現パロ・中学生メンバー募集中


「丁度いい所に。カルナ。クー・フーリン。共にサッカーをせぬか」
「暇だったし良いぜ。で、どこと戦うんだ?」
「構わないが、相手になるのか?」
「相手はB組だ。カルナも気合が十分なようだな」
「そうか。なら、俺の方でもメンバーを探してこよう」
「頼むぞ。今日という今日は地衛門を下してやろう」
「なるほど。B組との戦いですか」
「ならば晴信がいますね。良いでしょう。この毘沙門天の化身が味方になりましょう」
「面白そうな話をしているな。その試合、僕達も参加させてもらおうじゃないか」
「なんでわしまで参加なんじゃ……」
「この前のお菓子代。まだ返してもらってないんだけど」
「わしはサッカーも天才じゃ!任せちょけ」
「カルナが参加するなら俺達も参加するぜ!!」
「私は別に参加したいわけじゃないんですが……。どうしてもと言うなら参加してあげますよ」
「あー、正雪。誘っておいて何なんだが今回は」
「うむ。きちんと皆の手綱を握れば良いのだな」
(やる気になってしまったか……)

ヤマトタケルは集めたメンバーを連れ勢いよくB組の扉を開けるとその勢いのまま地右衛門に迫った。
「地右衛門!疾くサッカーをするぞ」
「帰れ。誰が貴様らとサッカーなんてするか」
「地衛門!断るなんて格好悪いぜ」
「あ゙ぁ!」
「そうだ。逃げるなんて騎士にすることじゃないだろ」
「てめぇ等が勝手にやってろ。俺を巻き込むな」
「もしかして……。君さぁ、負けるのが怖いの?」
「んなわけがあるか!」
「よぉし、俺達と地衛門は参加だな。他に誰か参加するやつはいるか?」
「話を聞け!」

「晴信も逃げるつもりですか?」
「まさか、敵前逃亡なんてしませんよね?」
「誰がするか!」

「カルナ。貴様も参加するのか」
「あぁ。だが、アルジュナ。お前は参加しないのだろう。大人しく横で見ていると良い」
「……良いだろう、その挑発に乗ってやる。オルタも良いですね」
「全ては些事」

「面白そうじゃのう。わし等も参加するぞ、勝蔵」
「良いけどよぉ……、アイツら全員弱そうじゃねぇか?」
「まぁまぁ、そう言わずに。遊びなんで楽んだ者勝ちですよ」

「以蔵さんも参加するのかい?」
「そうだよ。坂本くんも参加しないかい?」
「うーん。僕は運動は苦手なんだけどな」
「リョウマが出るならお竜さんは応援するぞ」
「それは良いところを見せないとなぁ」

「……正雪。今回は見学に」
「大事ない。今日は体の調子が良いのだ。そんなに案じることはない」
「そう言うことではないのだがな……」

前回は基本的に大人し目のメンバーのため、熱中はするけどギリギリでルールを守っていた。
前回の時に一緒にサッカーは出来ないなとしょんぼりしていた正雪先生を見ていた伊織殿が正雪先生を誘っている間にヤマトタケルが近くにいた同級生に声をかけて集めているが謙信達からはヤマトタケルも予想外のメンバー。
最初のうち、正雪先生は朝礼台の上で見てたけど、誰も審判の指示で止まらないので走る羽目になった(それで止まるかは別)。
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