのは波と風の音だけ。
..荒れてるわね。間違ってあの中に呑まれでもしたら簡単に命を奪われちゃうわ。
それにしても海は二面性を秘めてるとはよく言った物よね。この場合、夜の海という裏の顔が極端に怖くて近付く人を強張らせてしまう感じかしら。
ほら..この崖の下を覗いてみて。見えるでしょ?
落ちれば呼吸を許さない程の波のうねり、手をバタつかせ必死にもがいても掴まる物さえ何もない。やがて体力を消耗し、何処までも深い水の底へと引き摺(ず)り込まれていく..。
でも私は夜の海の方が好きなの。だって、条理、不条理関係なく、全てを受け入れ呑み込んでくれる。うふふふ。現実世界で何が起きても、この大海原(おおうなばら)の前ではほんの些細な事。そう思わせてくれるから。
それに..これからどんな事が起ころうと、この波音が掻き消してくれそうだもの..。ねぇ、◯◯君。君もそう思わない?
あら、随分と悪態をつくのね。そんなに怒鳴り散らしたって無駄な事くらい分かってるでしょ?
ク..クックックッ..アーッハッハッハッ!【どうするつもりだ!?】ってそんな決まりきってる事聞かないで!?ここからアンタを突き落とすのさ!!
アハハ!ジタバタすんな!こんな手足拘束されて芋虫みたいな状態で何処に逃げようって言うの!?
ヒヒッ!ギャーハハハ!惨め!惨めだし、無様!!
何言ってんの!?命乞いとかやめてよー!最期まで頑張って格好付けて!フヒヒ!アンタが全部悪いんでしょ!!?自業自得よー!!
あー面白い!人間、追い詰められるとこうも変わるのねぇ!つい昨日まであんなに粋がってたのに!
気が変わったわ、今ので完全に気が変わった!
海に落とせばどうせ死ぬでしょうけど、この手で刺し殺してからにしてあげる!!アーッハハハ!!」
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