ライブ感想


盗作、創作のアルバムのみ、そしてこの2枚のアルバムの全ての曲で編成すると予告されたライブ、盗作
おおよそ1年前、青くて透明で儚げな夏を歌い上げるヨルシカ、という世の中に形成されたバンド像を壊したいというn-bunaさんの破壊衝動(本人談)により世に放たれた曲群たちが織りなsとかいう前置きはいいんだよ!感想ぶち込みます

まずヨルシカ、祝全国ツアー…!!!!!!!!!!!!!!!
全国ツアー!?なに????国民的アイドルみたいな!?え!?はえ!?!?という感情 ライブやりますの告知がされてからずっと
n-bunaさんが月光ライブ(2019.12、新木場)公演前に仰ってたことなんだが、音楽グループが憧れの地として目指す新木場、そこでライブできるようになるまで大抵10年ちょいはかかるんだそうだ
ヨルシカは2013年生まれです 今年2021年です
…………?????????????????????????????

やばいね


今日の話にいい加減移ろう

やっぱりライブはすごい!!!!音が!!!!ぶつかってくる!!!!!
気を抜いたら意識をなくしちゃうんじゃないかってくらいの音が全身にぶつかるんです 物理で 音の波が体を突き抜けて行くんだよ まじな話
耳栓や手に抱えられるようなスピーカーじゃ絶対に体験できない、その場で、ライブという形でこそ特別に出来ることなんだろうな
曲の拍が心拍みたいに感じて、必然的にドキドキするんだよ…体の内まで音で震えるんだよ もう最高さね
2年来の感覚がよみがえって最高でした 初めて体験してビビり散らかしたいい思い出

私、正直とても不安でした suisさんが
喉があまり強くはないらしくてですね 盗作創作(特に盗作側)はド低い声出す曲とか音域広いのとか怒りをぶつけるような歌い方をする曲がほとんどだから、月光ライブ以上に高難易度なんじゃないかと でもすごかった
めっちゃすごかった suisさんはやっぱりすごい人だった
ありがとうございます 喉大切にしてください

そして私めっちゃ近い列の席だったのでsuisさんのお顔はもちろん、n-bunaさんの姿や下鶴さん、キタニタツヤさん、はっちゃんさんも認識できたんですね 最高???????? 絵に描けるほどはっきり見えたわけじゃないんだけど、あの、見えたんです
残念ながらドラムのマサックさんはセットの影に完全に隠れちゃってほぼ見えませんでした

suisさん、1月のライブ「前世」では肩甲骨下位までのウェーブロングだったんですけど、今回ストレートボブでした…若干手前が長めだったかな……前髪は作ってなかった………あと白いライト多様されてたので確信したんですがsuisさんの髪色は青です(大声)髪の先がほんのちょい茶系の色なのかな〜ちょっと色違うなって感じでした
本当に楽しそうに歌いますあの人……出てきてライト当たった瞬間から笑顔です(逆光) 音楽にゆられて、でも盗作の世界観を崩すことなく、どこか気だるげで危なかしげな自由さで、本当に楽しそうに歌ってました……それだけで感動できちゃうんだわ suisさんは存在がかなり尊い
ロングワンピースに素足、テンポは右足でとる 前世ライブに共通するものが見れました感謝

n-bunaさんは相変わらずのエイミーヘア!(ノーチラスMVを見よう)黒髪に近い茶!!服着てるが分かる!細い!!!!!!!!!!
ハモリ綺麗!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!
去年頃からn-bunaさんがハモリで参加する曲がどんどん投下されて私は歓喜歓喜です 本人は自分の声は歌唱に向いてはいないと言っていたが、いい声なんだよな

そしてn-bunaさん含むギターベース陣3人、本当に気持ちよさそうに弾くんですよね キーボードのはっちゃんさんも一緒に
体全身で音楽奏でてる感じなのかね リズムのとりかたも見ていてすごく心地がいい
音楽をやってる人ってほんとなんでこんなにかっこいいんだろうなって思いました かっこいいよなぁ



そして今回いちばん私が泣きそうになったのが、n-bunaさんがsuisさんと、演奏中に目を合わせていたこと
ここからは月光ライブ終了後に投稿された、n-bunaさんのコラムの一部引用です


