過去の記録


「なぁなぁ傑〜」
「どうしたんだい?悟」
「めぐちゃん先生にいつも怒られんのムカつくし」
「それは悟が悪いからじゃ」
「弱み握ってやろーぜ」
(聞いてないなこれ…)
五条と夏油はいっつも問題行動を起こしている。前なんて1年の教室の窓が全部割れていた。なぜそうなる。ちなみにそのときは家入も共犯らしい。東京校の1年は問題児しかいないな
「なんか黒歴史とかねーの?」
「さぁ?」
「お前らなんの話してんだ?」
「あっ硝子!めぐちゃん先生の弱み探してんの」
「何か知らないかい?」
「聞くんじゃなくてたまには自分で探せよ」
「「それだ!!」」
なんやかんや集まるこの3人。集まると碌なことがない3人。そんな3人は弱みを探すために、過去の生徒の記録がある倉庫に行くことになりました。この倉庫は本来生徒は入れないはずだが…
「…やっぱ鍵がかかってるね」
「あ、それならこーしちゃえばよくね?」
「五条?当然のように術式で開けないでくれるか?」
「アラートなってるよ。悟」
「やっべ、術式使うなって言われてたんだった」
ゴリ押しで開けやがった。こんなことするから術式つかうとアラートなるようになるんだよ
「うわ、埃っぽいな」
「どれだけ掃除してないんだ?」
「めぐちゃん先生の世代のやつ探せー!」
「五条走るな!埃が立つ!」
「10年くらい前だし奥のほうかな」
_数分後…__

倉庫を探索していた3人。無事、2005年〜2009年の記録を見つけることに成功した。…のだがその記録に違和感があったのだった
「傑…めぐちゃん先生の時って生徒何人だっけ」
「4人…って噂で聞いたんだけどね」
「3人しか記録残ってねぇけど」
ご存じの通り、消されている記録は虎杖のことである
「しかもこの写真は1人分黒く塗りつぶされてる」
「はぁ?何でそんなんあんの?」
この写真は、処分予定だったが、御三家の特級術師の権利で残した。が、虎杖のところだけ上層部に塗りつぶされた
「お前ら、名前切り取られてる反省文あったぞ」
「硝子がやったんじゃなくて?」
「やってねーよ!!」
この反省文は、パチの反省文である。秤のは名前が残っている
「…1人意図的に消されているように見えるけど」
「あー…確かに」
「「「……怖…」」」
「…そろそろ逃げないと先生にバレそうだな」
「アラートなった時点でバレてんだろ」
「!硝子天才か?…じゃあ逃げないとやばくね?」
「そうだな」

こうして、消えた一人の生徒の詳細を探ることが始まったのである。まじでクソ上層部が!

おしまい
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