カゲノテクノ Kageno-Techno episode.1


※この作品には、一部青少年、公共的思想、倫理に適さないショッキングな描写が含まれています。
 青少年の閲覧には十分お気をつけください。
 また、本作はフィクションであり、実際の団体、人物とはなんら関係ございません。
 決して本作は犯罪を助長する意図で製作したわけではございません。
 本作をご覧の途中に、嘔吐やだるさが出た場合はすぐに閲覧を中断してください。
 本作をご覧になる際は、自己責任でご覧下さい。
 以上の警告をご理解の上、スクロールしてください。

 
 




 


もしも、人間の殺人や犯罪の経緯をまるでテクノロジーの進化のように表したら、どんなものが見えるのでしょうか?
日々テクノロジーは進歩し続けています。今、こうして話している間にも、数千万単位のものが作られているかもしれません。
それほどテクノロジーは世間の知らぬ間に進化し続けます。
では、人間の殺人や好奇心、犯罪の経緯をテクノロジーの進化に表したら、どんなものが見えるのでしょうかねえ。
殺人犯の心理には、典型的なパターンが5つあるそうです。
それは、利欲殺人。銀行から金を盗んだり、人からものを盗んだり。
2つ目には、隠蔽殺人という何かの悪事を隠蔽しようと、目撃者やそれを知っている上司、部下を殺したり……
3つ目には、葛藤殺人という怨恨などの理由から、殺人を犯すというものもあるそうです。
4つ目には、無定型群というあまり当てはまらないものがあるそうです。
5つ目には、性欲殺人という、性欲を抑えきれず、殺人を犯し、性的なことをする殺人のこと。
これらをもし、プログラムとしてあつかったら、どんな傑作が生まれるのでしょうか?
今夜から、新しい狂気の経緯、そして狂気から生まれる事件を題材に、小説を連載します。
もしかしたら、読んでいてロマンを感じる方もいるかもしれません。
そんな方はきっと怖いもの見たさに踊らされています。今後は注意してください。
とか言っている匿名3が危ないとか言われそうですが────。
では、こんな問題を提示しましょうか。
今、トロッコが走っています。そこで、二つの分かれ道がありました。
左には一人の作業員が、右には5人の作業員が。
さて、あなたはどちらのレバーを引き、殺しますか────?
 