今だから言うが、東名阪の三公演はsuisさんを意図的に見ようとしていなかった。何というか、見る気が起きなかった。演奏中、偶に顔を合わせることはあっても、目は殆ど合わない。それは勿論自分の演奏に集中したいという意図もあるけれど、以前彼女が歌っている姿を見てつまらない気持ちが湧いたからでもある。
簡単に言えば嫉妬した。あの瞬間作品の中心は俺じゃなかった。文字にすると本当につまらない理由だなぁ。何であれ、あれ以来ライブ中に顔を合わせる気分には中々ならなかった。
どうせ大して見られてもいないコラムだろうし言ってしまうが、そもそもヨルシカを始めた頃からあの人が妬ましかった。俺には歌のセンスが無いからずっと彼女を羨んでいた。ただただ妬ましい。俺の作品を正しく物に出来るのが、自分ではなく他人であることがつまらない。デモで録る自分の歌の録音を聞くだけで無限に虚しくなれる。ヨルシカのデモ制作には、俺が男性キーで録った音源のピッチをソフトで無理矢理加工して、楽曲の完成形に近付ける工程がいつでも存在する。自分が作りたいものに対して、そもそも俺は生まれた性別から違う。
(中略)
彼らは俺には無いものを出会った当初から既に持っていた。音楽能力も、ボーカリストとしての資質も、曲を作り始めた学生時代から、喉から手が出るほど欲して止まない要素だった。キタニに関しては本人の積み上げた努力の賜物でもあるからまだ理解出来るが、suisさんに至っては、大して歌に携わっていたわけでもなく、音楽遍歴と言えば家で鼻歌を歌うくらい、と宣う人間がそれを所持していたんだから特に気に食わなかった。
(中略)
人生でそういった感覚を覚える事は何度もある。音楽だけでなく、小説でも、絵でも、映画でも、表現手段において今の自分には到底届かないものを見た時にそれが来る。醜い劣等感を覚える。表面上は何も無かったように隠すが、裏でずっと考えている。その波も過ぎた後に、ある種の諦めから気に食わないとだけ思う。邪念を持ったままだから真っ直ぐ目が見れなくなる。
他人が持っていて、自分が持っていない特別な一要素、それを才能と呼ぶことにしている。


とか2年前のライブで言ってたn-bunaさんが今回しっかりとsuisさんと目を合わせていた……そして私の見間違いじゃなければサインも送っていた……

っ…………………(泣)


ヨルシカの世界観やヨルシカという存在、曲、それが私は好きなんだけども、やっぱりこのでこぼこコンビがなぜか心地よくタッグを組んでいるってのが非常に尊いんだなぁ
n-bunaさんとsuisさんのちょっと人間超越してそうな会話とか、いつも逆を行く思想の話とか、そういうのも見守っていきたいって気持ちもあるんだよなぁ
いつまでも一緒にいてほしいが結婚してほしいわけではない男女。そういう人間ふたりが大好きなんだなぁ



でも結婚報告はケーキ買ってきてお祝いする気がする







ライブ内容の話。

私の記憶媒体がくそなせいで時間軸に則った記憶整理がひじょーに下手くそなんすね 曲ごとに、シーンごとにバラバラに覚えてる感じで

なので特に印象が強かった曲と最初の2曲、最後の2曲について話したい

「盗作」
重要すぎる曲。ライブ名でありキーワードでありコンセプトであり(以下略)
小道具も凝られていて、盗作(本)のかなり重要ものだった「ガラス」を模したものも出てきてもう胸熱である ライト反射してキラキラしてた……
これはインタビュー記事で見たsuisさんの言葉なんだけど、アルバム収録のあの音源が1度きりの良いと感じたものだったそうだ
さて…そう仰っていた曲を生でどう歌う…?
【結果】最高でした
2番の「名作を盗んだものだからさぁ!」部分でステージ照明がバッと真っ赤になったの鳥肌だったし、次の好きな歌詞(Mか?)でもう震え上がったよな…
何もかも失った後に見える夜は本当に綺麗だろうから、って歌詞、いつ聞いてもぞわっと心地いい震えが来るんだけど、今回は本当に震えた
次の音や歌詞が何が来るってわかってても、はじめて聞いた時みたいな感覚にさせてくれる曲だなぁと再認識。
そしてギターのn-bunaさんがいちばん暴れていた曲はこれだと思う
原曲にハモリを入れてない(はず)のところにハモリを入れていた
n-bunaさんが大切にしているものなんだなぁ…


