小ネタ(マイルームボイスやセリフ等)


・ユーガオルタの正体バレあり
・A.D.■■■■ 心壊隔絶梨園 翳り堕ちた一等星に関わってくる設定あり
・作者は型月ふわふわ勢
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◎召喚時
「サーヴァント、アヴェンジャー。川田ユーガ……いや、ユーガオルタと名乗るべきでしょうか。……貴方も俺を利用するんですよね? 別に構わないですよ、俺の魔力と躯はそのためにあるので」

◎霊基再臨1
「魔力の生成量も保有量も多い俺に更に魔力を注ぎ込むなんて、どこまで欲深いんですかねニンゲンって」

◎霊基再臨2
「いいんですか? 俺みたいな存在に肩入れして。……どうなっても知りませんから」

◎霊基再臨3
「このローブ、いい思い出が無いから着たくなかったんですけど仕方ないですよね。一応〖魔術師〗川田ユーガとしての正装ですし。とはいえあの頃と違って真っ黒なローブですけどね」

◎霊基再臨4
「これは魔術師たちの歪んだ願望によって生みだされた、ある少年の成れの果て。この世全ての魔術式を躯に刻み込んだ〖1冊の魔術書〗であり〖魔術書の保管庫〗。……初めに問いましたよね、貴方も俺を利用するのかと。利用するのなら貴方の思うがままに扱ってください。俺の心や意思なんて産まれたときから無いようなものですし、〖魔術師〗として〖道具〗として生きる事しか望まれていないのは重々理解してますから。俺の存在意義や生きる価値なんて所詮そんなもの……ふふふっ……、あはははははは…………!」

◎汎人類史のユーガに対して
「汎人類史の俺ですか? 腹立たしくて憎くて腸が煮えくり返るほど大嫌いです。アイツだけ優しくてあたたかい世界で幸せに生きるなんて絶対に許さない……!!」

◎好きなこと
「馬に乗ったり触れたりすることが好きです。……あの人たちの前では絶対に言えませんけどね。冷めた目で見られ、否定され、殴られるのはもう遠慮したいですし」

◎嫌いなこと
「汎人類史の自分、俺をこんな存在にした大人たち、友情や愛情や絆とかの薄っぺらい概念、もしくはそういった概念を信じてるニンゲンが大嫌いです。全部反吐が出そうになるほど嫌いです」

◎会話1
「皆から必要とされる〖騎手〗であり一等星の輝きを放つ、もう1人の俺。あんな風に笑えるんですね。……嗚呼、あの笑顔を絶望と苦痛に歪ませたい。心が壊れていくさまを見下したい…………!」

◎会話2(******に対して)
「******ですか。あの人も嫌いです。約束したのに守ってくれなかったし、助けてくれなかったから。……あの日の言葉と約束なんて忘れ去ってるでしょうね。そうに違いないですよ」

◎会話3(リュージオルタに対して)
「リュージオルタさんについてどう思うか? ……汎人類史の自分に怒りを抱く気持ちは共感できますね、俺も同じなので。馴れ合うつもりは無いですけど、まあ話ぐらいは聞いてみるのもアリですかね」

◎会話4(愛の魔術でギャグ落ちしたリュージオルタに対して)
「何してるんですかあの人、あんな魔術に絆されるなんてどうかしてますよ! 結局はただの幻想で仮初でしかないのに……本当に愛してほしい人に愛される訳では無いのに。『本当は羨ましいんじゃないか?』ですって? ……羨ましくなんてない、俺には愛なんか要らない!!」

◎会話5(ユースケオルタに対して)
「あれはよく分かりません。以前話しかけてきましたけど正直放っておいてくれと思いました。あの博愛・友愛的な態度が気に入らないので。……嗚呼、いま思い出しても虫唾が走る」

◎会話6(オルタ全般に対して)
「…………騎手になってるんですよね、他のオルタって。諸々反転しても騎手になるって凄くないですか? どこまで騎手という職業が好きなんですかねぇ。まあ精々頑張ってください、としか言えません。……羨ましいなんて思うわけないでしょう。俺は〖魔術師〗として、〖道具〗としてしか生きる価値が無いですから。今さら騎手への憧れや羨望を持ち合わせるほど未練がましくないです」

◎会話7(家族について)
「貴方は『可哀想でお涙ちょうだいな俺』がお望みでしょうから言ってあげます。……愛してほしかった、俺の意思を否定しないでほしかった。…………ふふふっ、これで満足ですか?」

◎会話8
「痛い、苦しい、寂しい、助けて……そう言えたらどれほど楽だったか……っていつの間に!? い、今の聞こえてました…? 別になんでもないです、敵の同情を誘うために演技の練習してただけですから!!」

◎会話9(聖杯について)
「聖杯ですか。正直、そんなものに願わなくたって俺の躯に刻まれた魔術式で大抵のことは実現可能ですからあまり興味ないです。でも、大聖杯を汚染したアンリマユには興味があります。……俺と同じ、周りから身勝手な願いを押し付けられた存在と会ってみたいですね」

◎会話10
「マスターと俺の関係性には使用者と道具、主人と従僕という言葉が合うんじゃないですか。えっ、そういうのじゃない? じゃあどんな関係を望んで――『もっと対等な関係になりたい』? ……ふふっ……ふふふ…………無駄ですよマスター。幼少期から染み付いたこの価値観を今更変えるなんて。それに道具として生きることすら出来なくなったガラクタに何の価値があるんです?」

