蠢魔(クリームヒルト)


「まだ視界が……」

この短い期間で複数の絶頂を体に受けている彼女の身体的ダメージは当人が思っているよりも激しかった。
そこを突然見逃すわけもない

「シャアアアアアアアア」
(最近確認された……まあ名前はいいわね)

姫とはいえ戦いに身を投じた経験は無い訳では無い。すぐに切り替え、大剣を振り上げる。
だが、疲労はここで彼女の足元をすくう。

「まず___」

蠢魔はクリームヒルトを飲み込む。
まともな英雄でも対応出来ない速度は彼奴の特性のためだろう。

(しくじった…!バルムンクも床に…このまま飲み込まれるっ)

霊器の限界を感じ取り、潔い死を意識した瞬間、現実に連れ戻される。

「んぐっゥ♡♡…は、はぁッ♡♡」
体にまとわりつくヒダのようなものから伸びていく触手は、服の隙間から彼女の身体を弄り始める。

「殺るならッうう゛っ♡♡さっ、さッ♡♡んんっぅぅぅ♡♡」

薄々と感じとる、これは殺すためなどではなく彼女を弄ぶための行動であると。

触手らは乳首や秘所に入り込み内から弄り始める。

「ややめっ゛お゛っっ♡♡頭…変にぃ♡♡」

自分の身体が書き換えられるのが手に取るようにわかる。

(あぁ……また……)
中から溢れる快感は、血管から脳にまで全身にまで、巡り始める。

「んっ♡♡♡♡!!!! ……ぃ゛、くッ…………いくいくっ゛♡♡い、っちゃ、ぅ゛ッ……♡♡!!」

身体が心臓のように波打つのが分かる。
吐き出されたあとも、それは続き敵などどこにもいないのにも関わらず1人で淫らにも溺れているようだった。

身体には彼女の苗床としての才が宿り始めているというのに。
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