 
───先生、人はなぜ罪を犯すのですか?
その言葉を聴いた時、僕の完璧な魂を揺さぶられた。
それは、僕の完璧な将来、僕の素晴らしき完璧な将来を崩壊させる一言だった。
罪。その言葉だけが強く頭の中に残ってしまったのかもしれない。
その言葉を聞いた時、とても刺激的な思いが脳内に強調された。
10年後の中学2年生になった頃────俺は中学1年のクラスでも落ちこぼれで、ひどく太った男子生徒をいじめていた。
毎日殴り、蹴りを繰り返し、時には目を10回程度殴っていたりもした。
あまりの快感を得た俺は、どんどんエスカレートしたいじめを行なっていった。
皮剥き器で彼の足の皮を剥いたり、火のついた枝を顔につけたりもした。
────それでも俺は満足はしなかった。
ある日の街中、俺は彼の後をつけ、隠し持っていたナイフで彼の背中を勢いよく突き刺す。
俺の顎に大量の鮮血がつく。
「あぁ……お…前……なに……して…んだ…よ……あ“……ぁ”…」
奴が突然、そんなことをべらべらとつぶやきながら、前へと倒れた。
「最後の死に様に何か言いたいことありますかー? 10秒以内に答えてくださーい」
彼の目が俺の方へ向き、憎しみの目に変わる。
「お…前…を呪……う……」
俺は奴の背中を足で押さえつけ、ナイフをぐっと引き抜くと、傷口から大量の血が噴き出す。
ナイフを抜き、ナイフをまた刺し、ナイフを抜き、ナイフを刺す。
そんな動作を繰り返し続けていた。
すると、横からトラックのようなものが走る音が近づいてきた。
俺は咄嗟に道から端へと避けると、彼の死体がトラックに跳ねられ、見事なまでに飛ばされた。
「あ」
彼の死体が見事なまでに鉄柵に刺さり、腹から大量の血が噴き出す。
同時に、周りからパトカーの音が聞こえてきた。そのまま俺は刑事に手錠をかけられ、パトカーに乗せられた。
───そこで俺の人生は崩壊した。
そこから俺は少年院に入れられ、壮絶な日々を送り続けていた。
頭は坊主にバリカンでバッタバッタと切られ、少年院内では非行少年といじめを受け続けた。
そして出所し俺は家へと帰ると、親から壮絶な虐待を受け続けていた。
それから10年後────妻と結婚し、子供も産んだが、俺の家はボロアパートである。
毎晩毎晩妻と喧嘩をし続けけ、俺たちは顔をも見合わせない【廃人夫婦】になっていた。
家に帰るとコーヒーを飲み、コンビニから飯を三つ買い、妻と息子で分けて食べる。
妻とは喋りも顔も合わせないまま、ただ1日を過ごすんだ。
俺の仕事も古い小さな小さな町工場。職場では悪口や陰口を四六時中いつも言われ続けている。
───あの人、昔に人を殺したらしいよ
そんな陰口が耳を塞いでも出てくる。眠りにつくと、毎晩毎晩その声がフラッシュバックして現れる。
しかしなんとか働いて金を稼げているだけマシだろう。
俺は今日も家に帰ると妻に離婚を切り出され、ただコンビニで買った飯を食いながら一日を過ごすのだろうか。
そんな不安を頭に浮かべながら、俺の住むボロアパートへと向かっていく。
酷く錆びれた鉄の階段を登っていき、自分の部屋へと歩いていく。
玄関の扉には「人殺し」「クソ」「死ね」「遺族に謝罪しろ」と書かれた何枚もの紙が貼られてあった。
「ったく、殺人犯にも人権があるんだよ。 書いたやつ全員ぶっ殺してやる。ハハハハハハハハハハハハハハハハ」
俺は悪魔のような笑い声を出しながら、玄関の扉に鍵を入れ、家へと上がっていった。
中に入ると、床には一滴の鮮血がついていた。
ポタポタと天井から赤い鮮血がリズムを立てながら、落ちている。
「なんだ? 血?」
自分の鞄から隠し持っていた殺人用のナイフを取り出し、ナイフを構えながら進んでいく。
「誰だ?いるなら言えよ。 なんだって、女房を殺した英雄なんだからな」
前へ前へと進んでき、謎のブロックなようなものを踏みつけた途端、部屋から大音量の歌が聞こえてくる。
「朝日〜朝日〜朝日〜は消えない〜」
「ったく、なんだよこれ…… もしかして、死んでるフリか?」
後ろから謎の気配が近づいてくる。後ろを咄嗟に振り返ると、タバコの吸い殻を持った刑事がいた。
「はい警察で〜す。ちょっと、お話よろしいですか〜? それとも、人殺しちゃったから処理手伝って欲しいんですかー?」
その言葉に俺の怒りが急スピードで頭に上り、ナイフで彼の腹を刺す。
「グサッ!!!!」という音と同時に大量の赤黒い血が噴き出す。
部屋に急いで走っていき、窓に飾ってある妻を殺す用の電動ノコギリで、彼の下半身を突き刺す。
「ブィーンブィーン!!グサッ!!ゴボゴボ!!」
刺した電動ノコギリを下半身から勢いよく抜くと、彼の口から赤い鮮血が噴き出される。
電動ノコギリを首に突き刺すと、首から大量の血が噴き出される。
「うぅっっ……ああああああああああ……お前……く……狂って……いやああああああああああ」
強烈な断末魔の声と共に、首から大量の骨と血管が噴き出される。
