no title
作成日時: 2017-12-24 21:28:49
公開終了: -
鞠莉「いらっしゃーい。さ、座って座って!」
曜「お、お邪魔します……」
曜(鞠莉ちゃんのプライベートルーム……いつ来ても緊張するなぁ)
鞠莉「んふふっ。今日は、曜とふたりだけのクリスマスパーティよ」
曜「昨日はみんなでパーティだったからね。大騒ぎで楽しかったよ」
鞠莉「みんな賑やかなのが大好きだからね。でも、今日はゆっくり過ごしましょ」
曜「わ、こんなに。昨日もたくさんご馳走になったのに……何だか悪いなぁ」
鞠莉「ノンノン、気にしないで。たくさん食べていって」
曜「こんなに食べたら太っちゃいそうだよ」
鞠莉「大丈夫よこのくらい。もし太っちゃったら、ダイエット一緒に頑張りましょ」
曜「あはは、そうだね」
鞠莉「それじゃ、メリークリスマス。カンパイ」
曜「かんぱーい」チリン
鞠莉「……はぁ、美味しい」
曜「んぐ……ん?これって……お酒?」
鞠莉「んふっ♪そうよ。シードルだから飲みやすいわよ」
曜「ダメだよお酒なんて……まぁ、美味しいけど」
鞠莉「でしょ?もっと飲んで飲んで」
曜「鞠莉ちゃんもあんまり飲んだらダメだよ?ほどほどにしておかないと」
鞠莉「いいじゃない少しくらい。私たちふたりだけの特別な日なんだし」
曜「そ、そうだけどさ……」///
鞠莉「あははは!それでね、ダイヤと果南ったらねー」
曜(すっかり出来上がっちゃってるよ。ほとんど鞠莉ちゃんだけで1本空けちゃったし)
鞠莉「ちょっとー曜、話聞いてるのー?」
曜「聞いてるよ。ていうか鞠莉ちゃん飲みすぎ!そろそろ止めておいたほうがいいよ」
鞠莉「いいの!今日はクリスマスなのよ。曜は全然飲んでないじゃないの!」
曜「グラス2杯くらいは飲んだよ……」
鞠莉「平気そうな顔してるし、まだ足りないでしょ?もう1本貰ってくるわ」
曜「いやいやもう止めておいたほうがいいって!」
鞠莉「いいのー!曜も飲むのよ!」
曜(ダメだ止められない。鞠莉ちゃんって絡み酒なんだなぁ。やれやれ……)
鞠莉「……うー」グッタリ
曜「ほらもう……だから飲みすぎないでって言ったのに」
鞠莉「うーん……きもちわるい……」
曜「困ったなぁ。横になる?ベッドに行こうか?」
鞠莉「うん……いく……」
曜「分かった。よいしょ……ほら、私に掴まって」
鞠莉「うーん……」フラフラ
曜「よいしょ、しっかり」
鞠莉「うん……えへへ……曜はやさしいね……」ギュ
曜「う……苦しい、力抜いて」
曜「よい……しょっと」ボフッ
鞠莉「ん……ありがと……」
曜「大丈夫?水か何か飲む?」
鞠莉「水……うん、飲むー」
曜「分かった。ちょっと待っててね」
曜「お待たせ。起きられそう?」
鞠莉「んー……無理」
曜「起きないと水飲めないよ。ほら、少しだけでいいから」
鞠莉「やだー。曜飲ませてー」
曜「横になったままじゃ無理だよ。ほら」
鞠莉「……もーう!こうして飲ませるの!」ガバッ
ちゅううううう
曜「!!!」
鞠莉「ね?ほら、早くー」
曜「あ……いや、これは……」///
鞠莉「おーみーずー!」
曜「……わ、分かったから、手を離して」
鞠莉「んへへ……」
曜(じ、じゃあ、水を口に含んで……いいのかな、こんなこと)ドキドキ
ちゅっ――
こく、こく、こくっ――
鞠莉「……ぷぁ……おいしい……えへへ」
曜「///」ドキドキ
鞠莉「よーうー!」ガバッ
曜「わわわ!」ドサッ
鞠莉「今日はここで一緒に寝るの!」
曜「く、くるしい……ちょっと、手を、はなして……」
鞠莉「やーだー!一緒に寝るのー!」ギュー
曜「わ、わかった!分かったから手を離して!」
鞠莉「にへへ……曜……」
鞠莉「だーいすき……」
鞠莉「………」
曜「あ、あれ?」
鞠莉「すー……すー……」
曜(寝ちゃったよ。もう、人騒がせな……)
曜(……でも、寝顔、かわいいなぁ)
曜(おやすみ。メリークリスマス、鞠莉ちゃん)
ちゅっ
おわり
お知らせ
実務でも趣味でも役に立つ
多機能Webツールサイト【無限ツールズ】で、日常をちょっと便利にしちゃいましょう!
▶無限ツールズ