こうはいじっけん(幼児退行)(4号編)


はっはっと荒い呼吸が無機質な部屋に響いている。4号は床にうずくまり、押さえつけるように自身の体を掻き抱いていた。白い肌は紅潮し目は大きく見開かれ血走っている。興奮でどろりと蕩けた瞳だけがギラギラと輝き異様な雰囲気を醸し出す。その視線の先にいるのは、スレッタ・マーキュリー。彼女は4号の異常な様子に怯えているが、その意味は分かっていないようだ。

スレッタが幼児退行してから4号は交配実験への参加を迫られても拒否していた。拒否を繰り返していたある日、ペイル社はスレッタに実験体を産ませるため4号の意思など関係なく交配実験を続けようとした。薬物で無理やり4号を興奮させ暗示をかけ強制的に交配実験を行わせたのだ。

「スレッ……タ、僕から……逃げて」
4号は欠片ほどしか残っていない理性を総動員して、スレッタに逃亡するよう促す。しかし、スレッタは意味も分からず怯えるばかりだ。薬物によって興奮が増幅した4号はスレッタに手を伸ばす。
「いやっ……ひっ……」
スレッタは本能的に恐怖を感じ、拒絶する。それが逆に4号を煽る結果となった。
「僕から……逃げないの?」
4号は一歩ずつスレッタに近づいてくる。その瞳は焦点が合わずゆらゆらと揺れ、表情も完全に正気を失っていた。
4号の手がスレッタの肩を掴むと乱暴に押し倒す。その力は異常に強く抵抗も虚しくベッドの上に転がされた。そして4号はスレッタの両手を掴むと頭の上でひとまとめにして押さえつける。そして自身の身体全体でスレッタを抑え込むように圧し掛かった。
「やぁ……いやあぁっ!」
スレッタは必死に抵抗するが4号に力で敵うはずもない。暴れるたびにお互いの服が乱れ肌が露わになっていく。薬のせいで理性を失った4号はただ目の前の雌を孕ませることしか考えられなくなっていた。興奮で獣じみた荒い息を繰り返しながら、スレッタの肌に吸い付いていく。鎖骨から首筋にかけて舐め上げるとスレッタの口から嬌声が上がった。その反応を見て4号はさらに執拗に攻め立てる。
「ぅ……ん……ふ……あぁ」
素肌の上を滑る舌の感触にスレッタは身体を震わせる。4号は首筋から鎖骨までを舐めるとさらに下に下がっていき胸の谷間をなぞるようにして舌を滑らせた。
「んっ……ふぁ」
4号の熱い吐息が肌に触れるたび、ぞくぞくとした感覚が背筋を走る。そのまま胸の飾りを口に含むと優しく歯を立てるようにして噛みついた。その瞬間今まで感じたことのないような強い刺激に襲われてスレッタは大きく仰け反った。
「ひゃううっ!?ふえ?なに……?」
初めての感覚に戸惑いながらも4号は執拗に同じ箇所を攻め立てる。その刺激によって徐々に胸の先端が硬さを持ち始めた。それに比例するようにスレッタの身体も熱を帯びてくる。
4号はその反応を見てさらに激しくしゃぶりついた。舌の上で転がすように舐めたり、吸い上げたりするたびにスレッタの口から甘い吐息が漏れる。
「んっ……やぁっ……ひぅっ……」
初めての感覚に戸惑うスレッタだったが次第に思考が蕩けていった。自分の身体なのに全く言うことを聞かずに勝手に反応してしまうのだ。知らない感覚が怖くてスレッタは身を捩る。しかし4号の拘束から逃れられるはずもなく、ただ耐えるしかなかった。
「やぁっ……こわいっ……たすけて……」
4号によって与えられる刺激に恐怖を覚えながらも、身体は徐々に快楽を受け入れ始めていた。スレッタの瞳に涙が浮かぶ。それを見た4号はさらに強く吸い付いた。
「んあぁっ!やっ、だめぇっ!」
