バレンタインのお返しに白いものをあげる4号


エラン・ケレスはスレッタ・マーキュリーを閉じ込めて育ててきた。
スレッタがエランの物になったのは、もうずいぶん前のこと。まだ彼女が幼かった頃だ。
エランはスレッタを大事に大事に育てた。それは、まるで真綿で包むように。
スレッタが外の世界を知る必要はない。彼女はこの狭い世界だけで生きていけば良いのだ。それが彼女のためなのだから。
スレッタは何も知らないまま、ずっとここで生きていくんだ。
それがエランの望みであり、スレッタへの愛だった。
スレッタはエランに言われるままに生きてきた。それが当たり前だと思っていたからだ。
彼女にとって外の世界は未知の世界で、とても恐ろしい場所だったのだ。
そんなスレッタを不憫に思いながらも、同時に優越感を抱くエランでもあった。彼女を独り占めできることへの喜びを感じていたのだ。
だから彼は閉じ込め続けたし、スレッタもまた外に出ようとしなかった。二人だけの閉じられた世界の中で二人は幸せだった。

しかし、ある日のこと。スレッタがエランに小さな包みを差し出してきた。
「あの、これ、バレンタインデーのチョコです」
恥ずかしそうに頬を染める彼女を見て、エランは嬉しくなった。まさか彼女が自分への贈り物をくれるなんて思いもしなかったからだ。
包みを開けると中には手作りと思われるハート型のチョコレートが入っていた。市販の物とはどこか違う温かみを感じるそれを一つ口に運ぶと優しい甘さが広がった。その美味しさに思わず笑みが浮かぶ。
「美味しいよ」
そう告げると、スレッタは顔を輝かせて喜んだ。これは特別なお返しをしないとな、と思いながらエランはスレッタを抱き寄せると優しくキスをした。
スレッタはその行為の意味を知らずに受け入れているようで、むしろ嬉しそうにしていた。そんな彼女を愛おしく思いながらエランは再び唇を重ねた。

そしてホワイトデー当日。スレッタはエランから呼び出され、彼の部屋へと向かっていた。
「失礼しまーす……」
恐る恐る扉を開けるとそこにはエランの姿があった。彼はいつも通りの笑顔を浮かべながら彼女を出迎える。
「やあ、待ってたよ」
そう言われるとスレッタは緊張しながらも部屋の中に入った。すると、すぐに扉が閉まりロックが掛かる音が聞こえてくる。そしてそれと同時に何か違和感を感じた。
(あれ?何だろう……なんかおかしいような……?)
しかしその正体を突き止める前に彼女を抱き寄せるエランによって思考は中断される。そしてそのまま口づけられた。
「んぅ……」
舌を絡め取られ、口内を蹂躙される感覚は初めて感じるものだった。スレッタはその未知の感覚に戸惑いながらも必死に応えようと舌を動かす。するとエランはさらに激しく攻め立てるように動きを変えた。
息苦しさを感じながらも彼女は懸命に応える。しかし、次第に意識がぼんやりとしてきて何も考えられなくなる。そしてついにはその場に崩れ落ちてしまった。
そんな彼女を抱き抱えるようにして支えるとベッドに運ぶ。そしてその上に覆いかぶさった。
「ぇ……?」
無垢なスレッタはこれから何が起きるか全く分かっていない。ただされるがままになっていた。そんな彼女が可愛くて仕方ないエランだった。
「今日はホワイトデーのお返しをしなきゃいけないね」
その言葉を聞いた途端、スレッタは目を輝かせた。きっと何をもらえるのか期待しているのだろう。そんな彼女を安心させるように優しく囁く。
「白いのいっぱい、スレッタにあげるから」
「しろいの?」
スレッタは意味も分からずに尋ね返してくる。そんな彼女の頭を撫で、安心させるように微笑みながら言った。
「そう。赤ちゃんの元」
「あかちゃん……?」
スレッタはきょとんとした表情で首を傾げている。どうやら意味を理解していないようだ。しかし、それも無理はない。そうなるように育てたのだから。スレッタはエランに言われた通り、無垢なままなのだ。何も知らない純真無垢な少女のままである。そんな彼女をこれから自分色に染め上げるのだと考えると興奮を抑えられないエランだった。