電動ノコギリを腹でぐっと押し込んだ途端、首が右へと動き、そのまま首が落っこちる。
切れそうになっていた下半身をぐっと切ると、上半身から内臓と小腸と骨が出てきた。
内臓と骨を首の断面にブッ刺し、首を電動ノコギリでミンチにする。
「ゴボゴボ……グチャグチャグチャグチャ……ゴボゴボ……ゴボゴボ……」
頭から脳みそと目が飛び出し、脳みそを彼の口に入れ、目を断面にぶっ刺す。
上半身から心臓を抉り出し、心臓を手でぐちゃぐちゃに破裂させる。
血管を彼の背中に勢いよくぶっ刺すと、背中から大量の血液が噴き出される。
「これが天罰ってやつだな。 思いしれ、殺人犯の人権を無視したことを。 人々を豚箱に入れたことを」
血のついた電動ノコギリとナイフを持ちながら、玄関の鍵を開け、すぐさまアパートの外へと飛び出す。
酷く錆びれた虫の漂う鉄の階段を下っていき、アパートの駐車場へと向かっていく。
駐車場にある自分の車を指を刺しながら探していく。
左から4番目にある自分の車の鍵でドアを開け、乗り込むと周りの人々が俺の様子を見ていた。
「ああああ、どいつもこいつもうぜえええええ!!クソガキどもがぁぁっ!!!!!!」
車のアクセルを勢いよく踏み、周りの人々を勢いよく跳ね飛ばしていく。
「うぅ……ああああああ!!」
杖で一生懸命に横断歩道を渡っている老人を勢いよく跳ね飛ばす。
今度はランドセルを背負いながら、車から逃げている小学生を壁に向かって跳ね飛ばす。
「ああああああああああああああぁぁぁぁああああ!!!!」
彼の腹にはガラスが突き刺さっていた。
次はその小学生の親を勢いよく跳ね飛ばし、母親はそのまま店の鉄柵に刺さり、腹から大量の鮮血が噴き出す。
今度は下校途中の20人程度の小学生を次々と轢いていく。
「グチャグチャ」という生々しい内臓の音と共に、ドミノ倒しのように倒れていく。
「嫌だあああああああああああああああああああああああ!!!!」
「グチャグチャ」という音をもっと聴きたくなったため、バック、進む、バック、進むをリズムに沿って繰り返していた。
悪魔のような笑い声を上げながら、次々と通勤中のサラリーマンを轢いていく。
「あ“あ”あ“あ”あ“あ” あ“あ”あ“あ”あ“あ” あ“あ”あ“あ”あ“あ” あ“あ”あ“あ”あ“あ” あ“あ”あ“あ”あ“あ”!!!」
バックミラーで後ろを見ると、俺は40人程度の人々を気付けば轢いていた。
あたりは血まみれの地獄絵図と化していた。俺は完全に制御が効かなくなっていた。
交番の銃を構えた警官を轢き殺し、銃を持った大勢の刑事たちを一斉に轢き殺す。
「「「「「「ああああああああああああぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」
赤黒い強烈な血飛沫と共に、一斉に生々しい断末魔の声が聴こえてくる。
彼らの死に様の表情はまさに、サスペンス映画の死ぬ間際の表情のようであった。
いや、あの映画は役者が上手いわけだから、普通はあんな顔はしないか。
「見ろ、一般国民よ、罰があたったな。 人権侵害!!お前らが生きてるだけで、人権侵害!!!!とっととくたばれクソババアとジジイ!!!!」
そのまま俺は人気のない場所目掛けて走っていった。
どんどん俺は工場や廃墟、人気のない場所へと入っていった。
右へハンドルを動かし、1番目撃情報が少なそうな廃墟へと車を停まらせる。
廃墟に落ちていた雑巾で血まみれの車を拭き、そのまま鞄を持ちながら、階段をひたすら登り続ける。
最上階まで行き、俺は1番奥の椅子へと隠れ、妻へと電話をする。
「おい!!お前、なんでいねえんだよ、今日はそんな日じゃ……」
────お前の女房と息子は今、ここにいる。
謎の機械のような声と共に、謎の「ニクイ」という低音の声が聞こえてくる。
「俺の妻と息子をどこにやった!? 息子だけでも返せよクソジジイぶっ殺すぞ!!! 俺の息子だけでも返せよ!解体作業が遅れるんだよ!!あのバカ息子のなぁ」
そう言った途端、電話が切れた。
「ったく……クソガキどもがせいぜい暴れてくれんねぇ……」
そうつぶやき、すぐさま鞄から電動ノコギリを手に取り、屋上へと登る。
屋上から下を見上げると、下には無数の数の警察が銃を構えていた。
鞄から電動ノコギリを取り出し、屋上から刑事の頭に向かって放り投げる。
刑事の頭に電動ノコギリが突き刺さり、頭から大量の赤い鮮血と共に、ミンチ状態になった脳みそが噴き出される。
「あああああああああああああああああああああ」
周りの刑事に脳みそと鮮血が吹きかかり、目を瞑ったその時、鞄から銃を取り出し、刑事の頭に次々と銃を発砲する。
「ハーーーイ!BAN!BAN!BAN!BAN! 無能警察よ、ざまぁみろ」
悪魔のような笑い声をあげながら、銃を鞄の中にしまう。
「アイツを……アイツを……アイツを……この手で解体して臓器を売買してやる……それが 英雄……」
 