4号の動きに合わせるようにしてスレッタの身体もビクビクと痙攣し始める。4号はとどめを刺すべく、胸への愛撫を続けながらスレッタの秘部へと手を伸ばした。既にそこは愛液で濡れており、シーツに大きな染みを作っていた。4号はそれをすくい上げるようにして秘芽に触れる。その瞬間今まで以上の快感に襲われてスレッタの口から悲鳴が上がった。
「ああぁっ!やだっ……こわいっ」
あまりの快楽にスレッタの瞳から涙が流れ落ちるが、4号は構わず責め続ける。
「やだぁっ!いやあぁ!」
泣き叫ぶ声を無視して4号はさらに激しく攻め立てた。秘芽を摘まんだり押し潰したりするたびにスレッタの腰が浮き上がり、背中が大きく反り上がる。
「やだっ!やめてぇ!」
スレッタは必死で抵抗するが4号に力で敵うはずもない。そのまま絶頂へと押し上げられていく。そして次の瞬間、一際大きく身体を痙攣させて達した。
4号はぐったりとしているスレッタから一度離れると、自身のズボンに手をかけて一気に下ろす。すると既に怒張しきった肉棒が現れた。スレッタはぼんやりとした意識の中、4号が何をしようとしているのか分からず怯えた表情を浮かべる。そんな様子も構わず、4号はスレッタをひっくり返して四つん這いにさせた。そして腰を高く上げさせると、自身のものをスレッタの秘所にあてがい一気に貫いた。
「ああぁぁっ!!」
あまりの衝撃にスレッタは大きく目を見開き絶叫する。4号はそのまま激しい抽挿を開始した。
「あっ……あぁっ!やぁっ!」
4号は容赦なくスレッタの奥を突き上げる。その度にスレッタの口からは悲鳴のような喘ぎ声が漏れた。スレッタは訳も分からないまま後ろから貫かれ、顔も見れず揺さぶられる不安からぽろぽろと涙を流す。
「うえぇぇ……あんっ、これ、やだぁ……」
スレッタは泣きながら訴えかけるが4号は止まらない。それどころかさらに激しく責め立てる。
「ひっ……ぎゅって、してぇ……」
スレッタの懇願に4号は一瞬動きを止めたが、再び激しく腰を打ちつけ始めた。スレッタは身を捩りながら泣き叫ぶ。
「うえぇ……ああぁぁっ!やっ、やぁぁっ!」
その様子を見て4号は興奮したのかさらに動きを速めた。肌と肌がぶつかり合う音が響く。スレッタの口からは意味を持たない喘ぎ声だけが漏れ出た。
「ふぁっ!やっ、あっあぁぁんっ!」
4号はスレッタの首筋を舐め上げながらさらに奥へと突き入れた。子宮口を突かれるたびに目の前がチカチカとするほどの刺激に襲われる。もう何も考えられないほど思考が溶かされていた。そして一際強く腰を打ち付けると大量の精を吐き出す。それと同時にスレッタもまた絶頂を迎えた。4号のものが脈打ち熱い液体を流し込まれる感覚にすら感じてしまい、身体がビクビクと痙攣した。4号はスレッタの上に倒れ込み荒い息を繰り返す。しばらくそのままの状態でいたがやがてゆっくりと自身を引き抜いた。
「あぅ……」
ずるりと引き抜かれる感覚にも反応してしまい、スレッタは小さく声を漏らした。
4号はそのままスレッタの隣に横になるが、まだ興奮が収まらないのか息が荒いままだ。
「やだっ……もう、やめてぇ……」
4号はそんなスレッタの言葉を無視して再び覆い被さった。そして今度は正面から挿入する体勢をとる。
「やっ……もうやだぁっ!やぁ!!」
スレッタは必死で抵抗するが4号は力ずくで抑え込む。そしてゆっくりと挿入を始めた。一度受け入れたせいか最初ほどの抵抗はなく、すんなりと奥まで入っていく。そのまま抽挿を始めると、スレッタの口から甘い声が漏れた。
「やぁっ……んっ……あぁっ」
スレッタは無意識に4号の動きに合わせて腰を揺らし始める。その様子を見た4号はニヤリと笑いさらに動きを速めた。