◎絆Lv1
「貴方も絆なんて薄っぺらいもの信じてるんですか? 俺は他のサーヴァントと違って、生憎そんなものは信じていませんので。〖道具〗として生きていくのに絆なんて必要ないですし、そんなもの簡単に壊れてしまいますからね」

◎絆Lv2
「随分と物好きですね貴方も。それほどの力があれば絆なんて育まなくたって俺を利用することぐらい出来るでしょう。そもそもアヴェンジャーである俺と絆を育む事自体も間違いですし」

◎絆Lv3
「どうして……どうしてそこまでするんですか、理解に苦しむ。貴方は自分の力を誇示するために俺を利用すればいいんです。……こんな〖道具〗としての使い道しかない俺を大切に扱うなんて、どうかしてますよ……!」

◎絆Lv4
「……貴方といると今までの自分じゃなくなりそうです。とうの昔に失った感情が次々と表に出てきそうになる。…………俺をこんな風にした責任とってください、マスター」

◎絆Lv5
「俺の負けです。全く、その諦めの悪さには脱帽しましたよ。俺を〖魔術師〗でも〖道具〗でもなく〖1人のニンゲン〗として見てくれた人とは久しぶりに出会いました。……ありがとうございますマスター、俺を召喚してくれて」

◎戦闘不能1
「あの一等星になりたい……ただそれだけだった」

◎戦闘不能2
「ごめんなさい、ごめんなさい、しっぱいさくでごめんなさい。ガラクタでごめんなさい。もっとつよくならないと……みんながもとめる川田ユーガにならないと」

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【補足や解説】
・ユーガオルタについての補足
→本心を偽ったり否定したりしがち。
リリィ時代に『意見や意思表示をすることで周りの大人たちの空気や表情が悪い方向へ変化する』ことを察した結果『みんなが求め望む川田ユーガで在ること』を優先してしまい、常にその意識で雁字搦めになっている。
オルタ自身は無自覚だが自己肯定感は皆無。

・〖道具〗
→オルタが定期的に発するフレーズ。
ユーガオルタは魔術師でありながら、この世全ての魔術式を躯に刻み込まれた〖1冊の魔術書〗〖魔術書の保管庫〗として存在している。(本家風に言うなら魔術礼装?)
オルタ世界のSAGAに住む大人たちは〖強力な魔術回路・オドの生成率の高さ・マナの吸収率の高さ・魔力の貯蔵量の多さ〗を持って産まれたユーガに『かつてSAGAに存在したある魔術師の影』を重ねてしまう。
大人たちはその魔術師と並ぶ…あるいは越える存在になるようユーガ・オルタ・リリィに毎日少しずつ魔術式を移植する儀式を施していた。
――だが、ここまでは目的の一つに過ぎない。
真の目的は『霊脈が枯渇しつつあるオルタ世界のSAGAに再び繁栄をもたらす』こと、『最強の魔術師を輩出することで大井のアトラス院・園田の修験道・時計塔に対抗し威厳を示す』こと。
つまり初めからオルタ世界のSAGAに住む大人たちはユーガを『我々の悲願を叶えるための道具』として見ていた。
〖自分がただの道具としてしか見られていなかった〗事実を絶望しつつ受け入れたユーガオルタは事ある毎にマスターに対して〖道具〗〖利用してほしい〗というフレーズを発する。
まるで『それが俺の生き方であり、そうで在らなければならない』『利用される価値のない自分に意味はない』と自らに重たい枷をかけるかのように。

・ローブ
→SAGAの魔術師に代々伝わる正装。
霊基再臨3でユーガオルタは「いい思い出が無い」と言っているが、これは先述の魔術式を移植する儀式で自分や大人たちも着用していたため。
元々は純白のローブなのだがオルタ化したことによって漆黒に染まってしまった。
袖口や裾の部分はダメージ加工が施されたかのように破れており、純白で傷一つない本来のローブと対照的である。

・******
→オルタ化する前のユーガが出会った大切な人の名前。
自分を押し殺して生きていたユーガにひとときではあるが感情を取り戻させ、一筋の光と希望をもたらしてくれた。
その人はユーガオルタに『俺は何があってもユーガの味方やし、ユーガだけの味方になる覚悟は出来とるよ』、『人間とか魔術師とか関係ないし、例えユーガが得体の知れない怪物になっても絶対傍におるから』、『辛い時は支えたるし苦しい時は助けたる』といった優しい言葉をかけてくれた。
だが、そんな優しい言葉をかけてくれたのにオルタ化してから今日まで助けてくれない・味方であってくれないことにユーガは「裏切られた」「あの日の約束を忘れられた」と怒り心頭。

・ユーガオルタとアンリマユ
→大人たちから『我々の悲願を叶えるための道具』として育てられ身勝手な願いを押し付けられたユーガオルタ。
彼は自分と同じく『この世全ての悪であれ』と周りから身勝手な願いを押し付けられたアンリマユに共感の意を示し憐憫の眼差しを向け、助けたいと思っている。

・ユーガオルタと馬
→騎手になりたかったので汎人類史のユーガ同様に馬のことは大切に想っている。
乗るのもお世話するのも大好き。
馬の前では感情を取り戻す。
リリィ時代の辛い心を支えてくれた1頭の馬を今でも覚えている。
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