「大丈夫、僕がスレッタに教えてあげるからね」
そう言うと、スレッタは素直にコクンと頷いた。そして期待に満ちた眼差しで見つめてくる。その期待に応えるようにズボンを下ろすと既に大きくなっているモノを取り出し、スレッタの口に近づけた。すると彼女は何の疑問も抱かず、それを小さな口でぱくっとくわえ込んだ。
「ん……んぅ……」
一生懸命に吸う姿に愛おしさを感じながら、エランはスレッタの頭を優しく撫でる。すると彼女は嬉しそうに微笑んだ。その表情を見ているだけで幸せな気持ちになる。
「いい子だね……そのまま続けて」
頭を撫でながら褒めると、スレッタはさらに強く吸い付いてきた。まるで母乳を求める赤子のようである。その様子が可愛くてつい笑みが浮かぶ。そして空いている手で胸を揉んでみる。柔らかい感触と弾力のある感触が心地良い。しばらく続けているとスレッタの口から熱っぽい吐息が漏れ始めた。どうやら感じ始めているようだ。
「んぅ……あっ……」
スレッタは時折体を震わせながら奉仕を続けている。その健気な姿に愛おしさを感じつつも、そろそろ限界が近づいてきた。
「スレッタ……出すよ……」
そう告げると彼女は顔を上げ、無垢な笑顔を向けてくる。そして小さくコクンと頷いた。それを見てエランは欲望を解き放つ。大量の熱い液体が彼女の口内を満たしていくのが分かった。
「んぅっ!?」
突然流れ込んできたものに驚きながらも、スレッタはそれを全て受け止めようと必死になった。しかし初めて味わう苦味に思わず口を離す。その瞬間、白いものが飛び散り彼女の顔を汚した。
「うぇぇ……なんか、へんなにおいです……」
スレッタは泣きそうな顔で自分の口元を押さえる。そんな彼女を落ち着かせるように頭を撫で、優しく微笑んだ。
「大丈夫。これが白いのだよ」
そう言って、スレッタの口に指を入れる。そして口内に残る液体をすくい取り彼女に見せつけた。
「ほら、これが赤ちゃんの元」
スレッタはエランに言われるままに白いものを舐め取った。その味と匂いにはどうしても慣れないが、彼が言うのだから間違いないのだろうと思い込んでいるようだ。そんな純粋な姿にますます愛おしさを感じつつ、今度は彼女の秘所に手を伸ばしていくのだった。そこはまだぴったりと閉じられており、とてもではないがエランを受け入れるには不十分なように思えた。
「ちゃんと準備しないとね」
そう言うと、スレッタは不思議そうに首を傾げた。しかしすぐに笑顔になり、エランに向かって両手を広げた。
「ん!」
まるで抱っこをせがむような仕草に思わず笑みが浮かぶ。そして彼女を抱き上げると膝の上に座らせた。スレッタは嬉しそうな表情を浮かべながら抱きついてくる。
「エランさん、ぎゅーってしてください」
甘えるように言ってくる彼女に応えようと強く抱き締める。するとスレッタは幸せそうに微笑んだ。その様子を見ていると自然と心が満たされていくのを感じる。スレッタの全てを自分のものにしたい。その欲求がどんどん高まっていった。
エランは彼女の胸に手を伸ばし、優しく揉み始めた。最初は不思議そうにしていたがすぐに気持ちよさそうな声を上げるようになった。そして段々と呼吸が荒くなり始める。
ここぞとばかりに胸の先に吸い付くと彼女は甲高い声を上げながら震えた。その反応を見てさらに強く吸い上げる。すると彼女の体がびくんと跳ねたかと思うと力が抜けたようにしなだれかかって来た。どうやら軽く達してしまったらしい。荒い呼吸を繰り返している彼女に微笑みかけると優しく頭を撫でた。
「偉いね、スレッタ」
そう言って褒めると彼女は嬉しそうに微笑む。その笑顔がとても可愛らしくて胸が高鳴った。もっと彼女を悦ばせたいという思いが強くなる。
「下も触るからね」
そう言うとスレッタは恥ずかしそうにしながらもコクンと素直に頷いた。そんな彼女を安心させるように微笑みかけながらゆっくりと下着の中に手を入れていく。割れ目に触れると既に濡れていることが分かった。そのことに満足しながら割れ目に沿って上下に擦る。するとスレッタの腰が揺れ始めたのでもう片方の手で腰を支えた。