「あっ……やっ、ああぁっ!」
4号のものが最奥まで突き入れられる度、目の前がチカチカとした光が弾けるような感覚に襲われる。スレッタはその感覚から逃れようと身を捩るが、逆に強く感じてしまい余計に追い詰められていった。
「ひゃうっ!だめぇっ!へんになるぅっ」
4号は容赦なくスレッタを責め立てる。先程までとは比べ物にならないほど強い快楽にスレッタは喘ぐことしかできない。
「やっ、あぁんっ!やらぁっ!」
4号はスレッタの言葉を無視してさらに激しく動いた。あまりの激しさに結合部から愛液が飛び散りシーツを濡らす。4号はスレッタの両足を抱え込むようにして持ち上げると上から押し潰すようにして体重をかけた。その体勢によりより深く突き刺さり、今まで感じたことのないほどの圧迫感にスレッタは大きく目を見開いた。
「やあああぁぁっ!!」
あまりの衝撃に一瞬意識を失いそうになるが、すぐに次の快楽を与えられ覚醒させられる。スレッタは涙を流しながら4号に懇願した。
「やぁっ!やらぁっ!こわぃ……たすけてぇ」
4号は聞く耳を持たずひたすらスレッタを攻め続ける。そしてついに限界を迎えたのか一際強く腰を打ち付けると熱いものを吐き出した。それと同時にスレッタも絶頂を迎える。そのまましばらく余韻に浸っていたが4号は再び動き出した。
「やっ、もうっ、ゆるして……」
弱々しく首を振るスレッタを無視して4号は抽挿を続ける。
「んっ……やぁっ!あぁんっ」
4号の動きに合わせてスレッタの口から甘い声が上がる。その様子を見た4号は興奮したのかさらに動きを速めた。スレッタの頭の中は既に真っ白になっていた。ただ本能のままに快楽を貪り、理性を保つことすら難しい状態だった。そんな状態になってもなお、スレッタの身体は貪欲に求め続けているようだ。4号はスレッタの背中に手を回すと自分の方へ引き寄せた。
「ひゃうっ」
スレッタはバランスを崩して倒れ込みそうになるが、4号はそれを許さないとばかりにさらに強く引き寄せる。そして自分の膝の上に座らせるようにして下から突き上げた。その衝撃でより深くまで入り込んだ肉棒の先端が子宮口をこじ開ける。スレッタはあまりの衝撃に身体を大きく仰け反らせ痙攣した。しかしそれでも4号は動きを止めず何度も激しく突き上げ続ける。その度にスレッタの口から悲鳴のような喘ぎ声が上がった。
「あっ!あぁっ!やぁっ!やらっ!」
4号は容赦なくスレッタの身体を揺さぶる。そのたびに結合部からは愛液と精液が入り混じったものが溢れ出てシーツに大きな染みを作った。
「やっ、だっこ、だっこ、して!」
スレッタは快楽で涙を流しながらも懸命に訴える。しかし4号は無言のままだ。そのことが悲しくて、寂しくて、怖くて仕方がない。だからスレッタは泣きながら何度も呼びかけた。
「おねがい……ぎゅっ、して……」
4号はただ黙ったまま腰を動かし続けるだけだ。スレッタの目からぽろぽろと涙が零れるが拭うことすら出来ない。ただひたすら与えられる暴力的なまでの快楽を受け入れるしかなかった。やがて限界を迎えたのか4号が動きを緩めたかと思うと熱い液体が注ぎ込まれる感覚があった。その感覚は今まで感じたことのないほど強いもので、スレッタは背中を反らせて痙攣した。
「あっ……ふぇぇ」
4号との行為による快楽でスレッタは完全に蕩けきっていた。目は虚ろで焦点が定まっていない。既に抵抗する意思はなくされるがままだ。4号はスレッタの身体を持ち上げるとずるりと引き抜く。すると栓を失った秘部からごぽりと大量の白濁液が溢れ出した。