午後4時23分、その頃古澤警察署は混乱状態に陥っていた。
ある一人の若手警部が受話器を持ち、ガムをくちゃくちゃと噛みながら、話している。
「え?なに? 55人が死んだ? めでたいことじゃないか」
狂気の笑みをこぼしながら、受話器に向かってこうつぶやく。
「これで俺らが捕まえたら、俺らは凶悪殺人鬼を捕まえたと、受賞されるかもしれない。 片っ端から、手を組んで捕まえろ。ハッハッハハッハッハハッハッハ」
彼は狂ったような笑みを浮かべながら、受話器をそっと置く。
スマホの画面を見ながら、階段で屋上へと登っていく。
屋上につき、景色に吸い込まれるように進んでいくと、警視庁から見た街の景色はまるで、地獄絵図のようであった。
そっとポケットからカメラを取り出し、カメラで死体の数々をズームして撮る。
「この街も、随分と愉快で明るい赤い街になりましたな」

その頃、俺は刑事に突き刺さった電動ノコギリを取るため、廃墟から外に出ていた。
刑事の頭に突き刺さった電動ノコギリを勢いよく取り出すと、大量の血液と脳みそが噴き出された。
そのまま車に乗り、サングラスをかけながら、アクセルを踏み、出発する。
すると早速、高齢者が道を渡るのが見えてきた。
当然俺は止まるのではなく、そのまま高齢者を吹き飛ばし、殺す。
すると、前から救急車がやってきたのが、薄くぼやけながらも見えてきた。
その瞬間、窓から救急車に向かって銃を発砲し、脳みそとバラバラになった腸のついた電動ノコギリを見せつける。
「ハッハッハ!ハッハッハ!」
笑いながら前を見ると、目の前にはコンクリートの壁があった。
「あ“あ”あ“ぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!!!!」
 
午後17時35分───とある男の客があまりいない古びた温泉で、温かいお湯に浸かっていた。
「ったく……疲れたもんだ。 あ、今日はサッキーの日か」
男が段々と温水の吸水口の部分へと近づいていく。
男は段々と右へと移動し、大きな穴の吸水口に、尻をつけてしまう。
その途端、腹と尻に凄まじい痛みが走る。なんと、内臓や腸、小腸が吸水口へと吸われているのだ。
「うぅ……あ“……あ”……あ“……あ“……ああああああああああああああああ!!!!!!!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
凄まじい断末魔の声をあげても、吸水口の強力な勢いは止まらない。
吸水口から大量の血が噴き出され、粉々になった内臓と腸があたりに飛び散っていく。
「ああああああああああああああああああああああ」
思わず耳を塞ぐような生々しい絶叫をあげた瞬間、天井の電気が誤作動を起こし、火がつく。
天井から壁へと火が段々と付いていき、右端の男の顔に火がつく。
「いやああああああああああああああぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ……うわああああああああああああああああ…いやだああああああああ”あ“あ”!!!!!!!!!熱い、熱ちいいいいいいいいい」
顔についている眼球に火がつき、眼球が溶け始める。
眼球の半分がお湯の中に入り、お湯が一気に血のお湯と化す。
顔の皮膚が爛れていき、だんだんと血や焦げた跡が現れていく。
顔から全身に火が渡り、全身から大量の血が噴き出され、男が絶命する。
その瞬間、天井の一部がお湯へと墜落し、彼の背骨と頭が折れ、あまりの重さにより、頭が切断される。
悲鳴で駆けつけた従業員が、彼の無惨な姿を発見し、断末魔の悲鳴を上げる。
「いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼の切断された頭部の表情は、まるで地獄の炎に焼かれた者の表情のようであった。

同時刻────とある暗い地下室のような場所では、赤ん坊がテーブルに縛り付けられていた───赤ん坊の幼稚な鳴き声が地下室全体に響き渡る。
すると、メスを手に持った謎の仮面で顔を覆った人物が、地下室に階段からやってくる。
椅子に座り、テーブルに縛り付けられている赤ん坊の腹をメスで突き刺す。
「うえええええええぇぇんうぇぇぇぇんうぇぇぇん」
「グチャグチャ」という音と共に、腹から大量の血液と血管が噴射される。
その瞬間、地下室のラジオカセットから、クラシックが響き渡る。
そのリズムに弾むように、赤ん坊の悲痛な断末魔が地下室に響き渡っていく。
腹にある切り傷から仮面の人物は、おどろおどろしい内臓や腸、小腸を手で抉り出す。
その途端、赤ん坊の鳴き声が途切れると同時に、大量の肉と血液が噴き出され、彼の仮面に赤い鮮血と肉が付着する。
  
───to be continued
  
【NEXT STORY】
吸水口で臓器吸い込まれ、頭がない火炙り死体────!
赤ん坊の臓器が解体された無惨な死体───!
サイコ刑事とついに対面─────!
中学時代に殺害した生徒の遺族の復讐、始まる。
【ラストの衝撃に備えよ】
 
カゲノテクノ Kageno-Techno episode.2
11月 18日(金) 公開

【公開直後映像資料】
資料A・https://www.dailymotion.com/video/x8fb3jr

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