痴態鑑賞トラップ

『んんッ〜イクゥ〜〜〜♡♡♡♡』

「……………………」
画面に移る橙色の髪の少女はあらゆる痴態を受けている。
何を隠そう彼女はクリームヒルトのマスターであり、ここへ送ったカルデアの1人だ。

(体を固定されたと思えば、こんな映像を)

親しくしている彼女が哀れになるほど桃色の声をあげている姿をただ見せられる。
何も抵抗も出来ずにただひたすらと。

『あんっ♡♡あんっ♡♡きもちぃよー♡♡』

思わず目を背けたくなるが、1度それで失敗している。
ここの主は最後まで自分の目で確かめろと言うらしい。

『あぁんっ♡♡クリームヒルトも早く堕ちちゃお〜♡♡頭いい空っぽでぇ♡♡』
映像が終わる。
固定された器具もクリームヒルトを解放し、自由の身となる。

そして
「二度とこんな幻を見せないことね」
画面を叩き切る。

少女で居られなくなってしまった彼女を侮辱する映像は、深い好意をもつ訳ではなくても腹が立って仕方がなかった。

「これであなたの首を跳ねる理由が増えたわね」
どこかに向けて呟く。