政略結婚で掻っ攫われるも幸せを掴み取る系術泰♀

※政略結婚ものなのでモブ泰♀を前提条件に含んだ術泰♀になります
・若干矛盾してる箇所があったので初掲載より修正追記しました


キャスターとは幼馴染な間柄の泰広♀なパロ系世界線

子供の頃から接点あってキャスターはそのまま土御門さんちに仕えるなり務めるなりで住み込みみたいな扱いになる

家ガッタガタな時もキャスターは変わらない調子で居続けるのでそのあたりから泰広♀からの好意が決定的になる（子供の頃から無意識に惹かれてはいた・実はこの時点で両片思い状態）が、ガタガタの家に利のある条件提示されて政略結婚求められたのでそれを受け入れて家を出ることになる…がスタート



キャスターは結婚提示された段階で家の者として大事にするつもりなんかなくて優秀な魔術師産む胎扱いするだろとわかっていて止めるが、泰広♀もそうなること分かった上で条件呑んでて結局止められなかったという経緯も間にある

想像は見事に的中して嫁ぎ先では滅茶苦茶な目に遭う



形式上の結婚してから何年も経ち地獄のような環境にもう諦めがついてきたあたりで、突然の事故なり事件陰謀なりに巻き込まれて嫁ぎ先メンバーが大打撃壊滅

泰広♀は文字通り胎扱いされてて表面上お相手になってただけで家族換算されておらず、その時の家族の集まりには連れて行かれてなくて無事

産んだ実の子供にもほぼ関われてなかったとか、一回くらいしか腕に抱けなかったとかそんなのでも良い　子供ももちろん死んでる



その後嫁ぎ先の傍流とかが誰が跡を取るか財産いくら持っていくか云々で醜い争いを繰り広げ、その最中この血筋と素質の良い胎は誰が持っていくかという話になるが隆俊とキャスターが怒りの政治力デスロードキメまくって泰広♀を土御門家に連れ戻す



もう二度と戻れないと思っていた家に戻ってきて安堵するのも束の間、胎扱いされて散々な身体の暴かれ方されたり胎として都合の良いものにするために魔術で身体改造なり開発なりされてた記憶や後遺症がぶり返して夜な夜な苦しむようになる

キャスターは案の定苦しんでるのわかっていてなんやかんや言いつつ介抱したり面倒見たりしてくれるが、子供の頃から片想いしてた相手にこんなことさせて内心ぐっちゃぐちゃになる泰広♀



ぐっちゃぐちゃここ極まれりな精神状態になったある夜、キャスターに対し「お前の事が好きだった、だからこんな後始末お前がしないでほしい」と溢す泰広♀

キャスターここで完全にスイッチが入る

僕も好きだったが？今でも好きだが？？だから死んだあんな奴らの件で一秒でも長くおまえ苦しんでること自体が嫌でやってたんだが？？おまえ今はどうなんだ土御門、好きなのか、一度は行かせてしまったが僕はもうお前をどこに行かせるつもりもないが、お前にその気持ちがあるならもう貰ってしまうが？？？と溢れんばかりに捲し立てる　スイッチが入ったので



話の途中から完全に顔が真っ赤になってる泰広♀、「まって」「まってほしい」とか合間合間に言うけどまあ待つわけはない

最終的に「私も、今でも、そうだ」とどうにか絞り出された声を聞いたキャスターがそのまま抱く　今まで生きてきて味わったことのない幸せな一夜を過ごした



この後泰広♀が落ち着いて本当に良いのだろうか…と思ってるあたりでキャスターが隆俊に話通して完全に外堀埋める

キャ「僕おまえの姉上貰う」隆「！！！」



隆俊はめちゃくちゃ喜んで（隆俊は泰広♀が家出た後もキャスターと交流深めたりその中で想い寄せてたの知ったりし、姉上もそうだったのではないかと思っていた）式場から建てそうな勢いだったので泰広♀がめちゃくちゃ止めたし宥めた　キャスターはそれ見てゲラゲラ笑ってた



こうして想いを寄せてからかなり時間はたってしまったが二人は結ばれたのであった