「春ひさぎ」と「思想犯」
聞いて驚けスタートは春ひさぎでした さ、最高〜!?
ドカンとあの重低音がまだ耳が大音量に慣れない頃に容赦なくドカンされました(日本語)だいすき
ライトもピンク。めっちゃ妖艶かよ(違う)
テンション最初から爆上げされたところに思想犯(泣き崩れる音)(歓喜)
前奏から泣いてしまう 初っ端から涙出た
好き曲が続くと心臓に悪いと認識しました ありがとうございます

「春泥棒」と「花に亡霊」
綺麗曲二連チャン、しかも季節を繋いでいる曲 神か?神なのか?
春泥棒サビでぶわっと来て、花に亡霊でグズグズ泣きながら聞いてました
映像演出も綺麗だったんだ 会場全体に花びらが舞ったし、花火が上がった
ライブでよくあるようなボーカルにだけ光が当たって浮かび上がる演出も一際幻想的だったし、あのほんと、良かった泣



そしてライブの曲と同じくらい重要なパート、n-bunaさんによる物語の朗読のシーン
月光も盗作も、そのライブのアルバムの物語とは似て非なるオリジナルの話、そのライブのために新しく書かれた物語でライブが展開されていくんだよね だからヨルシカのライブはライブ見に行くと言うよりひとつの物語を臨床体験しに行くようなものだと考えている
ただ今回のライブは「盗作」である……………()()()
時を戻してライブ会場に入った時。
ライブ前に配られた紙、表紙には「生まれ変わり」という文字。
ヨルシカ民には馴染みがあり、そしてその題はどこかで既に見たものである___!
そう…盗作は「負け犬にアンコールはいらない」初回限定盤についてきたブックレット「生まれ変わり」を平然と盗用してきたんだな!文章も記憶にある限り全く変わりないです
(※割とやばいこと言っているようだけどつまりは同アーティストが自分の過去作を持ち出してきただけなので何も問題ないです)

盗作(アルバム)、負け犬から爆弾魔もパクってきてたから強いつながりがあるんだろうとは考えていたけどかなりこれは………うーんあとは考察班に任せた

話を戻してライブ内の物語、始まりはもう「生まれ変わり」と「盗作」(本)の盗作おじさんの幼年期が混ざりあったようなものだった。「盗作」(本)では1文でしか触れられなかった、亡き妻が信じていた前世や生まれ変わりの話を、主人公(恐らく盗作おじさん)が夢を見る形で回想していく話だった。
バス停のベンチ、空を見上げる半透明の幽霊、百日紅の花、生まれ変わりまた会えることを信じている…
負け犬の「生まれ変わり」の要素を、そのまま幼年期の妻の口から語り出したような融合の仕方をしていた。 盗作の仕方として本で語られていた技法が脳を過った。

そして物語の最後、ライブの終盤、どんな語り口かはちゃんとは覚えてはいないけれど、こんなことを言っていた


人は思い出でできている。思い出は記憶だ。人の魂は、記憶の欠片が混ざり、合わさってできている。それは生まれ変わりを経て解れ、記憶の断片はまた混ざり合い、形を作っていく。断片を寄せ集めできた人間、それすらも盗作である。


(もっと綺麗な言葉で、綺麗な綴りで、美しい文章でした これDVD出たら相当恥ずかしいぞ)
なんだか世界の神秘に触れた気持ちになるんですよね
誰かに知られては汚れてしまうような、彼の見た夢の一時をライブという形で体験してきたような……
私の使う言葉が悪いせいでなんか気味悪い宗教みたいな感じのイメージになりそうな気もしなくもないんだけども

日中のこの世とあの世の薄い狭間というか、田舎の夏の壊れてしまいそうな綺麗さとか、そういうのを凝縮した空間に、音もなく沈められてスっと夢から覚めるように終わりを告げる そういう空間でした……





すごい文字数になってきたのでそろそろやめます
やっぱりn-bunaさんの世界の見え方や好きな物、思想、それを表現する力が好きなんだなって再認識したし、suisさんは人間であるって再三確認したし(以降も続きそう)、夏に見れてよかったライブだと思いました とっても良かった!!


最後に
ヨルシカという器があるとして、その中に「夏草」「負け犬」「だぼやめ」「エルマ」「盗作」「創作」を次々に入れ、混ざりあっていくってのがn-bunaさんのヨルシカのあり方なんじゃないのかなぁなんて足りない頭がそんなこと考えてました n-bunaさんはヨルシカというもの自体が作品なんだみたいなこと言ってたな
雲と幽霊に見た百日紅がまさかこの夏に見られるとは思ってもなかったです
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