「んっ……んぅっ……」
スレッタは必死に声を押し殺しているようだった。しかしそれでも漏れてしまう吐息がエランの耳を刺激する。その反応に気をよくしたエランはさらに強く刺激を与え始めた。するとスレッタの口から熱い吐息と共に甘い声が漏れ始める。
「あっ……んぁっ……あぁっ」
スレッタの反応を見ながら指を動かし続けると、やがて彼女が限界を迎えたことが分かった。ビクビクと痙攣し、体から力が抜けていくのが分かったのだ。そんな彼女を優しく抱き止め、頭を優しく撫でてあげる。
「よく頑張ったね」
そう褒めるとスレッタは嬉しそうに笑った。そしてエランの首に腕を回し、ぎゅっと抱きついてきた。そんな彼女を抱きしめ返しながら耳元で囁く。
「じゃあ次は僕の番だよ……」
そう言うとスレッタは不思議そうに首を傾げるが、すぐに笑顔になって頷いた。その素直さに愛おしさを感じながら彼女の下着を脱がしていく。するとまだ誰にも見せたことのないであろう部分が露わになった。綺麗なピンク色の割れ目からは蜜が溢れているのが分かる。その光景に思わず喉が鳴った。
「スレッタ、足開いて」
そう告げるとスレッタは素直に従ってくれる。そしてM字開脚をするような体勢になった。その状態でエランは彼女の割れ目に指を入れていく。すると中はとても狭く異物を受け入れる準備が出来ていなかった。しかしそれでもゆっくりと押し広げるようにして指を挿入していく。
「んっ……んぅっ……」
スレッタは恥ずかしそうに足を閉じようとするが、エランはそれを許さないとばかりに両足を広げさせた。そしてそこに顔を近づけるとじっくりと観察する。そこはまだ誰にも開かれたことのない聖域だ。これから自分が征服するのだと思うと興奮すると同時に独占欲が満たされるのを感じた。早く自分のモノにしたいという欲望を抑えきれず、より深くスレッタの中を探り始めた。
「んぁ……あぅ……」
スレッタは異物感に耐えるようにエランにしがみつき、背中に爪を立てる。しかしそれでも彼女は嫌がらなかった。むしろ積極的に受け入れようとしてくれているように感じるほどだ。その健気さに愛おしさを感じながらも指を動かすことを止めない。すると次第に彼女の声が甘くなっていくのを感じた。
「んぅっ!あぁっ!」
ある一点に触れた時、スレッタの体がびくりと跳ね上がったのが分かった。どうやらここが弱いらしい。その場所を攻め立てるように指を動かすと彼女は一際大きな声を上げた。
「あぁっ!そこっ……ダメぇ……」
そう言ってスレッタはいやいやするように首を振るが、もちろん止めてなどやらない。むしろもっと感じさせてやりたいという気持ちが強くなっていくばかりだ。
エランは指を増やしてさらに激しく動かした。すると彼女の愛液が溢れ出し、くちゅくちゅという水音が響き始める。その音を聞いているうちに自分も興奮してきたようで下半身に熱が集まってきたのが分かった。
「んぅっ!?あぁっ!」
スレッタが一際大きな声を上げたかと思うと体を弓なりに反らした。絶頂を迎えたらしい。
「はぁ……はぁ……」
スレッタは荒い呼吸を繰り返している。しかし休む暇など与えないとばかりに、エランは彼女の足を広げさせたまま自分のモノを取り出した。それは既に大きくなっており、先端からは先走り汁が出ていた。それを潤滑油代わりにしながらスレッタの入り口に擦りつけると彼女が小さく声を漏らす。
「んぁっ」

「痛いっ!」
スレッタが苦痛に顔を歪めるのを見てエランはすぐに動きを止めた。しかし彼女は首を横に振って大丈夫だとアピールしてくる。そんな彼女の健気さに胸を打たれながら再び挿入を始めたのだがやはり痛みはあるようで苦しそうな表情を浮かべていた。それでも彼女は懸命に受け入れようとしてくれる。その優しさに応えるべくゆっくりと押し進めていくとやがて全て収まったようだった。結合部から血が流れ出ているのが分かる。
「全部、入ったよ」
そう言って頭を撫でてあげると彼女は嬉しそうに微笑んだ。そしてぎゅっと抱き付いてくる。そんな彼女を優しく抱きしめると耳元に口を近づけた。
「動くけど、いい?」