「あぅ……」
4号はそれを気にする様子もなく今度は四つん這いになるように指示する。スレッタは従順にそれに従ったが、力が入らず上手く動けないようだ。そんな様子を見て4号は仕方ないといった様子でため息をつくと無理矢理尻を持ち上げるような形で挿入した。
「ひゃうっ!」
突然の衝撃にスレッタは大きく目を見開く。しかし4号は容赦なく抽挿を開始した。
「やぁっ!やらっ!」
スレッタは嫌々と首を振りながらも4号の動きに合わせて腰を揺らす。その様子を見た4号は興奮したのかさらに激しく動いた。
「あっ、やっ……あぁんっ!」
4号のものが引き抜かれる度にスレッタの中から大量の精液が溢れ出る。その感覚すら今の彼女には快感として受け取ってしまうようで甘い声を漏らした。しかしそれでもなお4号は動きを止めない。それどころかさらに激しさを増していった。スレッタの口からはもはや意味のある言葉は出てこない。スレッタが気を失った後も4号はひたすら彼女を犯し続けた。スレッタの身体に自身を埋め込んで子宮口をこじ開けようとするかのように強く押し当てる。その度にスレッタの身体は痙攣し秘部から愛液と精液の混ざった液体を垂れ流した。
「んっ……あぅ……」
スレッタは4号の動きに合わせて小さく声を漏らすが、意識は完全に失われている。それでもなお快楽を求めるかのように腰を動かし続ける姿はまるで壊れた人形のようだった。
「あっ……あぁっ」
スレッタは4号の動きに合わせて喘ぎ声を上げ続ける。その顔は涙や唾液で汚れており、とても見られたものではない状態だ。しかし今の彼女にはそんなことはどうでも良いのだろう。ただひたすら与えられる快楽に身を委ねるだけだ。スレッタは無意識に4号の背中に手を回しぎゅっと抱きつくような姿勢になった。そして無意識のうちに腰を動かし始める。その動きに合わせて4号が突き上げると、今まで以上に強い刺激に襲われてスレッタは大きく仰け反った。
「あっ……あんっ」
4号はスレッタの反応に構わず激しく責め立てる。そのたびに結合部から愛液が飛び散りシーツに大きな染みを作った。その後、数時間ほど経っただろうか。ようやく4号が満足したらしく行為が終わるとスレッタはベッドの上でぐったりとしていた。身体中がベトベトで見るも無惨な状態だ。しかしそれでもなおスレッタの秘部からは精液が溢れ続けている。
4号は立ち上がるとスレッタの身体を抱き上げてシャワールームへと連れて行った。そしてお湯で洗い流していく。その間もスレッタはされるがままだった。
「あぅ……」
スレッタはぼんやりとした意識のまま、ただされるがままになっている。そんな様子にも構わず4号は淡々と作業をこなしていった。やがて全身を洗い終えると、今度はタオルで水気を拭き取っていく。その動作すらスレッタにとっては快感として受け取ってしまうようで時折小さく声を漏らしていたが4号は特に気にする様子もなく黙々と作業を続けた。最後にスレッタの身体を乾かすと、4号は再びスレッタを抱き上げ寝室へと戻る。ベッドの上に寝かせるとそっと毛布を掛けた。
「ごめん……」
4号はぼそりと呟くとスレッタの髪を撫でる。その表情はとても悲しげだった。4号がそうしていると、いつの間にか眠ってしまったようだ。しばらくすると小さな寝息が聞こえてきた。それを確認した4号は静かに立ち上がる。そして部屋の扉へと向かうとそのまま部屋を出ていった。
お知らせ
実務でも趣味でも役に立つ多機能Webツールサイト【無限ツールズ】で、日常をちょっと便利にしちゃいましょう!
無限ツールズ

 
writening