そう尋ねると彼女は少し戸惑った様子を見せながらもこくりと頷いてくれる。それを確認してからエランはゆっくりと動き出した。最初は浅い部分で出し入れしていたが徐々に奥へと進んでいくにつれてスレッタの声が甘くなっていくのが分かった。どうやら痛みよりも快感の方が勝ってきたらしい。その証拠に彼女の中は熱くうねっており、まるで搾り取るかのように締め付けてきた。その刺激に危うく果ててしまいそうになるがなんとか耐えることが出来た。しかしこのままでは時間の問題かもしれないと思ったエランは一旦動きを止めることにした。
「エラン、さん?」
不思議そうに見つめてくる彼女に微笑みかけながら優しく頭を撫でる。そして安心させるように囁いた。
「大丈夫だよ。僕はここにいるから」
そう言うとスレッタは安心したような表情を見せる。そんな彼女の額に口づけをすると再び動き始めた。最初はゆっくりだったストロークが徐々に速くなっていくにつれて彼女の声も大きくなっていくのが分かった。それに比例するように中もきつく締まってくるのでそろそろ限界が近いことが分かる。
「あっ!あぁっ!」
スレッタが一際高い声を上げたかと思うと膣内が痙攣し始めた。それと同時にエランのものを強く締め付けてくる。その刺激に耐え切れず彼もまた絶頂を迎えたのだった。ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液を流し込む。スレッタはその熱さを味わいながら幸せそうな表情を浮かべた。
「えへへ……あったかい……」
そう言って甘えるように頬擦りしてくる彼女を優しく抱き留める。しばらく余韻に浸っていたかったが、スレッタの中に埋め込んでいたままのモノが再び硬度を取り戻していくのを感じた。
「エランさん……?」
不思議そうに見上げてくる彼女の頭を優しく撫でながら微笑みかける。
「ごめんね、まだ満足出来ないみたい」
そう言って再び腰を動かし始めた。
「んっ……あっ……」
スレッタは小さく喘ぎ声を漏らす。その反応が可愛らしくてさらに強く突き上げた。するとスレッタはビクビクと身体を震わせる。どうやら軽く達してしまったようだ。それでも構わず抽送を続ける。結合部からは愛液と精液が混ざったものが溢れ出し、シーツに大きな染みを作っていた。その光景を見ているだけで興奮が高まり自然と動きが早くなっていくのが分かった。
「あっ!あぁっ!」
スレッタは背中を仰け反らせながら快感に身悶える。そんな彼女を労わるように優しく撫でながらも抽送を繰り返す手は止めない。むしろ激しさを増していった。やがて限界を迎えたようで中が強く収縮し始めたのが分かると、エランはさらに奥まで突き上げるようにして己の欲望を放った。熱い奔流が子宮を満たす感覚にスレッタも同時に達したらしい。ビクビクと痙攣している彼女を抱きしめながら最後の一滴まで絞り出した後ゆっくりと引き抜いた。すると栓を失った秘所から大量の精液が溢れ出しシーツを汚していく。その光景を見つめながらエランは自分の性欲の強さに少し呆れつつも満足感を得ていたのだった。
「スレッタ、大丈夫?」
エランが尋ねると、スレッタはぼんやりとした表情を浮かべながらもこくりと頷いてくれた。
「ちょっと疲れちゃいましたけど、幸せです」
そう言って笑顔を浮かべる彼女の頭を優しく撫でてあげると、スレッタは心地よさそうに目を細めた。
「でも、なんだか恥ずかしいです」
そう言いながらスレッタは頬を染める。エランはそんな彼女を愛おしそうに見つめると優しく抱きしめた。
「何も恥ずかしがることないんだよ。君が僕のものっていう証なんだから」
そう言って微笑みかけるとスレッタも嬉しそうな笑みを浮かべる。そんな姿を見ているとエランの心は満たされた気分になった。この幸せを守るためなら何でもできるような気がしたし、どんなことだってやれるような気がしたのだった。
お知らせ
実務でも趣味でも役に立つ多機能Webツールサイト【無限ツールズ】で、日常をちょっと便利にしちゃいましょう!
無限ツールズ

 
writening